CHANEL J12 バックル(板バネ/バネ板)の破損~修理

2019-10-12




CHANEL J12の中では比較的多いバックル(板バネ/バネ板)の破損について、修理交換まで含めて記載します。

バックル(板バネ/バネ板)破損

長く使っているとどうしても避けられないのがバックルの板バネ破損です。

時間による経過としては、以下のような流れになります。

  1. バックルの開閉が緩くなってくる
  2. 板バネに亀裂が入る
  3. 板バネ破損(折れ、割れ)

1については毎日使用しているとなかなか分かりづらく、2についても開閉の感触が大きく変わらなければ意外と気づかないかもしれません。

CHANEL J12は2009年のリニューアルで、バックルの仕様が変更になっており、多少の改善はなされたようですが、根本的には「消耗品」と考えるべきでしょう。

といっても、2~3年でダメになるようなものではなく、優しく使っていれば少なくとも5~10年以上は問題なく使えるはずです。

劣化破損したものを直す場合には、大まかに以下の3つがあるかと思います。

  • CHANELで直す(交換)
  • CHANEL以外で直す(修理)
  • 自分で交換

それぞれについて簡単に説明します。

CHANELで交換

CHANEL J12のメーカーメンテナンスは、正規店・並行店での購入による差異はなく、保証書無しでも対応してくれます。

もちろん、正規品(本物)であることと社外パーツが使われていないことは前提となります。

バックル(板バネ)修理(というよりは交換)については安いのでCHANELでの修理が一番良いかと思います。

この板バネについては、CHANEL側でも「消耗品」と考えているのでしょう。2019年10月現在で、破格の3,000円+消費税で修理してくれます。

CHANEL J12 メンテナンス

板バネ交換となれば↑のような一式になるでしょうし、板バネ交換だけでみればおそらくCHANEL側は赤字でしょう。CHANEL J12ユーザーに対する「消耗品」を考慮した礼儀でしょうね。

ただし、納期が… 東京に送って修理ということで、3週間かかります。東京のCHANELだともっと早いんですかね。2週間とか?

「実際にはもっと早く戻ってくるんでしょ~?」と思ってしまうかもしれませんが、なぜかほぼ3週間きっちりかかります。

各ブティックに在庫してくれれば、(CHANEL側のシリアル確認等10分程度は発生しますが)自分で2分で交換できるのに… と思ってしまいます。

まぁ、ブティックに技術者を常駐させるのも人件費がかかりますし、その場でセラミックを割ってしまったら一大事ですしね。

ともあれ3週間は長いですよね。しかもその間も普通は他の腕時計が必要です。もし他に巻きたい腕時計を所有していないのであれば、こういうときにKARITOKE等のレンタルサービスを利用するのも1つの手です。

CHANEL以外で修理

板バネの修理についてはCHANELが安いので最有力候補なのですが、近くにCHANELがなかったり、ブティック的なところって入りづらいとか様々な理由でCHANEL以外でなんとかしたい人もいるかと思います。

腕時計の修理専門店では、板バネの「修理」を行ってくれるお店もあります。レーザー溶接で直すというところもありました。

ちなみに「交換」してくれる店があるかは不明です。CHANELの修理に関しては、交換パーツの入手というのがとても難しいようです。

修理専門店の見分け方については、「お客様の声」「修理例」「価格表」にCHANEL J12の修理(できれば板バネの修理)の記載がある、というのがひとつの目安になるかと思います。

こちらも多くの場合、相談(見積)→郵送→修理→郵送 となるはずですので、3週間くらいはかかるのが普通かと思います。

参考までに一部ですが、「バックル修理」「板バネ交換」が可能なお店を挙げておきます。

バックル修理が可能なお店

修理の可否は破損状況によると思いますが、問い合わせてみる価値はあると思います。

板バネ交換が可能なお店

板バネの交換が可能なお店は以下になります。

自分で交換

どうしても少しでも「早く」ということであれば、自分で交換するという選択肢があります。

その前にまずバックルも含めた話をさせてください。

社外パーツとして「バックル」は存在しますが、「板バネ」はほぼ存在しません。

そして、バックルの刻印については以下の状況です。

  • CHANEL J12のバックルには「CHANEL」の刻印あり
  • 社外パーツのバックルには「CHANEL 」の刻印なし
  • 偽物(コピー商品)のバックルには「CHANEL」の刻印あり

ちなみに板バネには刻印はありません。

CHANEL J12 クロノグラフ バックル

↑後期(2009~2019年)の38mm以上で使用されているバックル

つまり、社外パーツのバックルに交換すると「CHANEL」の刻印がなくなってしまい、「板バネ」だけを交換したくても板バネのみは売っていないという痛し痒しの状況です。

CHANELの刻印がなくなっても気にならないのであれば、バックル丸ごと交換で解決します。ただし、社外バックルのクォリティは高くないものが多いです。表面処理云々の見た目の問題ではなく、ブレスレットとの接合部分のフィッティングです。参考までに。

CHANELの刻印はやっぱり必要なので板バネのみを交換したいということであれば、裏技的にはなりますが、社外バックルを購入して、板バネのみを自分で交換するという手があります。

ちなみに板バネの交換の難易度は低いです。ドライバーのみで対応できます。

腕時計とパーツが何だったか忘れてしまいましたが、やったことがあるはずなので、この方法で対応できるケースはありますが、板バネのサイズが合うかどうかが肝です。

バックルには前期型と後期型があり、社外パーツはほとんど前期型ですが、板バネ自体はどちらにも使用できます。ただし、レディースのバックルにメンズの板バネは入りません。その他含め適合しないというリスクは必ずあります。

社外バックルの価格は約5,000円程度から、となります。

例えば、バックルを5,000円で購入して、板バネのみの交換ができなかったらヤフオク等で売る、というのも可能かと思います。

やっぱりCHANELで直したくなったら

社外の板バネを使用しているときに、やっぱりCHANELでなにかしらメンテナンスしたいとなった場合には、板バネ(その他社外パーツ)を外して(板バネ無しの状態で)持っていけばよいかと思います。理由を聞かれた場合には「割れて紛失した」で通ると思います。

社外バックル購入

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以上。

後記

最後までお読みくださりありがとうございます。

この他にもCHANEL J12についてたくさん書いています。以下から気になる記事を読んでいってくださるとありがたいです。

300記事くらいあるはずです。

また、CHANEL J12に関して気になることがあれば、記事下のランキングボタンの少し下にある「サイト内検索」から検索してみてください。検索エンジンでは引っかからないことも見つけられる可能性があります。

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