『ドリルを売るには穴を売れ』の要約!大事なポイントをまとめてみました!

ハテナを浮かべる女性
あなた
『ドリルを売るには穴を売れ』ってどんな本?
簡単に内容が知りたいな。

 

このような『ドリルを売るには穴を売れ』に関する疑問を解決します。

 

 

あの有名ブロガーであるクニトミさんもオススメしているこちらの書籍。

他の人にモノの価値を伝え、手に取ってもらうことを目指すブロガー・アフィリエイターであれば、ぜひとも読んでおきたい内容でした。

 

『ドリルを売るには穴を売れ』の要約①:タイトルで伝えようとしていること

この本のタイトルを読んで、何か思ったことはありませんでしたか?

 

正直に言うと、僕が思ったことは、

 

「どういうことやねん。」

 

です(笑)

 

おそらく同じような疑問を持った方もいると思います。

 

この本のなかにその答えがあるのですが、要約すると、

ドリルを売る側は、購入した人がドリルがほしいのでなく穴をあけたいということを、忘れがちである。

ドリルに価値があるのではなく、ドリルがあける穴に価値があるのだ

ということです。

 

確かにその通りだな~と思いましたね。

 

ものを売るとき、なにかを提供するときの根底にある考え方ですね。

しかし、この考え方は忘れられていることが多いですし、

僕も忘れている、もしくは、ちゃんと理解できていなかったことです。

 

ブログに言い換えてみるならば、

ブログの筆者は、読者はあなたの書いた記事や文字が読みたいのではなく、

その記事を読んだ結果、読む前にもっていた悩みを解消することを望んでいることを忘れがちだ。

記事に価値があるのではなく、読者の悩みが解決されることに価値があるのだ。

 

といったところでしょうか。

なんか言い方キツイ気がするけど!?

 

よく、有名なブロガーさんは、

読者のニーズに応える記事を書け!

自分目線でなく、読者目線で記事を作れ!!

とおっしゃる意味がよ~くわかりますよね。

 

読者は、一体どこに価値を見出すのかを、しっかり理解できているかどうか。

このことが、ブログの記事を書くにあたって大事なことであると覚えておきましょう!

『ドリルを売るには穴を売れ』の要約②:どうすれば価値がでる?

では自分が提供したいものの価値を引き出すには、どうすればいいのでしょうか。

ブログで言えば、”自分の書いた記事を多くの人に読んでもらうにはどうすればいいのか”ということです。

注意すべき点はこれから挙げる3つです。

・何を売ってる?良い点は?
・どのような人を対象にしているのか
・他の人との差別化

1つずつ、順番に見ていきましょう。

①:何を売ってる?良い点は?

何かものを売ろうとするならば、自分が何を売っていて、それを買うことで生じる利点を理解する必要がありますよね。

それはブログでも同じことが言えます。

自分が書いた記事で何を発信し、読んでもらったときに何を感じてもらうか、

どんな悩みや問題が解決するのかをわかっていなければいけません。

そうでなければ、売りたいものも売れませんし、

ブログだって、誰にも読んでもらえないでしょう。

 

自分が誰に向けて発信しているのか、ということをしっかり念頭においておきましょう!

②:どのような人を対象にしているのか

まずやらなければならないことは、市場で言えばお客さんの立場にあたる人を、年齢や性別などの様々な要素で分けることです!

その次に、分けられた中から、ものを売りこむお客さんを決めます!

 

この2つの行為はセットであることも、非常に大事なことです。

お客さんを分けないと売り込む人は決められませんし、

売り込む人を決めるには、お客さんを分ける必要がありますよね!

 

なぜこのようなことをするのかというと、人の求めるものはそれぞれ違うからです。

例えば、20歳の男性と80歳の男性では求めるものは違うはずです。

前者には、ゲームやパソコンのような電子機器の需要が高そうですが、

後者にとって、それらの需要は低いでしょう。

 

ブログであれば、自分はどの年齢層に発信したいのか、記事を読んでもらいたいのかをハッキリさせないと、記事の方向性が定まらず、一貫性もなくなってしまいます。

 

自分がどの性別・年齢層の人向けの記事を書いているかハッキリさせろ!!

と言われている理由もちゃんとわかりますよね!

③:他の人との差別化

自分が何を、どのような人達に売りたいかをハッキリさせたとしましょう。

その次に問題になってくるのが、他の販売者との競争です。

市場にアナタ一人だけであればあまり問題はありませんが、

実際にそのようなことは起こりえないでしょう。

アナタの他にも、多くの人がものを売ろうとしています。

そのような中、どうすればお客さんはアナタの商品を買ってくれるでしょうか?

そのために必要なことが、差別化です!

他の誰かではなく、自分を選んでもらうための戦略です!

 

どのような点で他の人と差をつけようかと考えるとき、

全部の要素で勝ればいいんじゃないのか

と考える人がいるかもしれませんが。

それはナンセンスです。

全ての点で勝ろうとしても、絶対に中途半端になってしまいますし、それだと結局差別化を図ることはできません。

 

なので、コレにおいては他の人には負けないだろうという、自分だけの強みや武器を見つけることが大事なんです!

 

ブログでも、自分が得意なジャンルで勝負したり、読みさすさで勝負したり、笑ってもらえるような内容で勝負したり、色んな戦略が立てられますよね!

『ドリルを売るには穴を売れ』の要約③:一番刺さった言葉

僕が『ドリルを売るには穴を売れ』という本を読んで、一番刺さった言葉を紹介します。

本の中に、赤字続きのイタリアンレストランをマーケティングのスキルで救うという話があるのですが、そのなかで出てきた言葉です。

おいしいだけのレストランなんていくらでもあるわよ。そんなんじゃ今の目の肥えたお客さんは満足しないわ。上質感でもいいし、ワクワク感でもいいの。なんていうかな、そこに行く、特別な理由がなきゃ二度目はないわ。

出典:ドリルを売るには穴を売れ 佐藤義典

ホントに、ブログ運営にそのまま言えることばっかりだなぁって思いましたね。

コンテンツが良いブログなんて今となってはいくらでもありますよね。

それだけじゃ読者さんは満足しないんですよ。

もう一度そのブログに訪問しようという特別な理由がないとダメなんです。

 

自分もわかってはいたけど、あまり実践できてないことを言い当てられた気がしました。

 

この他にも、自分のブログ運営について見直すべき点をいっぱい気づかされました。

「今のブログのままでいいのか、どうすればもっと多くの読者を集めることができるのか」と考えている方は、ぜひともこの本を読んでくださいね。

『ドリルを売るには穴を売れ』の要約のまとめ

机の上の本とマグカップ

ブログ運営で行き詰まっていたところ、初心者ブロガーにオススメされていたので読んでみたのですが、本当に読んでよかったと思いました。

相手に自分から価値を与えるには、どうすればよいのかわかりました。

ブログを書いている人は知っておくべきことが、いっぱい学べます!

僕がこの記事で紹介したことは、この本のごく一部でしかありませんので、ぜひ、一度は手に取って読んでみてください。

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