あのウォーレンバフェット氏が遂に新規投資を開始しました。先日は投資先がなくて現金で保有してるというコメントを出していた、世界1の投資家ウォーレン・バフェット氏ですが遂に動き出しました!
それはなんと公益セクターの【D】ドミニオンの設備を買収したということです!驚きました。ただ実は低金利状況において、伸び悩んでる公益セクターですが、今後の事を考えると非常にロジカルな投資だと印象をうけました。(偉そうな感じに聞こえたらごめんなさい。)
では米国株投資家もみあげの「バフェット氏が新規買収1兆円!意外な買収先の理由とは?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
バフェット氏の買収先
バフェット氏の買収先
バークシャー・ハサウェイが【D】ドミニオンエナジーの天然ガス貯蔵・送電資産を総額97億(40億ドル設備・60億ドル負債)ドルの取引で買収を発表しました。
バークシャー・ハサウェイのエネルギー子会社(ティッカー:BRK.A)は、7,700マイルの天然ガスパイプライン、広大な貯蔵施設、メリーランド州の液化天然ガスの輸出、輸入、貯蔵サイトの25%の株式の所有権を取得する予定という事です。
バフェット氏は発表の中で、
「すでに強力なエネルギー事業に、このような素晴らしい天然ガス資産のポートフォリオを加えることができ、非常に誇りに思っています」と述べています。
実は自分は公益事業に関しては現在低金利において低迷していますが、金利上昇によって今後大きな恩恵を受けるのではないかと考えていたので、驚きました。ちなみに自分は【D】のホルダーです。
【D】ドミニオンエナジー
【D】ドミニオンエナジー
公益セクターに属する銘柄です。配当率は4.55%です。今回の買収によって、ドミニオンは2020年の営業利益を1株当たり3.37~3.63ドルと予想していると警告している。前回のガイダンスでは1株当たり4.25ドルから4.60ドルだった。同社はまた、第4四半期の配当金を1株当たり94セントから63セントに減配することを計画しています。
いってみれば減配ですね。【D】ドミニオンエナジーの今後に関しては、事業整理という形になるので、事業縮小という形になります。ただ元々40億ドルの設備に関しての買収で、60億の負債まで処理できるので、【D】にとってもありがたい事だと思います。
チャートを比較してみても、実はS&P500よりも1年間のパフォーマンスに関しては【D】の方が上なんですよね。
*Bloomberg
公益セクター派金利上昇局面で有利
現在はゼロ金利です。ただし今後コロナからの経済回復が成し遂げられたら、金利上昇の可能性があります。
金利上昇局面にかけては、公益事業は下記デメリットが発生します。
1.発電所などの建設のためなどの借り入れに伴う利払い負担が増加する
2.資産やキャッシュフローの現在価値が低下する
3.相対的な配当利回りの魅力が低下する
しかし金利上昇が発生すると、
1.借り入れコストはタイムラグをおきながらも電力料金に価格転嫁される
2.金利上昇の背景ともなるインフレ率の上昇は、電力料金などの公共料金引上げの算定ベースにもなっており、利益、配当の増加につながる
要するに今の状況はゼロ金利ですが、長期的に再度金利が上昇する事を考慮すると、低コストで設備投資を行って、収益性は我慢の時間が続きますが、いざ金利上昇が発生した場合は大きなリバウンドが期待できるという事なんです。
まとめ
では「バフェット氏が新規買収1兆円!意外な買収先の理由とは?」をまとめていきますね!
自分は今回のバフェット氏の買収には一つ大きな意味があると思います。バフェット氏は間違いなく今後の米国経済の復活を信じてるという事です。
先に記述したように、公益事業というのは金利上昇によって、インフラの恩恵を受けて利用料金を値上げすることが可能です。それによって大きな利益を得ることができます。低金利状況においては設備投資を低コストで行える反面、利用料金はダウンして収益性は悪化してる状況です。
本当にバフェット氏は米国がここから復活して更に経済成長をしていく事を信じてるんだろうなと強く感じる報道でした。これは米国株投資家には非常に嬉しい事だとポジティブに受け取っていいと思います。
では皆さんの米国株投資による長期的な素晴らしい資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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