宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

「演出家 植田景子が語るA Fairy Taleの見どころ」にワクワク((p゚∀゚q))

明日海りおは 人間離れした美しさ♪

人間離れした美しさを存分に表現できるのは、人間ではないキャラクターだと思った、と植田景子先生のお言葉に納得。

みりおちゃん(明日海りお)は 黄泉の帝王・トート閣下や ヴァンパネラのエドガーも演じてますけど、男役の中でもフェアリー系と称される部類に属するみりおちゃんだから やっぱりフェアリーのお役なんだな、って 最初にこの作品タイトルを聞いた時に思いました。

 

ヅカ友の一人は 「人間の役がよかった」と言ってました。理由は聞きそびれましたが。

トップスターの退団公演は、駄作が多い、というのは「ヅカあるある」なので フェアリーという人外のお役を設定して 大丈夫か?という不安があったのかも知れません。

 

芝居巧者・明日海りお ラストステージも楽しみ!

植田景子先生が おっしゃるように 演技巧者なみりおちゃんが演じると どんなお役でもリアルに、というか現実感があって 芝居に引き込まれます。みりおちゃんは、お役に魂を吹き込むのが本当にお上手ですね。

だから 私達は主人公に心を重ね 共に生き、共に泣き、笑えるんだと思います。

 

明日海自身も、化粧や鬘などいろいろと工夫をしてくれているので、楽しみにしていただきたいです。

 

 宝塚歌劇公式HPより

先行画像も ポスターも HPのフラッシュ画像も素敵で、みりおちゃんのラストを飾るにふさわしい出来!

みりおちゃんの鬘や舞台化粧の追求は いつも怠りないですが 演出家の先生のお墨付きでますます楽しみ!

 

人間ならぬ想像の産物の役ですから、演じ手にとっては心の動きなどを考えるのは難しく、ハードルが高いと思いますが、明日海なら、彼女なりの解釈で役を膨らませてくれると思っています。   

 

やっぱりみりおちゃんにしか出来ない! みりおちゃんだからこそ、なお役ですね!

 

舞台セットなど

宝塚観劇では キャスト、作品、音楽、衣装の他に 装置や美術、映像も楽しみの1つです。

作中には 3つの世界があるそうです。

① “Misty Land(霧の世界)” 霧に閉ざされた世界、薔薇の精・エリュと彼の仲間が住む世界。青い薔薇しか咲かない枯れ果てた庭

② “Flowering Garden(想い出の庭)” かつて美しい薔薇が咲き誇っていた庭

③ “The Victorian London(大都会ロンドン)” 現実の世界

 

これらを抽象的に表現するために、ラストシーンまでは、極力シンボリックでシンプルなセットにしています。そして、ラストシーンは特に印象的な場面になると思いますのでご期待ください。  

 

宝塚歌劇公式HPより

え~~楽しみ~!!

今作品のスタッフの振り付けの大石裕香さん、装置の松井るみさんは 植田景子先生作品ではおなじみの先生で、花組の「愛と革命の詩」や星組の「Lost Groly」でもご一緒されてましたね~。

松井るみさんは 外部からの招聘ですが いろんな舞台でご活躍(柚希礼音様ご出演の「お気に召すまま」や 外部の「1789」も)されていて 二村周作さんと並んで好きな舞台美術家さんです♪ 

 

そして! 今回スタッフの中に フラワーコーディネート 櫻井忍さんのお名前。

あぁ~~ 美しいお花で彩られるセットが見れるのですね? ラストシーン!! 早く観たい!!

 

シャーロットの華優希 

彼女は外面の可愛さだけではなく、本当に心根が素直で、何事にも一生懸命です。そのひたむきさ、素直さが周りの人に“愛しい”という気持ちを抱かせる、人間的な魅力を感じます。今回は“芝居で魅せる華優希”をどこまで引き出せるか、という点が、私自身にとってもチャレンジであり、とても楽しみです。   

 

はい!華ちゃんは独特のほわ~んとした空気をまとってますから 華ちゃんもある意味フェアリーな感じですね。

守って上げたくなるような可愛さというか 万人の妹的存在の華ちゃん。歌唱、ダンスというショーに求められる要素は今ひとつですが 芝居心や ビジュアルの作り方は最高なので 18世紀のロンドンの上流階級と言う設定にぴったりな気がします。

大劇場お披露目、楽しみにしています。

ハーヴィの柚香光

これまでの主演作では個性の強い役どころを演じることが多かったように思いますが、今回演じるハーヴィーはエリュとは対極の、ごく普通のニュートラルな人間です。明日海との芝居のキャッチボールのなかで、ハーヴィーがどのように変わっていくのか。リアリティーを持って、心のひだが動いていくさまを表現しなくてはなりませんので、丁寧に創りあげてほしいですね。   

 

「普通の人間」を演じるのが一番むずかしいですから 今回、「アクの強くない」お役だけに 新たな挑戦かも。れいちゃん(柚香光)の細やかな心の表現を、フツーの男性を創り上げる挑戦を 見守りたいと思います!

 

オズワルドの瀬戸かずや

ヴィッカーズ商会のやり手社長のあきら(瀬戸かずや)。フェアリーの世界とは正反対の金儲け主義。強気、豪腕といったイメージです、悪役ですって。

あきらの学年からくる落ち着きや 今まで演じてきて好評だったオジサマ路線からくる貫禄、もう目に浮かびます。

 

庭師・ニックの水美舞斗

なんと!!ニックは 奥様 フローレンス夫人(城妃美伶)を密かに愛している、ですと?? これは苦しい…秘めた愛! 身分違いの愛! 難しそうなお役ですが マイティ(水美舞斗)の頑張りに期待です!! このお役で「芝居をする時の何か大切なもの」を掴みそうな気がしてます。

 

作品のテーマ“花と人とを繋ぐ想い”という重要な部分の表現が求められるこの役を、水美がどう演じてくれるか、成長を期待したいです。

    宝塚歌劇公式HPより引用

 

おぉ!そんな役割まであるのですね! 

 

作品を創作するうえで、特に意識しているのは 「美」!

美は正義の宝塚ですから♪ 

でも今回は 特に美しさにこだわってらっしゃる様子。

A Fairy Tale おとぎ話ですから 夢現無双、オーシャンズ11、壬生義士伝と 男臭いのがw続いて 今大劇場では コミカルな GOD OF STARSが上演中ですが ここで花組が夢の世界にいざなってくれるという、久しぶりの夢の舞台、楽しみ!

 

あと1週間で幕が上がりますが 上がってしまったら 大千秋楽まで怒涛の日々、そして…