BLOG 独り言 防犯・防災対策

水難事故について考える過去の体験を忘れずに<海水浴編>

2019年8月16日

こんにちは。クォーツ★です。先日京丹後の平海水浴場に行った時の荒波で、色々怖いなと思うところがあったのでこの気持ちを書き出してみようと思う。

この時期になると多発する水難事故ニュース。子を持つ親としては決して他人事ではない。

自分に置き換えて見ると胸が締め付けられるし、どんな状況であってもきっと自分を責める。一生。想像しただけでも怖い。

なので、私はニュースを見るのは自分への戒め(いましめ)の為に見ている。

気を抜かないように・・

そして考える。この時どうすればこの人は、この子は助かったのかなって。

そう思い出すといてもたってもいられなくなる達で、検索かけまくってYouTube見まくって考察する。

今回荒波で感じた恐怖。海で離岸流が発生するのはもちろん知っているけど、実際みたことないし、ふんわりとした知識しかないけど、こんな遊泳許可が降りてる場所では発生しないと思っていた。

安全が確認された場所だろうと・・

でもニュースを見ていたらそんな事もなく、よくある海水浴場の浅瀬で遊んでいて行方不明で遺体で発見とか、沖に流されてとか助けに行った人も行方不明とか。

なんで?どういう状況で沖までながされちゃうの?

なんで救命道具つけてても死んじゃうの?

なんで泳げる大人も溺れて死んじゃうの?

実際に私も過去に水難事故現場に居合わせたことがある。

まだ独身時代、海水浴BBQに行った時の事。

あまり綺麗ではなかった海で泳いでいた。夕方頃になると、なんだか騒がしくなってきて、救急車やレスキューの人たちがたくさん集まっていた。

(誰か溺れたのかな?)と思っていた。

大学生くらいの子達何人かが泣いたり肩を落として下をむいている姿があった。

てっきり救急車も来てるし、助かったのかと思ったら、全員遊泳禁止になり、海から上がるように言われた。

ヘリコプターが飛んで海の上をずっと捜索していて、ボートに乗ったレスキューも海に潜って探し始めた。

私達が帰る頃には一台の車が到着して、親御さんが乗っているようだった。

すごい大雨がふってきた。私たちはそのまま帰ったけど、やっぱり気になって、ネットニュースで検索した。

その日は捜索が打ち切りになったようだった。(今、親御さんの気持ちを考えるとやりきれない思いだったと思います。捜索うちきらないで・・って)

翌朝やっぱり気になりネットニュースを見た。

朝方に海底で沈んでるのが発見されたと・・

(・・・マジか・・助からなかったんや・・)

という気持ちと、同時刻に同じ海で泳いでいたと言う複雑な気持ちになった。

理由は・・友達と沖に向かって相当長い距離泳いでいたら途中から見当たらなくなったと言う事らしいです。

足がつって溺れたのか?体力の限界だったのかわかりませんが、今でもあの時の事、忘れないです。

今回波が高く(高い時で2mくらい)5歳児と2歳児は海に入るの少なめに、大人がつきっきりで入った。

やっぱり海は何があるかわからない。何回か大きい波に飲まれて砂浜に押し出された。

その時子供を掴んでいたはずの手が、子供から離れた。

大きい波は一度押し寄せたら2回3回と連続するので、波の引き際に体ごとズルズルと海に引き戻されて、もう一度波に飲まれると言う事があった。

一度目はそれほどの威力は感じなかったけど、2回目は波に打ち上げられたあと、(ここでもやはり子供を掴みきれない)波が海に引き戻る時に全力で子供をキャッチした。

私より浜の方へ子供が打ち上げられたから、波が海に引き戻る時にうまいことキャッチできる位置関係だったから。

ここで、私の中でもジワジワと疑問が湧いてくる。

もしかして、この感じで水難事故って起きるのかな。

一度波に打ち上げられて、引き戻されて波に飲まれてってしてたら、息ができないし波の強さによってはこの感じで沖まで流されてくのかも。

そこから5歳児の娘は怖くなり入るのをやめお昼寝タイム。それでいい。

ここから、波打ち際はかなり波が強いので少し中に入ると波の抵抗が弱まるので、プールの造波のような感覚で遊んでいました。

キャンプ中はバタバタ忙しいけど、帰宅してまた水難事故のニュース見ると色々考えが浮かんで検索魔に・・

かなり見るのも恐怖な映像もあったけど、自分の疑問を解決するためにもしっかり見た。

離岸流で流されたら・・

まずは泳いで戻ろうとしない。(水泳選手でも戻れないので無駄に体力使わない)

もし、泳ぐなら、横に泳ぐ。

離岸流は岸に戻ってくる場合もある。

最近は子供が助かり、救助に行った大人が死ぬケースが多発しているらしい・・

原因は?

子供は「浮いて待て!」を学校で教わっているから。

大人はそれを知らず、がむしゃらに泳いで体力が燃え尽き溺れてしまう。

浮いて待てとは?仰向けになり、耳まで海水につけた状態で顔だけ出し、体の力を抜く・・

これで、助かるケースが多いよう。参考にしよう。そういえば、主人がやたらと

「流されたらこう浮くねんで」

と言って顔だけで浮く練習していた・・

メチャ、爆笑してたけど、主人はこのこと知ってたんやな。

笑ってごめん(^^;)ちゃんと調べてくれてたんやね・・

自分自身もなんとなく知っていたけど、実際どう浮くとか、波打ち際の危険とか、自分が恐怖を感じてはじめて真剣に考える。

今回子供達だけで浅瀬で遊んでいて子供が波にさらわれたと言う事故があったけど、親御さんたちはBBQに夢中だったよう。

その人たちを避難することは決して出来ないと思う。

誰にでも、浅瀬だからと安心して遊ばせてしまうことや、親同士の会話が盛り上がって夢中になる瞬間もあるだろう。

お酒を飲んだりもするだろうし。きっと、その方たちは今も苦しんでいると思うから。

自分も他人事ではない。過去を振り返っても危なかったことあったし、奇跡の連続で生きてる。と思える事がたくさんあるから。

たまに、他の方のブログで、そもそも川とか海に行かなかったら水難事故は起きない。とか言ってる人がいるけど、それは本末転倒な考えやと思う。

学校のプールでも事故はあるし、ファミリー同士で川BBQとか、する機会もあるかもしれない。山には山の危険があるし、歩道あるいていたって、車が突っ込んでくる事もある。

全てに神経張り巡らせて子育てするのは難しいけど、なんかあったときに対応出来る知識はこれからもつけていこうと思う。

一生後悔したくないから。

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  • この記事を書いた人

クォーツ

はじめましてクォーツ★です。三児のママで、海とキャンプにハマっています。 アウトドアを中心に記事を書いています。三人の子供と主人とまだまだ色んな遊びを経験していきたいと思っています。 関西を中心にレジャースポットの紹介もしています。 その他防災にも使えるアウトドアグッズを紹介しています。

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