手づかみ食べはいつから?切るだけの離乳食ではじめよう-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

手づかみ食べはいつから?切るだけの離乳食ではじめよう

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#乳児#成長#生活#食事

手づかみ食べはいつから?切るだけの離乳食ではじめよう

離乳食を始めて2~3ヶ月ほどで子どもは食べ物に興味を持ち始めます。

また成長と共に手や足なども発達していろいろな物を掴んだり離したりすることができるようにもなります。そういった時期になると離乳食を自分で手に取ろうとしたりする行動をすることもあります。

食事に意欲が出てきたら「手づかみ食べ」に挑戦してみてはいかがですか?

赤ちゃんにとって手づかみ食べは新感覚になり刺激も多いです。ただし、手づかみ食べをするとお父さんやお母さんを悩ますことも多くなります。

そんな手づかみ食べを体験談と一緒にご紹介します。

  1. 手づかみ食べはいつから?
  2. 手づかみ食べのメリット
  3. 手づかみ食べのデメリット
  4. 手づかみ食べの負担を軽減するには?
  5. 手づかみ食べは必須ではない

手づかみ食べはいつから?

子どもが手づかみ食べをするのは生後9ヶ月から11ヶ月頃と言われています。離乳食後期の食事になれた時期から始める子どもが多いです。

食事に興味を持ち、自分でものを掴んだりできるのが、この時期に多いためだと思います。もちろん子どもの成長には個人差もあるのでもっと早かったりすることもあります。

逆に、手の感触が苦手で手づかみ食べをしない子もいるので、あくまでも生後9ヶ月から11ヶ月頃という時期は目安として考えて下さい。

我が家の娘は、生後7ヶ月頃から、ベビーせんべいを手づかみ食べしています。手づかみ食べを始める時期としては早い方だと思いますが、まずは子どもが自分で掴めて食べる意欲があるかどうかが重要になると思います。

娘の場合、離乳食を全て食べてもまだ欲しいみたいで怒ることが多々あったので、ベビーせんべいを与えることにしました。

そうすると自分でかじったり割ったりして徐々に食べれるようになり、生後8ヶ月手前ではベビーせんべいを1枚ぐらいは一人で食べれるようになっています。

このように、手づかみ食べができるのかは個人差が大きく表れるので、お父さんやお母さんは焦らず子どものペースに合わせて進めるようにしましょう。

手づかみ食べのメリット

手づかみ食べは、子どもにとって多くのメリットがあります。

子どもが一人で食事ができるようになるには、スプーンやフォークを使い自分の口へと運ぶ動作・自分が食べれる大きさ・食事する意欲が無ければ、一人で食べることができません。

そういった動作や大きさや意欲をまずは手づかみ食べで練習することで、自分一人で食べれるようにもなってきます。

  • 食べる意欲を向上
  • 口に入れる量を調整
  • 手先や掴み方を学ぶ
  • 感触や温度や臭いを理解する

手づかみ食べだけで上記の情報を得ることができ、また自分に合った調整や感覚を得ることができます。

いきなりスプーンやフォークなどで、食事をするには難しいということもあり、まずは手づかみ食べからスタートするご家庭も多いです。

ただし、手づかみ食べは必ずしなければならないということはありません。子どもが手のべた付きや感触を苦手とする場合もあり、自分で手づかみして食べるということを嫌がることもあります。

そういった場合は、無理に手づかみ食べをさせる必要はありません。子どものペースに合わせて離乳食を進めていきましょう。

手づかみ食べのデメリット

上記でメリットをご説明しましたが、もちろんデメリットもあります。

子どもは新しいものを「これはなんだろう?」と興味を持って握りつぶしたり投げたりと遊び食べをすることがあります。

そうなると手づかみ食べ用に作ったものを食べずに終わったりすることもあります。

手づかみ食べのデメリットの多くはお父さんやお母さんの負担が多くなるということです。

今までは、お父さんやお母さんがスプーンで子どもの口に運んで離乳食を与えていたため、散らかったり汚れたりすることは少なかったかもしれません。

ですが、手づかみ食べを始めると遊び食べをしたり、手から落ちて床が汚れたり、服が汚れたりということが多くなります。

そうすると、食事後の掃除や子どもの着替えなど、様々な負担が出てきます。

また、手づかみ食べを気に入ると子どもはお父さんやお母さんがスプーンで与える離乳食を拒むこともあり、食事時間が今までよりも長くなったりすることもあります。

そういった面では、手づかみ食べはお父さんやお母さんにとってデメリットが多くなります。

手づかみ食べの負担を軽減するには?

手づかみ食べは、どれだけ注意していても手づかみ食べを始める前よりは、汚れたり散らかったりするようになります。

我が家では、できるかぎり手づかみ食べを自由にさせるようにしています。もちろん食事後の掃除や床を拭いたりする作業は毎回あります。

子どもが汚す範囲は、子どもを中心として半径1mぐらいが限界です。それ以上の範囲を汚そうとすると、食べ物を投げたりする行動がない限り汚れません。

そういった行動を取ることには注意しますが、その他の行動で握りつぶしたり器から漏れたりする場合は自由にさせています。

また、子ども用のエプロンをつけたり、食事用のベビーチェア(テーブル付き)に座らせたりすることである程度の負担を軽減することができています。

食事後の作業としては、エプロンを洗ったり床やベビーチェアを拭くだけで子ども周りの掃除は終わます。時間にしても3分程度で済む作業になります。

便利アイテムや器具を使って負担を軽減できるポイントは軽減し、後は子どもに自由に手づかみ食べをしていもらうようにしています。

手づかみ食べは必須ではない

手づかみ食べは必ずしないといけないという行動ではありません。

子どもが嫌がる場合もありますし、お父さんやお母さんの食事後の負担も増えます。ですから、周りの子どもがしているからと無理に手づかみ食べをさせたり、忙しいお父さんやお母さんに負担を増やしたりしなくても大丈夫です。

食事自体を全て手づかみ食べにさせるのではなく、ベビーせんべいや一部の離乳食だけを手づかみ食べさせてあげたり、握ってもべた付かない茹でた野菜スティックだけ与えたりするだけでも手づかみ食べのメリットを得ることができます。

食事中や食事後にイライラしたり、疲れが溜まったりするよりは、家族みんなが楽しく美味しく食事ができる雰囲気の方が子どもにとってもお父さんやお母さんにとってもメリットは大きいです。

無理に手づかみ食べをするのではなく、子ども・環境・生活に合わせて進めていきましょう!