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短歌のリズムで

言の葉が群れをなすかな鰯雲 暮れゆく空で歌になるらむ

答えのない旅

身動きが取れるくらいの自由なら、少しくらいの規制はまだ心地よく感じます。正論が融通を失って自らをも縛り始めたとき、自由は圧縮されて途端に窮屈になってしまいます。ルールは確かに必要だけれど、そのど真ん中にはルールの先に描かれた景色があってこそ。人が何を思い描いてルールを敷いているのか、そこを逸脱してしまう単に機械的な制約になってしまいます。本当に責められるほどはみ出してしまったのか、そんなことも考えないで君に意見した僕の横を、なぜだか君は憐れむような視線で通り過ぎてゆきます。
相変わらず、君も僕も答えを探し続けています。大人のルールににじり寄られながら。

正しさは鬱陶しさとパレットに君がぶちまけたビリジアン

24色は全部「そらのいろ」だった。大人になって減ってゆくまで。

2019年8月26日
短歌 ミルク
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プロフィール

HN:
ミルク
性別:
非公開
趣味:
頭の体操
自己紹介:
気づく人だけが手に入れられる
輝きを求めて、日々の宝探しを
楽しむように短歌のリズムで進む
足あとのようなものです。

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