前回は、「夜になると出る!」わけではなく、データーが出揃うなどの理由により「営業時間が経過する程(夜になる程)、割数があがる」という話でした。
その続きです。
「夜になると出る!」といったことを信じている人の中に、"台の電圧"の変化をあげる人は多いです。
つまり、夜になると、外灯やネオンなどに電気が使用されるので、その分、パチンコ台(スロット)に使用される電気の量が減ってしまうことによって、電圧が下がり台が誤作動を起こす(大当たりする)というものです。
結論から言うと、現在のパチンコ台に、これはあり得ません。
何故なら、上記の様な電圧の変化が実際に起った場合は、電源基板のヒューズ(もしくはトランス関連のヒューズ)が飛ぶからです。
どういうことかと言うと、
パチンコ台を動かすのに必要な電力が確保できなかった場合、パチンコ台の電源が落ちるようになっています。
その逆で、必要以上に強い電流(電圧)が流れた場合も、電源が落ちます。
(と言うか、この場合は遊技台のメイン基板が壊れます)
実際のホールで多い現象としては、大当たりの演出中に、電源が落ちるというものです。
これは、大当たりすると、台枠のランプやら、役物などが光って動きまくることによって電気を消費してしまい、島から供給される電気の量が足りなくなって、電源が落ちます。
よって、
"台の電圧"の変化によって、大当たりするというのはあり得ません。
ただ、今から30年ぐらい前の遊技台であれば、そういった事はあったのかもしれませんが・・・。
続く。