2020年6月8日月曜日

『逃げ恥』

昨今のコロナ禍は、テレビの編成にも影響を及ぼしているようで。
ドラマが軒並み撮影できない。バラエティもリモートワークになっている。
そんなこんなで。以前にも増して再放送、バラエティの場合は『傑作選』等の
編集に頼る編成が目立つわけですが。そんな中、放送中世間に一大ムーブメントを起こした
『逃げるは恥だが役に立つ』の特別編集編も、毎週火曜の夜10時に放送されている
ようである。当方こちらの方面にとんと疎く。
「再放送では、観たな」と。まあでも一応全ては観ていてあらすじは知っている、程度である。

「新垣結衣こそ菩薩である」 好調『逃げ恥特別編』が証明か
http://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/%e3%80%8c%e6%96%b0%e5%9e%a3%e7%b5%90%e8%a1%a3%e3%81%93%e3%81%9d%e8%8f%a9%e8%96%a9%e3%81%a7%e3%81%82%e3%82%8b%e3%80%8d-%e5%a5%bd%e8%aa%bf%e3%80%8e%e9%80%83%e3%81%92%e6%81%a5%e7%89%b9%e5%88%a5%e7%b7%a8%e3%80%8f%e3%81%8c%e8%a8%bc%e6%98%8e%e3%81%8b/ar-BB157k74?ocid=ientp
「そうかぁ。。ガッキーも、もう31かぁ
(しかし彼女が昭和生まれなのはなぜか知ってる。平成が30年少々あったことを忘れている)。。」
とか思いつつ上記の記事を読んでいたわけだが。

・・・まぁ、なんというか。。ガッキーは人気があるねぇ。
日干が丁の人は、柔和なイメージの人が多いわけですが。
ガッキーの何がいいって。「好きなタイプは?」と聞かれてとりあえず「ガッキー」と言っておけば、
誰もが「ああそうですか。」と納得してくれるところがいいです。
まさに『逃げるは恥だが役に立つ』という所です。(実際嫌いではないですし。)

それはさておき。
「逃げるは恥だが」というように。このドラマもガッキー演じる『みくり』が「契約結婚」「結婚とは仕事」
という「本当の結婚からの、ある種の逃げの手段」を取ることでドラマはスタートしてるわけですよね。
「逃げ」なわけです。で。「逃げるのは恥、だけれども..」と前置きがあるわけです。
『兵法三十六計』にもありますが。作戦が36個あり、「最上の策は、逃げ」とも言いますが。
36番目の策、つまり『逃げ』とは、「どうしてもダメなら」という『最後の策』なんです。
もっと策はあるんです。35個も。それが全部使えない、その時に使う策が『逃げ』なんです。


話は『逃げ恥』とあらぬ方向に飛びますが。
津久井やまゆり園での大量殺人事件について、3ヶ月ほど前に死刑判決が確定しました。
一審の裁判員裁判で。極めて異例です。普通は控訴し、最高裁まで争うからです。

「やまゆり園事件」で植松被告に死刑判決、差別的主張による自説は曲げず
https://diamond.jp/articles/-/231826?page=4
(前略)一切の後悔も反省もない様子

 2月7日の第12回公判では、植松被告を精神鑑定した医師が出廷。大麻の使用による
障害や中毒、人格障害であるパーソナリティ障害を認定した上で、「犯行に影響は
なかったか、(あっても)小さかった」と証言した。
 そして2月17日の論告求刑で、検察側は「19人もの命を奪い、単独犯として類を見ない。
計画的で生命軽視は顕著だ。自らの正当性を主張し続け、更生の意欲も可能性もない」
「死刑を回避すべき要素はなく、むしろ悪質性は際立っている」と指弾し、死刑を求刑した。
 2月19日の最終弁論。弁護側は「精神障害による心神喪失状態で、被告人は無罪が
言い渡されるべきだ」と主張した。
 そして、植松被告は聞くに堪えない障害者差別発言を繰り返した上で「どんな判決でも
控訴しない」と主張した。(以下略)

植松聖被告30歳。彼のしたことは間違いなく『大量殺人』であり。
「障害者は社会において有用ではなく、生きていても仕方がない(から始末してしまっても
構わない)。」という『優生思想』という主義思想、考え方が事件の動機である。
残念ながらこの思想は、ナチスドイツ下や、戦後の日本でも一時期までは、なんと
全国で当たり前に言われ行なわれてきた『極めて残念な考え方』である。
死刑求刑に対して、同情の余地は私は一切感じない。

ただ。私は「たった一つだけ」植松被告を褒められるべき要素がある
彼は「どんな判決でも控訴しない」と主張し。それを受け入れた

この記事にはないが、裁判において弁護団は「被告は大麻精神病で心神喪失か心神衰弱」
であったから責任能力はないとして無罪を主張した。
しかし、もしも弁護団の言う通りの状態であるならば。彼自身が障害者であり、
彼自身が生きている価値がないことを認めることになる。彼は裁判の被告人質問の中で
自ら「(自分に)責任能力がなければ、即死刑にすべきだ」と言ったそうだ。



私個人は植松被告のその思想、考え方には一切賛同しかねるが。
ただ「自分の持つ思想、考え方」には、良い意味でも悪い意味でも『揺るぎ』がなく。
「自分の持つ思想に従い、自分に対してもその思想を当てはめ、発言、行動していた。」
ということになる。
良い言葉を使うとするならば。自らのこれまでも発した、発していた言葉に
「責任、というか、覚悟のような『固い信念』を持っていた。」とでも
言えばいいのだろうか。


