食戟のソーマ 神ノ皿 2話「ストロボ、輝く」【アニメ感想】
食戟のソーマ・アニメ四期2話の感想・レビューです。ネタバレありです。
作中最高の有能キャラと名高い美作の活躍回でした。
もうコイツが主人公でいいんじゃないかな。
ともかく、連隊食戟2ndBOUTの結果が明らかになってきました。
今後の展開はどうなるのか?
【今回のソーマ】
前回に続き、2ndBOUT 。
まずは久我先輩対司さん。種類が豊富な緑茶を使いこなす司さん。
しかし久我先輩は茶葉を使う様子なし。そんな様子を見て、司から口撃されたところで、美作から久我先輩へのアシスト。
連携が許されているこの連隊食戟。緑茶の準備を美作が一手に引き受け、それ以外に集中していた久我先輩。
すなわち、久我・美作vs司さんの二対一。
司とのタイマンにこだわっていた久我。しかし彼は今回、仲間や後輩のために司を潰すことを最優先。
そんな久我を見て、少し警戒感をあらわにする司。
一方、久我先輩のアシストをしていた美作の相手は遠月屈指の寿司職人・斎藤。そんな相手にテーマ食材は、まぐろ。
しかし美作は新たに編み出したパーフェクトトレース・フラッシュによって斎藤に肉薄。互角の調理技術を披露。
斎藤の方も、自分の調理器具をわざわざ美作に貸す始末。彼曰く、武士道に反するからとのこと。
連隊食戟前から、十傑のトレースという過剰な負担を要求する準備をしてきた美作。彼を突き動かしているのは、ソーマとタクミへの恩返しの気持ち。
そこで美作がとうとうアレンジへシフト。
先に料理を完成させたのは斎藤。小さく美しいまぐろの寿司たち。
直後、調理を完成させた美作。見た目はほぼ斎藤の品と同じだが、違いが一つ。軍艦巻き。
司会進行の麗ちゃん(洗脳済み)の試食によって、美作の料理の出来が抜群であることも判明。
その直後、調理を完成した竜胆先輩vs女木島先輩のラーメン。
結果、四つの料理を纏めて判定することに。
好評価の美作の寿司、女木島先輩のアフリカン・ラーメン。
しかし判定は。
女木島vs竜胆先輩 (0-3)
美作vs斎藤 (0-3)
勝敗の理由。
まず美作vs斎籐。曰く、隠し包丁の手加減。その極めて細かな工夫を美作はトレースできなかったとのこと。
次に、女木島先輩vs竜胆先輩。お互いの差についてはよくわかりませんが、とりあえずワニ肉を使いこなした竜胆先輩のラーメンの方が素晴らしかったとのこと。
負けたとはいえ、悔いはないと答える女木島先輩。
ソーマは、残された久我先輩の活躍に期待。
今回はここまで。
【今回の感想】
連隊食戟2ndBOUTの内、2つの戦いに決着がつきました。
美作戦はともかく、満を持して登場した女木島先輩の勝敗に関しては、いろいろと不満がある方が多いのではないでしょうか?その相手が、同じくこれまで得体が知れず、しかも強キャラ感満載だった竜胆先輩だったとはいえ。
実際、原作でこの連隊食戟編を読んでいた僕は、連隊食戟編全体の展開に関していろいろと不満がありました。
とはいえ、それを話すと今後のネタバレになってしまうので、僕個人の不満や予想については今後書きたいと思います。
まず今回のお話について言っておきたいのは、原作の描写から少しアレンジされているということですかね。順番とか。
原作では今回の2ndBOUTはまとめて審査だったと思います。しかしそこらへんはアニメ化上の都合もありますから仕方がないですね。
ちなみにですが、少し気になった点。
原作漫画では、アリスと黒木場が新十傑の誰に敗北したのか不明だったという記憶があるのですが、今回その相手が斎藤だったと判明する描写がありました(原作にもあったかな?もしあったらスミマセン)。
連隊食戟に参加した反逆者組を除けば、1年チームの中では最も実力があった2人なので、その敗北の詳細は結構気になっていたのですが、相手は斎藤か。アリスはともかく、魚介系で黒木場が敗北していたわけですね。なるほど。。。
とりあえず、今回のエピソードでは美作がめちゃくちゃ有能ということが目に付きました。
ソーマに負けた時、コピーではなく自分の料理云々をソーマが美作に説教していたことに関してはここでは忘れておきましょう。
いずれにせよ、今回は美作回でした。以上。
既に述べたように、四期の連隊食戟編の展開については、かなり異論があると思われます。むしろ、そこらへんを視聴者が語り合うことに楽しみがあると思えるほどに。
この感想を読んでいるのは、アニメ四期まで視聴を続けている人でしょうから、これ以上の助言は必要ないかもしれませんが、まあ今期の最後まで見ましょう。
そして、文句はその後に言いましょう。
あるいは、本作のようなツッコミどころ満載の作品の展開について、真面目に語るのも野暮なことなのかもしれませんが。。。もちろん良い意味で。
以上、ソーマ四期2話の感想でした。