この頃は父とは家庭内別居のような感じで、わたしと叔母が1階にいる時は父は部屋から出てきませんでした。

姿を見かけることはほとんどない状態です。





そんな父が、ある給料日、リビングのテーブルに置き手紙をしていました。

よく見たら、ガス・水道・電気・固定電話の料金の払込用紙の上にお金が置いてあります...小銭も。

手紙の内容は、今月からは光熱費などは家族の人数で割った4分の1しか払わない、というものでした。

びっくりして祖母が父を問い詰めると、

仕事で家にほとんどいないのだから、この料金はおまえらが使った分だ。

そもそも自分が働いて稼いだ金なんだから全部自分のものにしてなにが悪い。

食費は一切出さない、それぞれ自分で用意して食べること。



ということでした。





わたしはその時、叔母や祖母は働いていないのにどうやって払うんだ、と思い、次の瞬間には

「二人の分はわたしが払うから大丈夫だよ、3人分の食費もだすから」

と言っていました。

2人を守れるのはわたししかいない。

この時のわたしは使命感に溢れていました。



一刻も早く新しい勤め先を決めなくては...でもそれまでたちまちお金がない...


そこで、夜7時半~10時半まで週6日、運送会社で仕分けのアルバイトを始めました。




まさか、このWワークで家族を養う生活を一生続けるよう求められるとは、この時は思いもしませんでした。








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