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ヨウコのゆるふわライフ

実家じまい|母の逝去から4カ月後に実家を解体しました

2019年3月に亡くなった母は2年間入院していたため、主な遺族である私と妹には実家を片付ける十分な時間がありました。

母を見舞いがてら少しずつ実家の片付けをし、私も妹も仕事を持ちながら母の亡きあと4カ月で実家をほぼ空にし、業者さんに解体を依頼することができました。

家の中を自分たちで片付けたのは、他でもない、費用を安く済ませるためです。家の中に物があふれている状態で解体業者さんにお願いすると、費用がひじょうに高額になります。

この記事は、特に以下のようなかたにお勧めの内容になっています。

■ 両親が高齢で、亡くなった場合には相続が発生する

■ 実家の土地家屋は両親が亡き後、継ぐ人がいない

■ 実家が遠方、または仕事が多忙などの理由で頻繁に実家に通えない

 

実家の解体、売却のために利用した業者さん

司法書士事務所

父の逝去後、わずか2カ月で母も入院になりました。実家は父と母の共有名義で、父名義の不動産も死後に相続手続きをしなかったため、司法書士の先生と相談し、母が亡くなったときに父の分も合わせて土地・家屋を相続登記することになりました。

相続登記は自分でもできる、とネットで読みましたし、多数の書籍もでています。自分でおこなえば費用が抑えられるため「自分でやってみようか」とも考えました。

しかし「とてもたいへんだった」「仕事を何日か休んだ」というネット上のコメントを読み「やはり、専門の先生にお願いしよう」ということになったわけです。

司法書士の先生へのお支払い金額は、162,350円でした。

相続登記には私と妹の戸籍抄本と印鑑証明書が必要で、それらはそれぞれ自分たちで用意して持参。また、相続には父や母が生まれたときからの戸籍(原戸籍)が必要です。こちらは司法書士の先生に取得をお願いしました。私たちで取得できるものですが、平日に父母の住んでいた市の役所に行く必要があるため、仕事をしている身では半日から1日休みをとらなくてはいけません。

仕事を休むことを考えると、司法書士の先生に原戸籍の取得をお願いするのがベターでした。原戸籍(はらこせき)ということばは、父が亡くなり預金を相続する際にはじめて知りました。「相続」は一生になんども経験するわけではありません。なにもかもが初めてのことで、戸惑うことばかりでした。

原戸籍とは

原戸籍を見ることで、父と母のルーツを知ることができ、非常に興味深いものがあります。私たち姉妹は両親が共働きだったため、母方の祖父母に育てられました。その祖父母の生まれ故郷も、両親の原戸籍から知ることができました。

不動産会社

3件の不動産会社にコンタクトをとりました。実家の家屋と土地を、更地にした場合と現況(家が建ったまま)で、いくらで売却が見込めるかを計算してもらいました。3件のうち、1件の不動産会社は現況で買い取ってもよい、あとの2件は仲介のみおこなうとのこと。ただし、提示された買い取り価格を見て「これはいくらなんでも安い!」と思い、一旦保留にしました。

解体業者

ネットで解体業者の一括見積もりサイトを探しました。解体費用を出してもらったところ概算で以下の金額でした。

■A社:200万円(インターネット検索の業者さん)

■B社:290万円(同上)

■C社:320万円(不動産会社紹介業者)

1軒の家を解体するのに、これほど見積もり金額が違いました。上記のように金額がばらばらでしたが、もっとも見積金額が安かったA社とは数回電話で話しています。

■A社は見積もり金額は安いものの、一般廃棄物(生活廃棄物、衣類布団類、テレビ、冷蔵庫)の処分はできないとのこと。不動産会社が土地の売却の際に必要といっていた「更地に砂利を敷く」ことも業務外だそうでした。

■B社からは見積もりはいただきましたが、その後連絡をとり合っていません。

■C社(不動産会社紹介)には、家の中にまだ家財や生活用品がある状態で一度見ていただき、家具家財の処分料と解体費用の合算が320万円とのことでした。そこで、内部の処分をほとんど自分たちでおこなったあと、C社に再度の見積もりを出してもらいました。

すると、更地に砂利を敷いて200万円でOKとのこと。C社は当初320万円の見積もりを出していたのですから、家のなかは少しでも空にしておくのが解体費用を安くあげる結果になりました。

私たちがネットの一括見積もりサイトを利用したのは、解体費用の相場がまったくわからなかったからです。業者さんにより、かなり金額の違いがありました。実家の解体は一生に一度しかありません。

なにもわからず途方にくれるのは仕方のないことです。しかし現在はインターネットで在宅で情報収集できる時代です。見積もりもメールかFAXで送ってもらえる、便利な時代になりました。

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実家の解体費用は交渉すべし

C社で、見積金額が当初の320万円から200万円となった理由は以下のとおりです。この2点を強調し、仲介している不動産担当者に掛け合いました。

  1. 他の解体業者から200万円の見積もりを得ていること
  2. 自分たちで内部の片付けをし、大型家具以外のものは処分済みであること

単純に考えれば、320万円かかるところを内部を自分たちで片付けたため、200万で請け負ってもらえたわけです。120万円浮いた、ということになるでしょうか。この金額の差には驚きましたが「内部を自分たちで片づけたのは正解」でした。家を自分たちの手で片付けつつ遺品の分別や整理、処分もできました。「子としての務めは果たした」という気持ちです。

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実家はこんなところ

ひとことでいえば「田舎」で、高速道路のインターからも、新幹線の駅からも遠く、アクセスがいいとは決していえない土地です。

所在地:県庁所在地から約70kmの小さな市

■ 田園が多く有数の米どころ

■実家の場所は市の中心部商店街に近く、買い物や通院などに便利

■実家の土地面積:691.72平米(209.24坪)

■実家の建物床面積:171.15平米(51.77坪)

田舎の市ですので、土地単価も高くはありません。ただ、比較的広い土地を両親が持っていたので、ある程度はまとまった金額を手にすることができると期待しています。解体費用は幸い両親の預貯金を使うことができたため、私たち姉妹の持ち出しはありませんでした。ある程度まとまった金額を残してくれたことに、感謝しなくてはいけません。

解体時は近隣へのご挨拶は必須

解体にあたり、実家をとり囲むご近所のおうちへのご挨拶は必須です。解体を請け負う業者さんも挨拶にまわってくださるそうですが、施主としてもごあいさつするべきと考えています。ネットで調べたところ以下のサイトが参考になりました。

解体工事のその前に!失礼のない近隣挨拶とは

挨拶状も上記サイトを参照し、パソコンで作成しました。解体の日程が決まり次第、近隣のお宅をまわる予定です。近隣には集合住宅もあり、おおよそ20件ほどうかがえばよいかと考えました。解体には騒音、振動、粉じん、車両の出入りなどでご近所にご迷惑をおかけしますので、慎重に行いたいところです。

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