本日もケンズ鉄道にご乗車いただ
きましてありがとうございます。
昨日から、例年の冬らしい厳しい
寒さの気候となっています。
それまでは、地球温暖化の影響か、
そうでないのか、朝、氷の張らな
い暖かい冬となっていました。
また来週からは暖冬に戻るとの
こと。
専門家でなくとも心配になる昨今
の気候です。
「んー、それにしても世界に
ひろがってしもたウイルス、
たいへんやねー (>_<)」
うんうん、最初は大したことが
ないようにも言っていたよねー。
当初、感染者数十人、死者も
数人程度という中国の発表から
始まった今回のウイルス騒動で
す。
ご存じの通り、現在はとんでも
ない広がりを見せており、特に
医療環境の遅れている地域では
深刻な状況のようです。
「ウイルスのふえ方は
ほんまにあっとゆーま
やねー」
そうだねー、ウイルス自身は細胞
に備わっている繁殖本能に従って
いるだけなんだけど、なんとも恐
ろしいほどの増殖力だねー。
自分(ウイルス)が住み着いた人
間の体が命を落とすこともお構い
なしに、そうなれば自分たちの大
半だって生きては行けなくなるの
に、ただただ増え続けてゆく・・・。
「ん?、おじちゃんどないかした?」
なんか、おんなじだなーって。
「なにがおんなじなん?」
人間に住み着いてるウイルスと、
地球に住んでる人間・・・ (^^;;
ただただ本能的のごとく生産活動
を続ける人間、そしてその活動に
よる排出ガスで日に日に人間自身
が住みにくい環境へと変わってゆ
く?地球・・・。
なんか同じじゃない???
「あー、まためんどうなこと
考えてんなー、おじちゃん (^^; 」
このまま人間が地球をだめにし
ちゃったら、人間もウイルスと
同程度ってことだよね (-_-;)
「ほな、人間はどうしたら
ええん?」
理想的にはね、もっとゆっくり
進めばいいってことなんだけれ
ど、それが難しいんだよね。
「なんで速さがかんけいあんの?」
すごーくざっくり簡単に言っちゃ
うとね・・・、
ニブンノイチエムブイニジョウ!
数式では、E=1/2MV2。
必要になるエネルギーの量は
速さ(V)の2乗に比例すると
いう有名な公式があってね。
例えば物をより速く(早く)運ぶ
ために乗り物のスピードを2倍に
しようとするとね、エネルギーは
4倍(2の2乗)必要になるって
いう自然界の掟なんだよ。
車やトラックならエネルギーで
あるガソリンを4倍使って、
二酸化炭素も4倍出すってことに
なるんだよ。
速度が10倍にもなるジェット機
になると大気に排出される温室効
果ガスの量はとんでもないことに
なるよね。
「なるほどー、そやから
こないだお店に出てた
ゴーレールになるんやね (^^ 」
おおーっ、よく覚えていたねー(^o^)
鉄道を使いましょう! ってね。
アメリカの「ゴーレール(GORAIL)」
は、2004年に発足した非営利
組織で、貨物を鉄道で運ぶことの
恩恵をアメリカ全土で啓蒙してい
ます。
そして、10周年になる2014年
に、ノーフォークサザン鉄道が、
記念の「GORAIL」スペシャルペイ
ントスキームをSD60Eに与えた
のでした。
実は、このSD60E自身も、古
くなったSD60を同鉄道が自ら
リビルトしたディーゼル機関車な
ので、「エコ」を実践した活動の
賜物でもあるSD60Eに
「GORAIL」はぴったりというわけ
です。
「それきいたら、なんや
カッコよー見えるわー (^0^)/ 」
貨物だけじゃなくて、人も鉄道
を使うともっとエコなんだけど
ねー、特にアメリカでは。
自らの未来のために勇気ある後戻
りができるとしたら、それは
決してウイルスにはまねのできな
い、「人間たるものここにあり」
と誇れる行いとなることでしょう。
一方、ウイルスは他へ感染するこ
とで全滅を回避しようとします。
人間が他の星を探索することを
決して「感染」などと呼ばせない
ためにも、地球のためにではなく、
試されているからでもなく、ただ
自分たちの未来を自分たちで守れ
る人間になれたらなと、そんな風
に感じています。
「ウイルスと同程度て
言われたないもんねー (^-^; 」
アメリカでは、これに限らず様々
なスローガンが昔からよく鉄道車
両にペイントされますね。
こんなことも文化に根差したアメ
リカ型ならではの「らしさ」であ
ると思います。
「どうか、ウイルスのいきおい
がはよおさまりますように!」
感染防止に、インフルと同様、
手洗い、うがい、マスクをしま
しょう!
それでは皆様また次回まで
さようなら (^0^)/