死因に水頭症とある基礎疾患なし50代女性 7/22発症7/28確定で軽症

ここのところ死亡や重症・中等症が増えている。大阪府では重症者が過去最多となった。

水頭症は身近な病状なだけに目にとまる...死因が肺炎ではなく水頭症になっていた。保健所からの報告遅れを理由に6日に亡くなっているのに発表は14日。1週間も経過している。


私と同じ50代の女性。ひとり暮らしだったから対応が遅れたのか...
7/22に発症・7/28に感染確認(発症から6日)軽症に分類されていて、退院・解除にも〇がついている。一旦は療養期間が解除されていたのかな...感染確認からわずか9日
基礎疾患の記載はないし...なぜ水頭症で亡くなったのだろう。ニュースにもなっていない。


追記2022.4.12:新型コロナウイルスが狙う「ACE2の突起」が脳にも存在していることがわかった。脳の中心部の脈絡叢と言う場所。表面細胞にある「ACE2」の突起にくっついて感染しバリアを破壊する。そこからウイルスや異物が脳に侵入し炎症を引き起こす。この場所って...髄液を作る場所。。この炎症で水の流れが滞り水頭症になったのかなぁ...(追記ここまで)新型コロナの真の脅威 NHK 2020.11.8


水頭症の症状としては...やっぱり嘔吐じゃないかな。
水頭症は脳外科の分野。新型コロナと水頭症が結びつかないかぎり発見は難しいかも...


もし、何かしらの病態が元からあったとしても自宅療養ではなく医者の目に触れてさえいれば気づいてもらえたんじゃないかな...素人の私でも経験から気づくと思う。それなりに症状の特徴はある。


療養期間が解除されて頭痛や吐き気を保健所に訴えて適切な対応をとってもらえるのか...速やかに適切な処置がされなければ意識障害を起こして最終的には亡くなってしまう...


第1波の時、山梨県で髄膜炎を発症した24歳の男性がいた。2/27発症から医療機関を複数受診しながらも検査に至らず、結局3月6日に大学病院に救急搬送されて翌日陽性が確認されていた。症例報告論文 2020.4.3


今回の50代の女性は髄膜炎による水頭症を発症していなかったのかな...
水頭症の管理 澤村豊


無菌性髄膜炎を合併した1例 神奈川県立足柄上病院
脳髄膜炎症状から頸部リンパ節炎へ... 総合守谷第一病院


脳に損傷の恐れ英医師らが長期的影響を警戒 2020.7.23


医療の本質は症状のある人を治療する...だったはずなのに

39.4度の発熱と味覚異常があっても『検査を受けたいからと言って受けられるわけではありません。濃厚接触者もいないし若いし軽症なので検査の対象になりません。』と言い切ってしまう今の医療
医療がたいへん身近にあった身としては...今の状況はやっぱり...


高熱などの症状がある人より、無症状だけど濃厚接触者という資格が優先される。今ある症状の原因をさぐるのは後回しになっている。


急変の平均が7日と言われるなか、38度以上の発熱があっても検査してもらえない状況というのは罪深いなぁ...と思う。水頭症で亡くなった方の陽性判定も発症から6日も経っている。。軽症だと自宅療養?


10年前、娘の病気が見つかった時...あの日の状況がもしだったら...すぐに検査とはならずに手遅れになっていたかもしれない。軽症だからと言われれば我慢するしかなくなってしまう。特に一人暮らしは...


『ほとんどは軽症・無症状です』で自宅療養を肯定する都道府県トップたち

愛知県の大村知事も毎日決まり文句のようにこの言葉を発信する。軽症・無症状が多いのは事実。それでも大阪では重症者数が第1波を超えている。愛知県もすでに中等症73名・重症13名・軽症でも243名が入院している。


愛知県人工呼吸器装着件数

✅インフルエンザと同等に、症状のある人が医療機関を受診して検査・治療という、ごくごく普通の流れに1日も早くなるように...本来の医療の姿に早く戻りますように...


新型コロナたらい回し