サクソバンク証券【FX】の評判や手数料・スプレッドなどを徹底解説！

業界ナンバーワンの150以上の通貨ペア数を誇るサクソバンク証券【FX】 の特徴や評判、取引にかかる手数料・スプレッドなどを調べていきたいと思います。

サクソバンク証券の特徴として17:00から25:00のスプレッドに強く、スワップポイントは業界最高水準を誇ります。

また取引システムも使いやすく、顧客から預かっている取引証拠金は信託財産として日証金信託銀行に預け入れる事による100%信託保全を実現しています。

サクソバンク証券とは

サクソバンクとはデンマークのコペンハーゲンに本拠を置く投資銀行です。 サクソバンク証券はそのグループ会社として日本では2008年に東京にオフィスを開設しました。

翌年の2009年にアストマックスFX株式会社を買収して『サクソバンクFX株式会社』として日本の市場に参入しました。

2016年2月に現社名の『サクソバンク証券株式会社』に改名しました。

以下サクソバンク証券の特徴を挙げてみました。

業界ナンバーワンの通貨ペア数

米ドルやユーロ・ポンドなどのメジャー通貨から、南アフリカランドやメキシコペソ・トルコリラなどの新興国通貨まで業界最多水準の150以上の通貨ペアが購入可能です。

＜サクソバンクの取引通貨例＞
米ドル円、ユーロ円、英ポンド円、豪ドル円、スイスフラン円、ユーロ米ドル、豪ドル米ドル、トルコリラ円、南アフリカランド円、メキシコペソ円、スイスフラントルコリラ、スイスフランメキシコペソ、英ポンドトルコリラ、英ポンド南アフリカランド、英ポンドメキシコペソ　など

その他の珍しい通貨では、チェココルナ・ポーランドズロチ・ハンガリーフォリントなどのヨーロッパ通貨や、デンマーククローネ・スウェーデンクローナ・ノルウェークローネなどの北欧通貨も取り扱っています。

17:00-25:00のスプレッドに強い

サクソバンク証券ではスプレッドは変動制を取り入れていますが、いちばん取引が盛んになる17時から25時の間は業界最狭水準のスプレッドを誇ります。

米ドル/円の平均スプレッドは0.3pipsで、最小0.1pipsから最大0.5pipsまでの開きがあります。

pipsとは、FXで取引を行う通貨の単位を表し、1pips＝0.01円＝1銭になります。

実際の為替レートを使って説明してみましょう。下記の画像はUSD/JPYのレートになります。昼間なのでスプレッドが0.5pipsと開いていますが、この通貨を1万通貨購入即売却したとします。

この場合は50円のマイナスになります。

スワップポイントが目的の場合はあまり気になりませんが、1日に何回も取引をするデイトレーダーには気になる数字ですね。

業界最高水準のスワップポイント

FXでは為替レートが上がると差益を得ることが出来ますね、これをキャピタルゲインと呼びます。

その他にも購入した2国間の通貨の金利差を利用して貰えるスワップポイントが魅力です。

例えば、日本円(政策金利マイナス0.1%)を売ってトルコリラ(政策金利17.0%)を1万通貨買えば、2国間の金利差のスワップポイントが付与されます。

トルコリラ/円を1万通貨購入した場合、1か月間に付与されるスワップポイントは約700円(2020年12月分)です。トルコリラ/円の為替レートが約14.000なので、140,000円に対して700円のスワップポイントが付与される事になります。

※スマホではスライドして下さい。

例えば、トルコリラ/円を100万通貨購入した場合、1か月に付与されるスワップポイントは約70,000円になります。

総ポジションが1,400万円なので口座に500万円ほど入金しておけば可能ですが、為替レートが1円下がれば100万円の差損になります。これでは諸刃の剣になってしまいますね。

使いやすい取引システム

サクソバンク証券では、ブラウザを使用する方法とダウンロードしてアプリとして使用する方法の2種類の取引ツールがあります

SaxoTraderGO

『直感操作性に優れたマルチデバイス対応取引ツール』がウリのブラウザタイプの取引ツールです。パソコン・タブレット・スマホからアクセスが可能で、外出先で取引を行える特徴があります。

