目次

リヴァプールの連勝ストップ。マンUがいい試合してたかと言えば、まあそうでもない。サラー抜きのクソ試合

シェフィールド対アーセナル。エジル案件の試合だが、アーセナルには何の策もない

レスターVSバーンリー。VARを使いこなす魔のチームは3位キープ

マンチェスターシティVSクリスタルパレス。ミス連発のシティCBは優勝に暗雲

ノリッジvsボーンマス。ドルトムントを見ているようなわくわく感だが降格圏脱出ならず

エヴァートンvsウェストハム。上位を目指したい両チームの意地の試合

アストン・ヴィラvsブライトン。指導者必見の基礎力バトル

チェルシーvsニューカスル

トッテナムvsワトフォード

サウサンプトンvsウルブス

リヴァプールの連勝ストップ。マンUがいい試合してたかと言えば、まあそうでもない。サラー抜きのクソ試合


オールドトラフォードに乗り込んだリヴァプール。勝てばシティの持つプレミアリーグ最多18試合連続勝利に並ぶ試合だったが、今日の主役は”主審・マーティン・アトキンソン” 笛のバランスは悪く、ホームのブーイングを恐れるかのようなジャッジ。FAに愛されるマンUがたまたま引き分けたクソ試合。
アリソンが怪我から復帰したが、ユナイテッドのシュートチャンスは少ないので、コンディションは分からない。マンUはマグワイアをセンターにした3バック。ダニエル・ジェームズはさすがの走力だが、リヴァプール相手に目立った活躍はできない。ジャッジの混乱から集中の切れたリバプールのスペースを独走し、ラシュフォードにグラウンダーのアシストを供給した。
そして後半88分またしてもこの男、左ウィングバックの位置で出場しているヤングのサイドから失点。背後から出てきたララーナに一点返されて、マンUは貴重な勝ち点1。現在ミランより低い14位。(ミランは12位)
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シェフィールド対アーセナル。エジル案件の試合だが、アーセナルには何の策もない


シェフィールドがコーナーキックのこぼれを決めきり、そのまま試合終了。アーセナルは創造性もなくシェフィールドにボールを持たせられる。無駄なボール回しは決定機になることもなく、ロストをするとあっという間にシェフィールドが攻めかかる。
パパスタソプーロスはドルトムント時代もこれといっていいCBでもなかったが、アーセナルでもやはり同じ。ゲーゲンプレスと相棒のCB(フンメルス)に助けられていた、体格だけのCB。

アーセナルは得点されてから戦術の修正などはなく、最前線でスプリントの準備をする3トップは放置気味。ダビドルイスが裏を狙うパスを仕掛けるほど、中盤は無駄なショートパスに終始。グエンドゥジは冴えないアーセナルの運動量を一手に負い、危険なスペースを無戦術に埋めているのみ。エメリ解任後にこそ本当のポテンシャルが分かるだろう。幅を広く守るシェフィールドに対し、エジルの視野があればスペースを活用できたと思うと、9節でワーストのくそ試合だった。
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レスターVSバーンリー。VARを使いこなす魔のチームは3位キープ


ヴィチャイオーナーの死去から一年、悲しみのメモリアルゲームとなったホームのレスター。3位につけるチームはバーンリーに先制される。レスターはゴール前のセットプレーをクリスウッドに流し込まれる。プレミアリーグの恐ろしいところは、体格と空中戦で試合が決まってしまうところにある。

しかしレスターも負けじと反撃。前半終了間際にハービィー・バーンズのクロスからヴァーディーのヘディングで振り出しに戻る。センターバックもイニエスタ級に首振りの状況確認が要求される現代サッカー。バーディーは死角に入りジャンプで合わせた。
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バーンリーはプレイエリアを縮めたハイプレスな戦術。ゴールキックのショートパスに三人のプレスが迫り、レスターはやりづらさを見せる場面が増える。そんなハイプレスが功を奏し、バーンリーは勝ち越しゴールを奪ったかに見えたが、VARによりジョニーエヴァンズのファールが認められノーゴール。カメラに全てが写しだされるハイテクなサッカーに、ジャッジの手腕も問われる。後半74分にティーレマンスの勝ち越しゴール。シュートスペースを作るさすがの動きを見せたバーディーと、ベルギーリーグの最優秀選手、ベルギー代表ティーレマンスのエリア内シュート。後半終盤、モーガンが入り3バックとなったが、明らかな戦術ミス。攻め気味な若手に対し、バーンリーのハイプレスがそのスペースを活用する。2-1でレスター勝利だが、バーンリーのチャンスは危険なものばかりだった。
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マンチェスターシティVSクリスタルパレス。ミス連発のシティCBは優勝に暗雲


最強金満一家シティの唯一にして最大の欠点であるセンターバックは今日も素人並みのミスを連発。ビルドアップ、ショートパスにおいてクオリティを見せるメンバーが多いが、今日のCBはロドリとフェルナンジーニョ。本職はどちらもMFなため、不慣れなプレイとミスを連発。深い位置でのロストをパレスは拾うが、得点には至らなかった。パレスはアイエゥが最前線で体を張り、ザハが試合を作りながら、ポゼッション、カウンター両方で攻めるスタイルだが、決定機を逃し2-0のまま終了。ウィンターブレイクにCBを補強しないとチャンピオンズリーグを今年も逃しそうなシティは、11月11日、リバプールとの大一番まで最後列を補正できるだろうか
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ノリッジvsボーンマス。ドルトムントを見ているようなわくわく感だが降格圏脱出ならず


