子どもを通わせている幼稚園はモンテッソーリ教育です。
マリア・モンテッソーリさんという女医さんが、知的障がいを持っている子を、障がいを持っていない子の発達に追いつかせるために、
1、モンテッソーリ教具による「感覚教育」。
2、「敏感期」を基にした自立活動
を柱とした教育を編み出しました。
自分自身も、モンテッソーリ教育の幼稚園に通った経験からいうと、
なるべく3歳から5歳でモンテッソーリ教育を受けさせた方がいいと思います。
(0歳から3歳は、ドーマン・メソッドがいいのでは?と思っています。ドーマン・メソッドについてはこちら→ドーマンメソッドの考え方)
モンテッソーリ教育の教具の良いところは、小学校の学習内容に必要な「感覚」を遊びの中で身につけられるところです。
物を操作して、数を数える活動や、
10のまとまりを作ってそれをまた10個集めて100にする活動、
長さや体積を大きい順に並べていく活動、
言葉とそれに対応する模型を合わせる活動など、
小学校の教育を受けるのに必要な数量や言語の「感覚」を身につけられるのです。
小学校で、算数が伸びない原因として基礎感覚が育っていないことが見える時があります。(微妙な長さを見分けることができなかったり、水の量を違う容器に移して「量が増えてる」と言ったり。)
また、子どもの自主性を信じて、
自分でやりたいことを選ばせて自分で取り組ませていく方法
も是非取り入れいただきたいものです。
学習習慣などは、先生に褒められるからやる、叱られるからやるでは、高校、大学で伸び悩んでしまいます。
「褒められなくても、叱られなくても、自分で判断して、必要だから勉強するんだ。」という意識が必要です。
「敏感期」といって、子どもが伸びたがっている時を見極め、そこに必要な支援をしてあげることは、専門的に訓練を受けたモンテッソーリ教育指導者が得意とする所です。
自分でやりたいことを進める力を身に付けた子は、後半ほど、伸びが大きくなっていきます。
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