日々、思うこと、考えること。

子育て中に、考えてしまうあれこれ。結論の出ない、個人的で偏った見解の考察が主です。

小1長女退院(扁桃腺肥大のための切除手術)後の予後

 先日、長女が退院(扁桃腺肥大のための切除手術)した。

予定日より3日遅れての退院だったが、無事帰宅することができ、家族皆ほっとしている。

 

当初「全身麻酔!!」「手術??」と聞かされ、不安しかなかったのだが、いざ当日を迎えてみれば、優しい看護師さんと、信頼できる担当医師のおかげで、安心して手術を迎えることができた。

 

そもそも扁桃腺肥大のための切除手術は、決して珍しいものではないらしい。入院前、退院後知り合いのママとのちょっとした雑談の中で、

「実はうちの子も・・・・・・」

「うちの旦那も子供の頃・・・・・・」

なんて話がちらほらと出たほどだ。

 

皆わざわざ話題に出さないだけで、病院系のあれこれを持っていたりするものなのかもしれない。

とは言え、帰宅後も次の耳鼻科の受診日(日常生活が送れるとお墨付きをもらえる日)までに気を付けなければいけないことがいくつかあり、まだまだ安心はできない。

基本、のどの負担にならないように、

  • かたいものを食べない
  • 大声を出さない
  • 激しい運動をしない
  • 長風呂をしない
  • 喉から出血があったら、直ちに耳鼻科を受診する

等を言い渡されたされている。

 

特に食べ物には注意が必要で、病院ではまるで離乳食か介護食かぐらいの、やわらかさ重視の、子供には受けがよくなさそうな、メニューが3食提供されていた。

入院中の食事の回復の流れは、

  • 手術当日は絶食
  • 翌日の主食は3食おかゆ+副食+デザート
  • 3日目から、朝食はパン(牛乳に浸して食べる)、昼食はうどん、夕食はおじや+副食+デザート
  • 2日目以降、3時のおやつあり

だった。ちなみに、3日目以降の夕食のおじやの食があまりにも進まなかったので、看護師さんと相談し、4日目以降うどんに変更してもらった。

 

退院後、および入院中(お楽しみにデザートやお菓子は持ち込みOKだった )のおやつや、具体的な食事の注意として

  • 炭酸水
  • 果肉やチョコチップの入ったアイス、アイスのコーン
  • 果肉の入ったゼリーやヨーグルト
  • 棒つきキャンディー(のどに刺さるため)、ストローの使用(のどに刺さるため、あと吸うのがNG)
  • ポテトチップスなのどスナック菓子
  • せんべいやクッキーなどの焼き菓子
  • もち、ふりかけ、海苔(のどに張り付く)
  • カットされていない麺類(すするのがNG)
  • 揚げ物
  • 魚の骨
  • 肉の塊
  • のパイスの効いた物

等は積極的に避けるようにとのことだった。

 

要は「かたい物」「のどに張り付く物」「長くてすすらないと食べられない物」「刺激のある物」「棒が付いている物」「柑橘類」がNGらしい。

 

特に揚げ物については、退院後のごほうびとして退院直後に食べ出血、そのまま手術&再入院、の事例がいくつかあるらしく、特に注意を促された。

 

病院での食事で参考になったのだが、「かつとじ」のようにめんつゆで煮ればよいようで(衣の硬い部分がのどに優しくない)、揚げたてのさくさくは味わえないが、揚げ物は工夫をすれば食べることができるようだ。

 

 

 

娘は、退院の翌日から元気よく学校に通っている。

まだまだ食事に気を付けなければいけないので、お昼は弁当(うどんやスープご飯)だ。

運動も控えなければならず、大声を出すのも禁止されている。

 

術後の後遺症??として、声が変わり少し高くなったのだが(よくあることで、声が変になったわけではない)、一緒に入院生活を送っている私としてはあまり違和感を感じることがなかった。

たまにしか会わない夫や私の両親、学校の友達などからはずばり指摘をされたようだが、本人は特に気にすることなくにこにこと笑っていた。

 

退院後一週間ほど(回の耳鼻科の受診日)学校を休ませるご家庭もあるそうだが(子供が学校で安静にできるか不安なため)、我が家は勉強のこともあり、通学再会を選んだ。

 

振り返ってみて、たった10日間ほどの短い入院生活だったが、体感的にはとても長く感じられた。

幸運だったのが、同室の小4の女の子ととても仲良くなれたことだ。読書の習慣もつき、とてもよい刺激になったようで、一緒に本を読んだり、本について色々教えてもらったりと娘の本の世界が広がるよいきっかけになった。

また、工作をしたり、絵をかいたりと、よい遊び相手にもなってくれた。

 

入院中一度出血があり、再手術を経験しているため油断は禁物ではあるのだけれども。娘の元気な姿にをみるにつけ、健康のありがたさがつくづく身に染みた入院生活だった。