スコアレスドローに終わったが、ノリッジはドイツサッカーのようなプレイを見せる。今季好調のボーンマスは相手にボールを持たせ、保持したときは素早く前線にボールを放り込むサッカーだが、さすがのノリッジ監督、ダニエルファルケはゲーゲンプレスのようなプレッシャーを徹底し、ボーンマスのプレースピードを遅らせる。
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エヴァートンvsウェストハム 上位を目指したい両チームの意地の試合



上位を目指したいペレグリーニはまたも勝ち点を落とす。ウェストハムはボールを支配して敵陣深くでゴールを狙うが、ピックフォードの壁は破れない。チャンスをうかがうウェストハムに対し、エヴァートンはホームの声援を得てチャンスを決めきる。17分にドゥアルテがキーパーの二アサイドをエリア内で打ち抜く。後半終了間際にはシグルズソンのキックフェイント、縦回転のミドルシュートは虹のような弧を描き、2-0とする。守備時の玉際で弱さを見せるウェストハム、このままでは上位進出がむずかしい。

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アストン・ヴィラvsブライトン。指導者必見の基礎力バトル


エレベータークラブと言われる両クラブ。今シーズンは目立った連敗やフロントのいざこざもなくプレミアリーグを順調に戦い、勝ち点を積み重ねているが、軍配はヴィラに上がった。

ブライトンは4-4ー2。対するヴィラは4-3-3。スーパースターのいない両クラブは自力で戦う必要がある。
先制点はブライトン。フリーキックのクロスをアダム・ウェブスターがファーの位置、頭で合わせてリードする。ブライトンはオーストラリア代表、左サイドハーフで出ていたアーロン・ムーイが35分に退場。しかし1人欠いたブライトンはゾーンプレスで相手のプレーを許さない見事な修正ぶり。ヴィラはボールを回し、打開に時間がかかった。

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ヴィラはクロスを9番ウェズリーがGKと競り合い、こぼれたボールを14番フリハンが押し込むが、VARで得点が覆る。その後オーバーラップした右サイドバックがフリーでクロス。グリーリッシュが流し込んで1-1とする。数的優位を作り始めるヴィラは押し込むが得点には至らず、後半90分、駆け上がった左SBのマット・ターゲットが最終ラインに残り、フリーで受けたボールをニアの位置からシュート。ヴィラが2-1とした。数的優位、守備時のプレスの徹底。ニアで得点できる選手。高校サッカーの指導が全て詰まった試合だった。

チェルシーvsニューカスル。ズマは着実に成長。若手メンバーはCLに向けて抑え気味


見てて楽しいサン=マキシマンだが、応援したくなるのはランパードが信頼を寄せ、出場を重ねるユース出身のエイブラハム、マウント、トモリ。終始チェルシーペースで進むが、73分まで得点はない。期待のかかるプリシッチが右サイドを突破、スピードのあるクロスは逆サイド、マルコス・アロンソに届き、1-0とする。CLでも戦える組織力、ベンチメンバーが整ってきたランパードの若いチェルシー。ウィリアン、アロンソは年齢と共にますます上手くなっていく。加えて若手たちの成長も著しく、国際舞台でも結果が出そうな組織力が目だってきた。ズマのポカも減り、OB監督界隈で頭1つ抜きんでたさすがのランパード。
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トッテナムvsワトフォード


ロリスは腕の脱臼で長期離脱し、しばらくはガッサニーガがゴールマウスを守るトッテナム。エリクセンはベンチ外。前線のスタメンはケイン、ルーカス、デレアリといった布陣。

今日のワトフォードは攻撃の意識を感じさせる。前半6分、ライン際のヤンマートへロングボールが渡ると、逆サイドを駆け上がったドゥクレにクロスが届き、フリーで流し込む。

トッテナムは再三シュートを放つがゴールに嫌われる。ワトフォードはボール保持者に対しプレスが甘く、トッテナムは余裕のシュート体勢だが、試合は86分まで動かない。

ハイボールの処理をミスしたワトフォードGKフォスターのボールを詰めたアリが流し込み、同点とする。今季のトッテナムは危険なスペースを放置し、選手間の運動量も減り、全体的に攻撃以外で集中している場面が少ない。新しいスタジアムを建てたものの、ビッグ6時代の終わりが近づいている。

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サウサンプトンvsウルブス


ELを控えるウルブズと、今季も満身創痍で戦うセインツ。
この試合はセインツペース。というのも、特に脅威でもないセインツに対してウルブズはトラオレをウィングバックに配置した5-3-2。得点のアイデアの少ないセインツはイングスが独力で突破からのゴール。一点を追うウルブスはラウル・ヒメネスがゴールエリアをドリブルしきってPKゲット。独特のタイミングはずしで1-1とした。

トラオレ、ヒメネス、ポルトガル代表選手、あのワクワクをもう一度見たいが、ELに期待。