純粋に相手の言葉を傾聴することによる効果性 | メンタルヘルス ~希望へ向かって~

メンタルヘルス ~希望へ向かって~

メンタルヘルスナビゲータによるカウンセリングの提供と、「ホリスティック医学」の概念を基盤とした「次世代型 療院構想」について発信しています。

 

                                (録画時間37:09)

 

皆さん、こんにちは!

メンタルヘルスナビゲーターのK・HAMANOです('◇')ゞ

 

皆さん、お買い物で家電量販店や洋服店などに行った時、店員に一方的に商品を説明されて、不快な気分になったことはありませんか?

 

販売員が熱心なのは分かりますが、こちらが話す機会が待ったく与えられないと、「押し売りされている」ような気分になってきます。

 

逆に、こちらの意見をきちんと聴いて、疑問点を分かり易く説明してもらえると、お客さんは販売員に対して好感を持ち、「あなたのお勧めの商品を教えてくだい」といった気持ちになります。話をきちんと聴いてもらった相手に対しては信頼感が生まれるからです。

 

成績が優秀な営業担当者は、まず、顧客の話を聴くことに専念するものです。その方が顧客の要望を的確につかめるだけでなく、顧客の気持ちをしっかりと受け止められるからです。

 

人は心地よい想いをさせてくれた相手には「お返しがしたい」という気持ちになります。だから、お客が求めている商品や機能、予算などについて丁寧に話を聴いてあげれば、「私の話をたくさん聴いてくれたので、この人から買ってあげたい」と思うのです。

 

顧客満足度を上げたければ、まずは話をじっくり聴いてあげることが大切です。お客さんは、商品の知識がない場合、買うかどうかの判断を販売員に尋ねます。お客さんは、販売員の商品の説明に耳を傾けてはいますが、実際はその販売員の接客態度や、お客さんの知りたい疑問点を分かり易く丁寧に答えられているかどうかを重視しています。

 

なので、商品説明は二の次です。販売員の、お客さんに対しての話をじっくり聴き、疑問点の回答を明確にできているか、予算などのニーズに応えられているかなどで判断されるもので、商品を買う買わないは、その販売員から買ってあげたいと思っていただく事が大切になってると思います。

 

人は誰でも自分の言うことをじっくと聞いてもらった上で「自分を理解して欲しい」と願っています。しかし現実は、自分の話を最後まで聴いてくれる人はなかなかいません。

悩みを相談しても、「わかる、わかる、でも、クヨクヨ考えていても仕方ないよ」と話を途中でさえぎられる場合が多いのではないでしょうか。

 

だから、今の日本では、人の話を聴くことができる人は貴重なのです。「聴き上手」の周りには、自然に人が集まってきます。

 

「聴き上手」になりたいと思えば、次のことを守ってみてはいかがでしょうか。

それは、話し相手が沈黙するまでその人の話を聴き、気持ちを受け入れ続けることです。相手の話が一区切りついたと思っていても、しばらく待ってみましょう。

沈黙しながらも、何か考えている表情なら、ゆったりとした表情で待つのです。多くの場合、ホンネや一番言いたいことは最後に出てきます。

 

もし自分の考えを主張したければ、相手の話を十分に聴いたあとに、「あなたが話す番だよ」とか「何か話して欲しい」という表情を相手が浮かべた時に話すようにすればいいと思います。

その方が、確実に思いが相手に伝わるものです。

 

 

次に、私が心理カウンセラーをしていた時のことですが、うつ病を長く患う30歳代の「ひきこもり」男性と1年以上対話してきたケースで、最初は対話によって早く病気が良くなり、社会復帰ができればと思っていましたが、途中から考え方を変えました。

 

病状は一進一退が続いていたのですが、この男性はいつもカウンセリングの日を楽しみにしていてくれて、カウンセリングフロアを綺麗に掃除してお迎えし、彼は話題にしたい本などを持参していました。

 

そういう彼の姿を見ているうちに「治ったかどうかの判断は医師がすればいい。私は彼と話している時は彼のことだけを考えよう」と思うようになりました。

 

その後からです。彼は、うつ病特有の気分が沈む期間が少しずつ短くなり、落ち込むことがあっても以前よりも早く立ち直れるようになっていきました。

 

ひとは兎角、他人を判断したがります。

 

特に自分と違う考え方や行動をする相手に対しては、マイナスの判断をしてしまいがちです。「あの人は、仕事が遅い」「息子は反抗期だ」「あの近所の人は神経質だ」などと。

ましてや、対話で何時間も時間を費やしていれば、相手のやってることの成果を求めたくなるものです。

それが、相手へのマイナスの判断となって現れてきます。

 

このマイナスな判断こそが「コミュニケーション障害」を生み出します。

マイナスの判断は、自分の中に心の壁を作り、他人との深いこころの交流をはばみます。

そうならないためには、相手を判断する気持ちを一切排除してみることが大事だと思います。

話し相手の良いところも悪いところもすべて、一度受け入れてみるのです。

 

「私はあなたの話を判断せずに、全部聴きますよ」という姿勢を見せるだけで、何かが変わることがあります。

一切の判断をしないと決めたとき、神経が研ぎ澄まされて、相手の本当の気持ちが見えてくるようになってきます。

 

人のあるがままを受け入れ、こころと身体の表現を「阿吽の呼吸」で合せ、その人の気持ちになり切ってみることで、その人がどんな気持ちでいるのか、本質の部分を見ることができます。

 

非言語的コミュニケーションは、通常の対話より相手に通ずる気持ちや感情が読み取れます。カウンセラー、セラピスト、ヒーラーなどの皆さまにも、クライアント様の悩みの本質を知るためには、セッションの提供だけに留まらず、これは大切なアプローチであると考えますので、ぜひ、共有していきたいものです。

 

最後まで、ご高覧ありがとうございました。

 

           メンタルヘルスナビゲーター

                     K・HAMANO

 

あなたのお悩みお聴かせください。心理カウンセラーのスキルを持つ私が、お悩みの解決に向けて一緒に取り組ませていただきます。

 

 

 

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