こんにちは、Eimiです。

このごろ涼しくて過ごしやすく嬉しいです。

 

でも、そろそろ台風が近づいているらしく、これは心配です。

 

 

さて、今日は、モミジの散歩をしながら思い出したので、書いてみます。

 

それは数年前、わたしは村で役員をしていました。

その年は、三年に一度のお祭りが行われます。

 

役員は大変なんですが、お祭りは神社総代も、組長も班長も、みんな大変です。

 

十数年前は、組長でお祭りを受けました。

そりゃ、一週間ずっと大変でした。

何と言っても組長の奥さんが一番こき使われます。あせるあせる

 

子どもの太鼓の練習には毎日、最初から最後まで行って、練習する子どもにも、教える男衆にも最後まで接待です。

他の奥さんは来ません。

酒も肴も、差し入れも、子どものおやつも、終了後の男衆へのもてなしも、全部組長の奥さんの仕事です。

まだ良く分からないころのことですから、それは必死でした。

色々、皆さん方にああしろこうしろと、ずい分言われたものです。

 

それからずい分と時が経ち、また役員とお祭りが重なりました。

でも、今度は組長の奥さんではありません。

ほっとしていました。

 

でも、それもつかの間、一緒に役員となった隣の班の奥さんAさんが私に言います。

 

「ちょっと、夜の太鼓の練習、毎日来なさいよ。役員でしょ」

「えっ、でも、それは、毎日の当番は、組長の奥さんの仕事でしょ」

「なに言ってるの。神社総代の奥さんの仕事よ」

 

えーっ、そんな馬鹿な。

 

さらに、翌日、近くの奥さんBさんが、わたしに説教します。

「あなた、行かないと駄目よ。役員さんでしょ」

 

えーっ、なんでアンタに言われるの?

だいたい仕事は、組長さんの奥さんなんだって笑い泣き笑い泣き

アンタだって知っているでしょ笑い泣き

 

さらに、Aさんは言います。

「買い物いくわよ」

「草刈りするわよ」

「遅れるなんて、許されないのよ! 役員でしょ!」

「前日は、お嬢さんは、学校を休むか、電車で行かせなさいよ!」

 

えーっあせるあせる

だから、お祭りが好きなのはわかったけど、仕事は組長の奥さんなんだって笑い泣き笑い泣き

 

こんな具合で、わたしはボロクソに言われました。

ただ、これはそう古い話ではありませんから、わたしも多少は言い返しましたね。

「学校は休めません」

「電車では行かせません。遅刻します」

「主人に長距離の送迎は出来ません」

くらいはあせるあせるあせる

 

そうなると大変で、かなり興奮されました。

Aさんだけでなく、Bさんも何故か一緒に私を責め立てます。

 

なんて喧嘩腰で、ものをはっきりと言う人々でしょうか。

最後は、Aさんは、ものを投げ捨て、叫び、去っていったと記憶します。

 

主人は心臓病で、今はほぼ介護です。学校はめちゃ遠く、バスも電車も近くにはありません。

わたしは一人で全部やっているので、無理なものは無理なのです。

 

だいいち、お祭りの仕事は組長の奥さんなんだって笑い泣き笑い泣き

 

AさんもBさんも、御主人が大変働き者で、家の中のことも色々手伝ってくれる家だということは知っています。このあたりではめずらしいですが。

これは、あまりにも、自分の家の図を他人の家にまで当て嵌め過ぎなのでは……あせるあせる

ある日、わたしはAさんの家に用事があって行きました。

 

インターホンを鳴らすと、中からAさんの返事がしました。

 

「ハーイ。〇〇ちゃ~ん💛 待ってね~」

 

えっ??

 

「今ね、〇〇を××しててねえー💛」

 

と、Aさんとは思えない甘えた声です。

 

だ、誰滝汗これ。

 

「今行くからねえ💛 待ってたでちょー💛 ごめんなちゃーい」

 

いったいAさんは、わたしを誰だと勘違いしているのでしょうか??

 

もちろん、この後、玄関を開けたAさんの顔が引きつっていたことは、ご想像どおりです。

わたしを見て、絶句しました。

 

いや、絶句はこっちだから、ホント滝汗

 

ただ、わたしは感心しました。

Aさんは、家の中では、かわいい奥さんで、かわいいお母さんだったのですね。

 

家の中で大切にされ、ワガママが通るくらいに、御主人にかわいいと思われるような態度で生きているわけです。Bさんも同じなのでしょう。

 

「ふーん。そういう生き方もあるのか」

と、なんだか、見る目が変わりました。

 

女性が、いつまでも女性を武器として生きているなんて、やるじゃん。いくつになっても頑張ってるじゃん。と。応援するような気持ちになりました。

 

わたしにはできない生き方です。

わたしは主人とともに、政治、経済、教育、金銭、など、討論しちゃいますから汗汗

可愛くないですね笑い泣き笑い泣き

でも、外では、何も言わず、ただにこにこハイハイといってますから、彼女たちとは、正反対なのですね。

 

ただ、まあ、女性相手に、オンナを武器にすることはできませんからねえ。

そのへん、わかってほしいです。

わたしに対する態度は改めて頂きたかったですね。

 

また、後日、

「お祭りは組長の奥さんの仕事ですよ」

「あの人たち、お祭りの当番をまったくしたことがないから、知らないのよ」

と、より年配の御方に言われました。

 

それで、ようやく、わたしは気持ちが楽になったという次第です。笑い泣き

ハイ笑い泣き笑い泣き

 

 

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