米国株は全面安！ダウ-1.44% ナス-1.65% SP500-1.63% ラッセル-1.24% 自分-0.57%となっています。今日は完全に垂れてしまいました。ただ悲観的になるほどの出来高でもないですし、材料がない状況では致し方ない気がします。
今日はオープン時からグダグダしそうな雰囲気でしたが、時間と共に需給が悪化、ショート割合も増えていって、最終的には民主党側の追加経済政策合意には悲観的といった内容で全面安となりました。（まだ追加経済政策の合意を期待しているのか？？）
月曜日からこの状況なので、今週はあまり上昇を期待できる状況にはならないかもです。VIXはまた逆戻りしましたが、全体的な指数はまだ堅調なので大崩れするリスクもそこまでは無いような気がします。
米国株投資家もみあげの「米国株は全面安！ポジティブ材料無いが悲観必要なし！？」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.09％(151.48→151.61)
・大豆油指数が▲1.42％(33.01→32.52)
・原油価格40.75→40.62ドル/バレル
・ゴールド1899→1901(+0.09%)
・10年債0.746→0.764(+2.23%)+1.8bp
・VIX指数+1.63% （27.41）→+6.06% （29.07）
今日はオープン時から軟調な状況でしたが、先物関係はそれほど崩れていないのが分かります。但しVIXだけは追加経済政策期待が厳しいという報道で一時30近くまで上昇するといった状況でした。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 71,174,379 vs 1日67,840,128
3日前の出来高
10日平均 73,346,771 vs 1日50,672,404
2日前の出来高
10日平均 68,734,532 vs 1日57,578,759
1日前の出来高
10日平均 65,900,424 vs 1日67,807,626
本日の出来高
10日平均 65,907,499 vs 1日59,078,629
SPYの出来高は1日前より下落しています。今日は全面的に売られていました。過熱感は特には無いという事も分かります。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 44,252,091 vs 1日 56,352,084（VOO2,219,928）
3日前の出来高
10日平均 47,958,202 vs 1日 35,997,485（VOO1,894,511）
2日前の出来高
10日平均 46,738,244 vs 1日 41,302,031（VOO2,457,113）
1日前の出来高
10日平均 45,987,639 vs 1日 37,648,795（VOO1,657,335）
本日の出来高
10日平均 42,494,971 vs 1日 34,935,942（VOO2,157,521）
QQQの出来高も減少です。VOOだけ上昇しています。個人投資家は押し目と判断して一部買いに入った気もします。QQQも時間外は上昇しているみたいです。マーケットは垂れてしまいましたが、それほど悲観も必要ないかなと感じるのはこういった部分です。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター
米国空港利用者の3月中旬以来最多の100万利用者超という報道で航空系は上昇。相変わらずクリーエネルギー好調、【SPWR】【ENPH】【SEDG】などは最高値更新。ハイテクグロースの巣篭り系も好調でした。
下落セクター
大型銘柄は全面安でした。GAFAMが不調が継続、投資家的には積極的に買う局面でもなかったので仕方ないかと。但し押し目を狙って買いが入りそうな雰囲気もあるので、今日は仕方がなかったかと。
主要銘柄の状況
AAPL： 10日平均143,014,761 vs 本日118,347,866(1日前112,442,447）
パフォ（本日▲2.54% 1日前▲1.4%）
機関投資家比率 本日60% 1日前60%
→出来高は金曜日とはそれほど大きくは変わらないです。単純に売られたと言えそうです。GAFAMは決算までは軟調になりそうです（10月29日決算）
TSLA： 10日平均 39,609,195 vs 本日35,690,477(1日前31,999,065)
パフォ（本日▲2.01％ 1日前▲2.02％）
機関投資家比率 本日44% 1日前44%
→出来高は昨日より上昇です。こちらも単純に売られたと言えそうです。テスラも明後日決算なので、今の状況なら売りが先行しても仕方がないです。（10月21日決算）
AMZN：10日平均 5,288,923 vs 本日5,093,900 (1日前6,211,565)
（本日▲1.97％ 1日前▲2.42％ ）
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は1日前より大幅下落です。アマゾンも売られました。アマゾンもポジティブニュースなし、決算までは軟調が続くかもしれません。（10月29日）
コロナ状況（ネガティブ）
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移
今日は感染者増加数は下落しました。しかしここから2日前の上昇をまた超えてしまうと更に感染が拡大したことになるので注意です。
NYタイムズがコロナ状況をマップ化してくれています。7月時点と10月時点を比較すると明らかに感染者数が増加してしまっているのが分かります。
U.S. Virus Cases Climb Toward a Third Peak - The New York Times
米国コロナ死者数推移
10月5日400人増 vs 本日385人増です。今日は死者数の推移には変動がありませんでした。感染者数は増加していますが、死者数が多少減少しているのがせめてもの救いです。
10月1日206,928人（前日対比930人増）
10月2日207,808人（前日対比880人増）
10月3日208,716人（前日対比908人増）
10月4日209,394人（前日対比678人増）
10月5日209,794人（前日対比400人増）
10月6日210,192人（前日対比398人増）
10月7日210,909人（前日対比717人増）
10月8日211,801人（前日対比892人増）
10月9日212,773人（前日対比972人増）
10月10日214,377人（前日対比1014人増）
10月11日213,787人（前日対比590人増）
10月12日214,771人（前日対比394人増）
10月13日215,085人（前日対比314人増）
10月14日215,902人（前日対比817人増）
10月15日216,872人（前日対比970人増）
10月16日217,700人（前日対比828人増）
10月17日218,599人（前日対比899人増）
10月18日219,289人（前日対比690人増）
10月19日219,674人（前日対比385人増）
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は全面安！ポジティブ材料無いが悲観必要なし！？」をまとめていきますね！
今日の下落は本当に仕方が無いと思います。今は積極的に買う材料がないです。今までマーケットを先導してきた銘柄達、GAFAMやテスラーで好決算がでるなど、需給を戻す要素があればいいですが、それが無ければ正直ネガティブ材料の方が多いです。
コロナ感染拡大・追加経済政策は厳しい・大統領選挙はどちらか不透明です。むしろこの状況でここまで底堅い状況を考慮した方がいいと思います。
もちろん約束はできませんが、悲観的になりすぎずに落ち着いて投資していきたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
＊投資判断はあくまで自己責任で
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