逆に。残念な人間の種類の一つに
「他人には、〇〇すべき等のいろんな要求、強制を求めつつ、自分が
求められる段になると、(自分を特別視でもしているのか)発言が
なかったかのように、わが身可愛さに、保身に逃げる」人間たち が実に多くいる。

それはすなわち『逃げ』である。恥である。違うだろうか?
たとえば。戦前日本の軍隊では、退却命令のない状態での敵前逃亡は基本銃殺刑である。
ところが。その進撃命令を下した人間が。
敗戦で戦時裁判にかけるため捕まりそうになると、自決すらできない。

軍人として、自らの商売道具でもあるピストルで自殺を図っても、生への未練が
絶ち切れず未遂に終えてしまい、そして終いに他人の手によって処刑される。

部下には「捕まったら自決しろ」と命令を下しているにも関わらず、である。
これは『逃げ』であり。恥である。違うだろうか?
果たしてこの『東條英機』なる人物は、自ら発した発言に対し、
いかなる覚悟をもって、いかなる責任を取ったのだろうか?


少なくとも私個人は、ただこの1点だけにおいては。
「植松聖が、東條英機より格段に優れている」と考える。
陸軍大将の「発言に対する行動」が、30の若造以下なのだ。

おなじような『残念な人間』の例は、今の日本、世界にもゴマンとある。

自分に主義主張する発言、言動の中で「最初から自分を除外して」
言っている人間が世の中にはあまりにも多く存在する。
発言に、責任も覚悟も有していない。発言、言動に対する責任の
持ちようはすなわち
「その人の信用、信頼」に深くかかわる。


私たち日本国民も、これまでずーっと、我が国のリーダーたる
人間から聞かされていたはずだ。


「責任は、私にあります(取るとは言ってない) と。
それだけではない。


>丁寧な説明を行わせたい
また、お得意のお言葉が出ました。

・第1次安倍内閣は06年に「賭けマージャンは賭博罪」と決定
・私が安全を保証します、福島(原発)は完全にコントロール下にある
・私や妻が関わっていたら総理大臣も国会議員も辞める
・私の妻は私人である
・参加者は募ってはいるけど募集はしていない
・反社会的勢力の定義は無い
・ホテル側から明細書の発行は受けていない
・入り口で安倍事務所側で集金しホテル名義の領収書を手交した
・黒川氏と2人で会ったことはないし個人的な話をしたこともない
・訓告処分は法務省と検事総長が決めた
・退職金は訓告処分に従って減額された(自己都合退職扱いで減額)
・何が賭博に当たるかは法務省に聞いてほしい

これら今までの経緯については、一切『逃げ』ではなかろうか?


私もどうせいつもの『お悔やみ電報の1番』でしょうと、特に意にも返さない。
https://torotorothunderzo.blogspot.com/2020/05/blog-post_23.html
森友加計問題、桜を見る会。「丁寧な説明を尽くす」と言っては何一つ納得のいう説明は聞けず。
黒川氏の定年延長問題などについてもまた「丁寧に議論を尽くす」と言ってはやはり議論に丁寧さはなく。
今週はいよいよ持続化給付金や『強盗キャンペーン』等、今後のコロナ対策の説明に入ったが。
やはり到底納得満足のいく内容ではなく。
逃げるは恥だが(政権維持の)役に立つと言わんばかりの態度を取り続けている。
しかしながら。先も述べた通り。
発言、言動に対する責任の持ちようはすなわち
「その人の信用、信頼」に深くかかわる。
そして国民はそれをつぶさに見ている。以前にも増して、よりつぶさに。
内閣及び与党支持率の回復には、これは絶対必須条件だと思われるが。
恐らく今回も。。。であろう。
2020年の通常国会は、延長なく今月で散会となる見通しとなっている。

さしづめ「逃げるは恥だが(また)誤魔化せる」と言った所か。
(※実際にこういう意味で 『逃げ恥内閣』 と揶揄する声も出て来始めている(失笑))

ただ。誤魔化せているのは今のうちかもしれないが。国民にはだいぶ
「この政権は、嘘ばかりついて、責任も何一つも取らず、説明も議論も尽くさない
と思われている。
嘘。大げさ。まぎらわしい。ペテン師。詐欺師。
国家の強盗。税金泥棒。オカネ大好き甘汁モンスター。


多くの人間が、もう随分そう思い始めている。
それが
今の各種支持率の低下の最大要因かと思われるが。


まあ、またどうせ丁寧な説明、丁寧な議論は尽くされないのであろう。
みくりはたまたま「逃げ」で上手く行ったが。それはドラマの脚本のお話
しかも。みくり自体は当初から、フィナーレのようになる、なんて最初はつゆほども考えてない

よって。『逃げる』は、恥である。違うだろうか?

本日の締めの一曲はコレ。冒頭の『逃げ恥』の『恋ダンス』

あ。そう言えばコレも源さんがらみだったな(笑)
本当に原因はコロナなのか?はたまた
飲み屋のたまったツケの一斉請求なのか?
或いはまたまたまたまた浮気なのか?
或いは何かの病気が悪化したのか?

(頭は元から悪くてしかもおかしいけど(笑)あと沢水困出てますんで(爆笑))

何がおっかなくて非常事態宣言中に不要不急の用で大阪から
五黄殺を犯してまで東京に逃げてきたのかわかりませんが。

東京の空気が穢れるから早く大阪にカエレ。
私も早く訴状出したい。暗剣殺発動させたるから(爆笑)。
とりあえず今日はこの辺で。
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