2020年10月外来受診【お鍋の塩分には要注意】

2020年10月外来受診【お鍋の塩分には要注意】

先日は10月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。

みよし
みよし
同じように腎臓病の治療中、闘病中の方などに参考にしていただければ幸いです。

2020年10月の検査結果

2020年10月の検査結果
2020年10月の検査結果

今月はクレアチニンが「2.22」、eGFRが「30」と先月よりも少しクレアチニンが上がっていました

とはいえ、先々月は2.21なのと、ここ数ヶ月はずっと2.1〜2.2の間を行ったり来たりしていたため、先月がたまたまクレアチニンが低かっただけだろうということでした。

ちなみに、先月の腎臓内科では主治医から筋肉の低下によってクレアチニンが少し下がったのではないかと言われていましたが、案の定、今月は数値が戻っていて逆に安心しました。

>> 2020年9月外来受診【クレアチニンが下がるのは良いこと?】

私は尿細管間質性腎炎という、腎臓の尿細管が悪くなるタイプの腎臓病なので、カリウムやリンなどが尿細管で再吸収されず、血液検査の結果では基準値よりも低くなってしまっています。

そのため、腎臓病では制限が必要といわれているカリウムなども、むしろ野菜や果物、海藻類などで積極的に摂った方が良いと指導されています。

>> 腎臓病患者の私が野菜の茹でこぼしをしていない理由【カリウム制限】

みよし
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腎臓病のレシピ本などでは野菜を茹でこぼしてカリウムを下げる方法なども紹介されていますが、カリウムの制限が必要かどうかは人によるので、自己判断では行わず、心配な方は主治医に相談しましょう。

今月の管理栄養士による栄養指導(2020年10月)

今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。

答え合わせの結果は以下の通りです。

たんぱく質摂取量食塩摂取量
自分でした栄養計算32.3g4.7g
24時間蓄尿による測定39.95g5.88g
みよし
みよし
私が通院している病院では基本的に毎回栄養指導があり、このような答え合わせを行っています。

今回はたんぱく質、食塩相当量ともに自分の栄養計算結果よりも、実際の摂取量の方がかなり高くなってしまいました。

ちなみに、この日の夜ご飯は献立はキムチ鍋でした。

キムチ鍋のスープの素や、野菜、お肉などから栄養計算をしていても、鍋を厳密に取り分けているわけではないので、実際の摂取量とかなり差が出てしまっていたのだと思います。

特に塩分は1日5gの制限に対して、1g近くオーバーしてしまっているので、今度からは鍋スープを半量だけ入れるなどして調整しようと思いました。

みよし
みよし

これから鍋の季節になるので、ぜひ皆さんも塩分にはお気をつけください。

鍋スープの素は使わず、水炊き鍋にして、減塩ぽん酢で食べるようにすればさらに減塩に出来ると思います。

おすすめの減塩ぽん酢やおすすめの調味料は以下の記事で紹介しているので興味のある方はぜひご覧ください。

>> 腎臓病患者におすすめの調味料7選【減塩・低たんぱく】

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