【上高地】コロナで外国人激減も…「臨時バス」が運行する人出に!

でかけて遊ぶ

毎年夏にいく長野県・上高地。今年は新型コロナの流行でどうしようか悩みましたが…政府は県境をまたぐ往来の自粛要請を解除しているし、長野県としても「新たな旅のすすめ」をHP上で公開、旅行の際の感染予防のあり方を公開していることもあり、もちろんマスク着用・手指消毒など徹底した上で行くことにしました。

移動のすべては車で家族のみですし、主なイベントとしては森の中のハイキングなので感染リスクはかなり低いと考えました。

さて、上高地はいま、どうなっているのでしょうか…

バス停には行列も…駐車場はスカスカ

娘のチビ丸が妻のお腹の中にいた頃から数えて、これで4回目となる上高地。初めて泊まったのは河童橋のすぐ近くに建つ「五千尺ホテル」。その次は受付開始と同時にハイシーズンは満室になる「帝国ホテル」。そして去年はふたたび河童橋に戻り「ホテル白樺荘」に。チビ丸がだいぶ歩けるようになったので今回は大正池のほとりに建つ「大正池ホテル」を選択しました。

大正池

そこまでの道のりは…上高地はマイカー規制がされていて、途中バスに乗り換える必要があります。到着した天気の良い土曜日の午前10時ごろ、バス停にはすでに行列が。全員マスク着用です。人出は、例年と変わらない印象ですが…駐車場は例年だと入り口からだいぶ奥まで行くか、少し離れた大型駐車場に案内されていたのに、今回はバス停すぐ隣の、しかも入り口近くに停められたので、全体で見るとだいぶ少ないのかもしれません。

さわんど駐車場のバス乗り場には列が

河童橋もそこそこの人出

初日は大正池ホテル近くを散策したのみ。翌日、日曜日の午前10時ごろに河童橋にいってみると…たくさんの人が!しかも、この日はバスの臨時便が運行され、どんどんバスが来ていたので観光客で溢れかえっていました。

河童橋周辺はかなりの人出

ここまではバスと降りてから徒歩5分程度で来られるので、サンダルにワンピースなど軽装の方達も目立ちます。気軽に来ることができるとあって、やはり人出もそこそこあるのでしょう。

また長距離を歩くわけではないので、河童橋周辺もマスク着用率はほぼ100%

ちなみに…河童橋のふもとにはいくつかご飯を食べることができる場所があるのですが、「五千尺キッチン」では受付やテーブルにアクリル板を設置、テーブル数も減らしている用に見受けられました。が、ランチ時でも3割ほど席は空いていました。うーむ…河童橋をみていると例年通りに見えるのだけれど、滞在時間を短くする人が多いのかな。

五千尺キッチン

ハイキングコースは…ほぼマスクなし

さて、去年チビ丸(当時4)が見事、自らの足で踏破した河童橋〜明神池(3.5km)。前回は片道二時間半かかり、さらにラストはヘロヘロだったが果たして今年は…ということで同じコースにチャレンジ。

途中、すれ違う人たちはほぼマスクなし。さすがに夏のトレッキングでマスクはつらいですよね…それになにより森の中ですから感染リスクはほぼないと思います。

ハイキングコース 川近くまで降りられる場所も

子供の足なので、先を道を譲ることも多々あったのですが、みな「こんにちは」と爽やかに挨拶。ちチビ丸に「頑張ってるね!えらいえらい!」とたくさんの人たちに声をかけてもらい、本人も嬉しそうでした。

コロナ禍での観光地なので、すこし緊張感があったのですが…とても爽やかに楽しくハイキングができました。このコースはマスクなくても、嫌な顔をされることはありませんし、なによりマスクのままでのハイキングは熱中症の危険性が高まりますからね。要所、要所での使い分けが重要です。

無事!明神池に到着

去年は2時間半かかったのに…今年は1時間半で到着!(※おとなの足だと1時間ほどだそう)。1年でこんなに体力がついたんだなぁとしみじみ。こどもの成長は本当に早いですね…

明神池には食事処もあるのですが、着いた時間がちょうどお昼時ということもあり、席はほぼ満席。多くの人がランチしていました。

明神池の食事処

拝観料を払い、お目当ての明神池へ。ここも…例年とそれほど人出は変わらない気が…そもそも、そんなに混雑する場所ではないですけどね。

感染防止のためか、お賽銭箱上の鈴(ガラガラ)は撤去されていました。チビ丸に小銭を渡し、長賽銭箱にいれてなにが願い事してごらん、と言ってみたところ…手を合わせ、目を閉じ、ものすごく小さな声で「またみんなで来ることができますように…」とお願いしていました。

いろいろ悩んだけれど…やっぱり連れてきてよかったなぁとほっこりしたデカ丸でした。

明神池

感染予防対策の上 安心安全な旅行で「健全」な日常を

言うまでもなく、観光業界は新型コロナ感染拡大を受けてすさまじい打撃をうけた業界のひとつです。GoToも始まり、国内各地の観光地で飲食店や宿が営業を再開しています。

しかし、行く側の我々は…ひょっとしたら本音ではウェルカムじゃないんじゃないか…とか悩んでしまいます。感染が広がりだした頃、県外ナンバーの車への嫌がらせとかありましたしね。

バスの列も間隔をあけて

ただ、収束の道筋がまったく見えない中、それぞれがきちんと感染対策をし、密を避け、注意を払いながら徐々に「新しい生活様式」の中で旅をしていくことは、お互いにとって健全な日常を取り戻すことにつながるのではないかと思ったのでした。

でも…いつか、マスクなんて全く必要のない日々がきますように!

やっぱり…河童橋で全員がマスクしながら観光している光景は不自然に感じてしまった…(苦笑)

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