スロット 設定 決め方 ④ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回、月間アウト平均が、3,000の店を任された時に「お客様に、設定を読んでもらえる」ように設定を入れて、稼働数があがったことを書きました。

今日はその続きです。


さて、設定方針を変えて9ヶ月経過した頃、月間アウトの平均が7,000を超え始めました。

この頃から、ジャグラー系やパルサー系、沖スロ系など、ノーマルAタイプには、設定2を入れることができるように。
(等価交換です)

例えば、ジャグラーが10台あったとしたら、

設定1・・・4台
設定2・・・5台
設定4・・・1台

といった割合です。

設定

なお、AR、ART機は、ず~っと設定1もしくは2です。
(設定1の方が暴れる機種は、設定2を使っていました)

AR、ART機を打つユーザは上級者が多く、稼働がないと赤字になる確率が高いので、設定4以上は使ったことがなかったです。
(夢がなくてスミマセン。ただ、前任者は稼働もしない設定5、6を入れてましたが・・・。)


そして、さらに3ヶ月後、月間アウトの平均は9,000に到達。
(もちろん、機械予算が増えたわけでもありません)

こうなると、Aタイプの機種は、設定1を入れなくても粗利が取れるようになったので、

設定2・・・8台
設定4・・・2台

といった割合で、設定が打てるようになりました。

そして、就任してから、1年3ヶ月目で月間アウト平均10,000を達成。

しかし、お店の一部が倒壊するトラブルが発生したこともあり、その影響で入客が悪化したので、月間アウト平均が8,000で異動になりましたが・・・。

この続きは次回。