契約主夫殿オ・ジャクトゥ 毒舌感想

takakoです。

BS日テレで放映されていた「契約主夫殿オ・ジャクトゥ」。韓国で、ジャクトゥロスが発生したというのも理解できるぐらい、ドハマリしました。ネタばれあるので、ご注意を。

「私は仕事と結婚した」と豪語するスンジュは、番組制作会社で働くバリキャリのプロデューサー。ただ、数日間人に貸した自宅で殺人事件が発生したことで怖くなったスンジュは、ドキュメンタリー番組の取材で訪れた山で出会ったジャクトゥに契約結婚を提案。実は、ジャクトゥが住んでいる山は、スンジュが叔母から相続した土地で、家を守りたいジャクトゥは、契約結婚を受け入れることに。そして、一緒に暮らし始めた二人は・・・。

「烏鵲橋の兄弟たち」に出ていたユイは、はつらつで元気な感じだったのに、最近はどんどん痩せていって、ドラマも暗くて・・・と思っていたら、「契約主夫殿オ・ジャクトゥ」で返り咲き(おぃ)。まぁ、これは勝手な私の思い込みですが、とにかく「契約主夫殿オ・ジャクトゥ」は面白く、友人たちに宣伝活動をしないといけないと思ったくらい。

何が面白かったというと、一番はジャクトゥ。スンジュがファッションテロというくらい、どうすればあんな格好ができるの?という服装をしていたかと思えば、エリックによって変身させられたら、本当に別人。シンデレラのように着飾らせて別人になる女優さんのドラマはありますが、大体は、みすぼらしい服装をしていても、その綺麗さは隠せないよねってレベルなのに、ジャクトゥは本当に同じ人?と思うくらい違うのです。それどころか、普段は方言を使ってるのに、標準語を話したら、これまた同じ人物には見えず。ジャクトゥ役のキム・ガンウの演技力に感嘆するばかり。

まぁ、これは外見の部分ですが、人間性もGOOD。外では強がっているバリキャリのスンジュに、心の安らぎを与えてくれたんで。私も働きすぎで何度も体を壊した経験があるからわかるのですが、自分の状態は自分ではわからない。スンジュは、たまたま出会ったジャクトゥがブレーキと癒やしのダブルの役割を果たしてくれていて、良かったねぇ~と、ドラマを観ながら思ってしまいましたから。

そして、ジャクトゥと同じくらい、キャラ的に笑わせてくれたのはエリック役のチョン・サンフン。お金持ちのボンボンで最悪な人間かと思いきや、情に厚い、厚い。独り言を言ったり、訳のわからない行動をとったりもしましたが、エリックの根底にある人の良さをジャクトゥが見破り、本来のエリックの姿になっていきます。ドラマ自体も、エリックがいるからこそ引き立ったというのもありますし。

で、面白いキャラも重要ですが、ドラマの内容も本当によくできています。バリキャリで結婚願望がなかったスンジュが、ジャクトゥに契約結婚を提案したことで、一緒に住むことに。ですが、ドラマでよく題材になる契約結婚パターンは、一緒に住むうちに本気で相手を好きになるんですよねぇ~。ただ、ジャクトゥはスンジュを好きになっても、契約期間が終わると山に戻ってしまうのです。もちろんスンジュはジャクトゥを追いかけ山に行き告白するのですが、ジャクトゥは受け入れず。粘りに粘って、やっとジャクトゥが受け入れて二人で再出発と思ったら、今度はスンジュがジャクトゥを拒否みたいな。二人の気持ちは同じなのに、環境というか状況がお互いを拒否せざるを得ない状況が延々続きます。

もちろん、紆余曲折あってその困難を乗り越え、二人はハッピーエンドになるかと思いきや、これまた新たな問題が!そう、スンジュがテレビ局で正社員になり、ジャクトゥがソウル生活を余儀なくされ・・・。育った環境の違いで、お互いがぎすぎすし、別居婚を選択。正確には、籍は入れてなかったから遠距離恋愛なんですが。ですが、最後の最後でスンジュがテレビ局の仕事をセーブし、山で生活するという選択をし、最後はハッピーウェディング。スンジュはキャリアよりジャクトゥとの生活を選択、ちゃんちゃん(おぃ)。

「契約主夫殿オ・ジャクトゥ」の良さをうまく伝えられませんが、私が2019年に観たドラマベスト5は確定です。

■キャスト
ユイ(ハン・スンジュ役)
キム・ガンウ(オ・ジャクトゥ役)
ハン・ソナ(チャン・ウンジョ役)
チョン・サンフン(エリック・チョ役)

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