アンチエイジングって若さを・・・?

 

それは

生活習慣病を予防から始まります。


歳を重ねると
活性酸素が増加して老化へと進みます。


体内で活性酸素が増加すると、
細胞を酸化させ、血管や内臓などの老化現象を引き起こします。


動脈硬化やがんをはじめ、
多くの生活習慣病の原因に、
活性酸素が関係して行くので怖いですよね。

 

たとえば
活性酸素は、細胞内のミトコンドリアというエネルギーを
生み出す器官で非常に多く発生します。


このミトコンドリアが酸化すると、
糖からエネルギーを生み出す働きが衰え、
糖尿病になりやすいという。

 


また
活性酸素は、遺伝子にも障害を与えます。


その結果、
遺伝子にあらかじめ組み込まれたプログラムにエラーを発生させ、
それが老化促進の一因になるともいわれています。

 

だから
活性酸素の増加を抑えることも、
アンチエイジングの重要なポイントなんですね。

 

なので
生活習慣の改善を心がけるんです。


活性酸素の増加は、食事以外の生活習慣にも影響されています。


その典型が
ストレスだったり・・・
睡眠時間だったり・・・
喫煙だったり・・・などです。

 

成長ホルモンや女性ホルモンの働きが悪化し、
活性酸素も発生しやすくなります。


また、
成長ホルモンは夜間の睡眠中に多く分泌されるため、
夜更かしをすると分泌量も減少してしまいます。

 

さらに
喫煙は女性ホルモンの分泌を抑え、
活性酸素の発生を促進することが知られています。


だから
生活習慣の改善は、アンチエイジングの重要なポイントですよ。


コレに加えて

運動・・・などもあります。

老化速度を抑えるためには、
有酸素運動と筋力アップ運動を組み合わせることが効果的です。


有酸素運動は、
血管や循環器、呼吸器などの機能を高め、
筋力アップ運動は基礎代謝を高め、筋肉や骨を丈夫にするからです。

 

 有酸素運動の代表的なものには、
ウォーキングやジョギングなどがあり、
筋力アップ運動には、筋力トレーニングやダンベル、マシン運動などがあります。


筋肉のなかでもとくに老化と密接な関係にあるのが、
背骨と大腿骨をつなぐ大腰筋です。

 

大腰筋を鍛えると、
姿勢がよくなり、歩行や日常の動作もスムーズになり、
高齢者の寝たきりを防ぐのにも役立ちますので
ぜひ、生活の中で取り入れたいものです。

 

また
脳の活性化・・・も大切です。

人間の脳は
使わないでいると神経細胞が急速に減少し、
老化が促進されます。

 

反対によく使うと神経細胞の減少が抑えられ、
そればかりか神経細胞の接点であるシナプスが強化されて、
どんどん活性化されます。


中高年になると、
新しいことに取り組む意欲がなくなりがちです。


実は脳はまだ余力をもっていて、
刺激を受けると活性化されるのです。

 

たとえば
江戸時代に日本地図を制作した伊能忠敬は、
隠居後の50歳から江戸に出て天文学や数学を学び、
55歳から地図作成のための測量の旅を始めています。

 

伊能忠敬が特別なわけではなく、
個人差はあるものの脳にはそうした奥深い面があるようです。

 


 脳は
人に会ったり・・・、
趣味に夢中になったり・・・、
運動をしたり・・・、
新しい勉強を始めたり・・・・と、
さまざまな刺激を受けることによって活性化されます。

 

自分に合った脳の活性化法を見つけることが、
アンチエイジングのひとつのポイントなんですね。

 

 脳が活性化されると、
認知症の予防になるだけでなく、
自律神経やホルモンの働きもよくなるので、
体全体の老化を抑えることにもつながります。


このように
生活の中で習慣的なものを、もう一度意識しながらの行動で
アンチエイジングが保たれます。


意識して生活をしましょう。