強迫性障害、とくに


不潔恐怖の方というのは

ご経験お有りかと思うのですが



何か苦手な ものや場面 に出くわしたとき


かなりのショック


を受けますよね。


さながら、交響楽団の奏でる

ジャジャジャ~~ン

という効果音が耳元で鳴り響き


ビックリマークが何十個!!!!!!!!!!!!!!!!

と飛び交い、


わーーー、どうしよう〇〇だ


と     まあ非常にドラマチックに脳内が

大騒ぎになりますよね。


もちろん、私のことです。



道を歩いていて

犬のウンチが見つかったとして


私らは


「ゲッ、犬のウンチだ   わー最悪  あーどうしよう   汚れたかも  踏んでないよね でも

踏んだかも  あーなんでここを通ったんだろう  私はバカだ  間抜けめ   あーもうこのせいで今日一日が台無しだ  」エトセトラ。。。


と いうふうに思うわけですが


普通の人は


犬のウンチを見て

「あ、犬のウンチだ   ちぇっ」


くらいで、通り過ぎる   のではないでしょうか。

    


違いはなんでしょうね?



あるときふと思いました。



犬のウンチ         という言葉に


なにか   修飾語   をつけるとしたら


私の場合


衝撃の

大打撃の      

絶対絶命の

最悪不幸の

大大ショックの

一世一代の

呪われし      .......      犬のウンチ


とまあこんなイメージでとっさに修飾しているわけです。

並べるとまあ仰々しいですね



ですが、かたや

強迫性障害でない人の修飾語は


ただの

よくある

単なる

普通の

一介の.......       犬のウンチ



という感じになると思うんです。


あれっ?


なんか


修飾語を変えただけで


受けるショックが少し違ってくるような

気がしません?


実際は

「衝撃の....」

と思っちゃっても


あえて


ただの     犬のウンチ


と、修飾語を変えて言い直す



単なる虫

ただの汗

普通の鳥の糞

一介の土ホコリ

どこにでもある蜘蛛の巣

ただのオシッコ

ただの手垢

単なる血液

ただの醤油

ただの油



.............とまあなんでも



平易な修飾語に置き換えて

一旦


脳がヒートアップするのに

ブレーキをかける


ことも必要かもしれません。


そもそも


平易な修飾語のほうが

正しい情報なわけですから


習慣化して繰り返しているうちに


脳のエラーも


少しでも修整されていけば


と、思ったりしています。




今日も読んで下さり、

ありがとうございました。



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