木材と黄金のはなし | 片付けがはかどる方法 外伝

片付けがはかどる方法 外伝

片付けに頑張っている貴方、ちょっとくじけたときにご覧下さい。
気分転換になる記事を多数ご用意しております♪

片付けがはかどる方法の管理人です
片付け、はかどっています??

片付けを気張り過ぎると、少しばかり心に毒なので
当サイトでは、隊員のエピソード、こぼれ話
決して他人に伝えたくない恥部、

さらに片付けとは、
直接関連しないかもしれませんが
当隊が、皆様とシェアしたい情報などを公開です。

★1
秩父市は大滝のサワラを、
木材会社、島崎木材が建築内装材として
”秩父 大滝さわら加工板”の名で製品化しました。

おけなどの木製品に使われるサワラは、
杉やヒノキに比べて使い道が乏しいとされますが、
軽くて吸放湿性に優れていることに着目。

二酸化炭素の排出を抑えるなどの
環境に優しい特性もセールスポイント。

数年前、同社のS社長が、サワラが建築の
構造材としては強度不足のため、
伐採適齢期になっても買手が付かずに

伐採できないでいる現状を
秩父の林業者から聞かされていたのです。


同社は、建築内装材を手掛けるために
新たな機械を導入たんですね。

S社長は、サワラの性質を生かせば
建築内装用の板に使える、と判断。

伐採で生産される200立方mの丸太を
杉とほぼ同価格で山主から全量買付けます。

樹齢70年ほどのサワラの丸太が山から切出され、
横瀬町内の製材所で板にします。

行田市内の島崎木材で屋内外に積み、
北関東の平野部特有の空っ風
”赤城おろし”にさらすのです。

約四ヶ月間、自然乾燥させて含水率を
10%ほどに落とし、壁や床などの
建築内装材に加工するのです。


そうしたら、県内外の20ほどの業者から
問合わせがあり、数社から注文が入ったと。

S社長は、荒川の源流域から上流、
中下流へと山から都会までの人のつながりを
生み出すような木材利用につながれば、と談話。

カエデの樹液生産とともに、
新しい森林ビジネスのモデルケースとして
顔の見える木材での家づくり、をアピールする

秩父樹液生産協同組合のY代表理事は、
利用価値があるのに今まであまりにも安く
取引されてきた。サワラの良さを
見いだしてくれてありがたいとのこと。

様々な意味合いを持ったリサイクルですね♪


★2
東北随一の知名度を誇る中尊寺は、
850年に慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)
(794~864)により開創されました。

円仁は、下野国・壬生氏の出身で、15歳で
比叡山延暦寺に入り、最澄の一番弟子となった。

その後、遣唐使に加わりますが、
皇帝武宗(ぶそう)による
”会昌(かいしょう)の廃仏”に遭遇し、

仏教文化が排斥、破壊される様を
『入唐求法巡礼行記(にっとうぐほうじゅんれいこうき)』
に詳細に書き残しています。

帰国後は、東国の生まれであったために、
天台宗のみちのく布教につとめ、

多くの法相宗寺院を天台宗に改宗させるなど、
政治的にも大きな足跡を残しています。

平安時代後期に、金の採掘によって莫大な富を
蓄えた奥州藤原氏の清衡により

中尊寺の大規模な伽藍の整備が進み、
金色堂(国宝)と堂内諸仏も建立されました。

奥州藤原氏とは、京都の藤原北家の流れを
汲む藤原頼遠(よりとお)が陸奥国に移住し、
出羽国にかけて荘園を経営したのに発します。

やがて金鉱山によって莫大な富を築き、
遠国の地の利を生かして源平の争乱からも
距離を置いたため、

平泉は清衡・基衡・秀衡の三代に亘(わた)って
平安京に次ぐ繁栄を誇ったのです。
全ては金の採掘。

熱心な法華経信者であった清衡は、
三世の諸仏(薬師、釈迦、阿弥陀)をはじめ、
たくさんの仏像を祀る堂宇を建立したといわれ、

阿弥陀浄土を再現した金色堂は、
全体のほんの一部に過ぎなかったことになります。

また近隣にあって復元庭園で有名な
毛越寺(もうつうじ)は、二代基衡によって造立。

平家滅亡後、源頼朝に追われた義経が
秀衡のもとに身を寄せたことによって
鎌倉幕府と対立するようになってしまいます。

みちのくの巨大勢力に危機感を抱いた頼朝は、
泰衡の代に奥州征伐を行い、
奥州藤原氏は滅亡です。頼朝は冷血ですから。

丈六(じょうろく、坐高約2.5m)の阿弥陀如来坐像は、
中尊寺本堂の本尊であったと伝えられる
堂々たるお像で、東北によく見られる
カツラ材を用いた寄せ木造(づくり)。

まったく破綻のない見事な
定朝様(じょうちょうよう)の作例です。

中尊寺は鎌倉時代以降に庇護者を失って衰退し、
1337年の大火災で大半の堂宇と
宝物を焼失してしまいました。

奥州藤原氏の御霊屋(みたまや)として造営された
金色堂や本像の見事さから、

焼失した伽藍や宝物全体の壮麗さは
どれくらいであったのかと思うと残念でなりません。
残存していたら国宝級がわさわさあったのでは。

我々片付け隊は、常に貴方の
隣に寄り添い、片付けの方策を
伝え続けていきます。

これまでも、これからも。

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