ワタシはパソコンからしかアクセスしたことが無いので、試しにスマホのアプリからアクセスしみました。

こちらのツールは取引画面は見やすいのですが、口座管理画面で自分が今何万通貨保持していて、どれ位の損益があるのかを確認するのが分かりにくいです。

SaxoTraderPRO

『フルカスタマイズに対応したプロ品質の取引プラットフォーム。』という何やら難しそうな名前の「SaxoTraderPRO」です。

コチラのツールはパソコンのデスクトップにダウンロードして、アプリとして起動するタイプのツールです。旧SaxoTraderに変わって新しく登場しました。

ちなみにパソコンで2つの取引ツールを同時に表示させることは出来ません、先に起動していたツールが終了になってしまいます。

100%信託保全

あなたが預ける取引証拠金は、信託財産として日証金信託銀行に預けることにより、万が一サクソバンク証券が倒産しても100%保証されます。

出典:サクソバンク証券株式会社

24時間のサポート体制

これについてはサクソバンク証券のサイトに明記されています。

営業日の9:00〜18:00は、お電話、メールでのお問い合わせに対応しています。ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

サクソバンク証券のサポートの営業時間を調べてみたところ、月曜日の9時から金曜日の18時までで、『年末年始・祝日を除く』となっていました。

基本的な問い合わせは、平日の9:00～18:00(年末年始・祝日を除く)に対応して貰えます。何を24時間サポートしてくれるのかと言うと、パスワードロックの解除です。

サクソバンク証券の取引ツールはパスワードを5回連続で間違えるとロックがかかります、ロックがかかった場合は解除が必要になるので電話(0120-007-390)もしくはお問い合わせフォームから連絡する必要があります。

なお、パスワードロックの解除については、24時間お電話で対応。いざという時に安心の取引環境を提供します。

サクソバンク証券の手数料

サクソバンク証券では口座開設・維持手数料は無料です。昔は180日間取引が無い場合は口座維持手数料として1万円が取引証拠金から差し引かれていましたが、2017年6月19日に廃止されました。

売買手数料についてですが、スタンダードコースは無料になりますがアクティブトレーダーコースは有料になっています。

その他では入出金手数料についてはクイック入金は手数料無料になります。クイック入金とはサクソバンク証券と提携する金融機関のネット口座があれば24時間入金が可能なオンライン入金サービスです。

ただし下記の7銀行に限ります。

出金手数料は月間3回までなら無料になります。

サクソバンク証券の評判

サクソバンク証券の評判をツイッターで調べてみましたが、皆無でした…。そこで価格.COMを覗いてみました。

バニラオプションと組み合わせられて大変便利

日本では恐らく唯一のバニラオプションと組み合わせて取引できるFXが非常に魅力のFX会社です。プット売りから入ったり、ポジションに対して、カバードコール戦略をとることも自由自在です。通常のFXのみでなく組み合わせて使わないとこちらの会社をフル活用できることにならないでしょう。取引ツールのログインが多少面倒ですが、許容範囲です。スマホアプリはまあまあです。サポート体制もばっちりです。確定申告時の書類作成は他社に比べて多少面倒です。

取引通貨ペアが多い

外資系の為なのか、取引ツール等が使いにくく、分かりにくい面がある。よって短期取引で使用するには不安がある。ただし、通貨ペアがとても多いので、他の業者では扱っていない通貨ペアの取引ができる点はとてもうれしい。

プラススワップも他と比べて良い方なので、長期取引には向いていると思う。

サーバーの安定感がすっごくいい♪

サーバーが安定していて約定力が強く弾かれることは殆どありません。
スリッページが少なくて大口注文にも強いため、約定力の強さは強力な武器となります。
スプレッドも平均的に狭いのでコスト面でも安心して取引ができます。
150通貨ペア以上をサポートしスワップも高いのでお勧めです。
不満な点としては、たまにチャ－トとレ－トが合致していない時があるので早く改善してほしいです。

まとめ

サクソバンク証券は通貨ペア数が業界ナンバーワンでスプレッドも狭く、業界最高水準のスワップポイントを誇る証券会社です。

サクソバンク証券の特徴としては、クイック入金を使いスタンダードコースで取引をした場合は手数料がすべて無料になります。

サクソバンク証券の最大のメリットは何と言っても通貨ペア数の多さです、中国元/円・ポーランドズロチ/スウェーデンクローナ・米ドル/アラブディルハムなどの一風変わった通貨ペアが購入できます。

サクソバンクの取引ツールのSaxoTraderはFX業界では世界的に高評価で、世界中の様々なアワードを受賞しています。

出典:サクソバンク証券株式会社