ジュエリー・貴金属

初めてのオメガネックレスチェーンの選び方やチェックポイント

こんにちは。
オメガネックレスチェーンという言葉でどのようなものを思い浮かべられるかは、ジュエリーに詳しい方か、もしくは今まさにソレを求めている方くらいではないでしょうか。

今回は、
「初めてオメガネックレスチェーンを買ってみようと思うんだけれど、どういうものを買えばよいかわからない。」
といった疑問にお答えします。

オメガを選ぶチェックポイント

CHECK POINT

予算から選ぶ

オメガネックレスチェーンは基本的に普通のチェーンよりも高額です。
理由は、
・使用している素材の量が多いからというのもありますし、
・市場での取引が盛んではないということもあります。

それゆえ、オメガネックレスを買うときには多少の値段相場を知っておかなくてはなりません。

オメガネックレスの値段相場

値段の相場はデザインやブランドで大きく異なることもありますが、おおよそのベースは素材の内容と太さで決まります。

下記は太さ1mm~2mmくらいを考えた場合の値段相場です。

真鍮製1,000円~5,000円前後
シルバー製3,000円~15,000円前後
ゴールド・プラチナ製30,000円前後~

 

値段の詳細はお店によりますし、商品の質によっても比例するため一概に言えませんが、細ければ安く、太ければ高く、そして素材によって一桁変わったり、柔らかさやメッキ加工などによっても値段が変わります。

シルバーのネックレスチェーンの多くは2,000円~3,000円前後、10金や18金のありふれたネックレスチェーンが8,000円~14,000円前後で、さほど幅がなく買えるので、はじめは「予算で決める人なんているのかなぁ?」と思われた人も意外と考えてしまう値段の幅です。

予算が決まると素材も決まる

予算で決めてしまった場合は必然的に素材も決まります。
18金オメガネックレスはどんなにがんばっても10,000円では買えないでしょうし、安ければ選択肢がなくなります。

では、安いオメガは品質が悪いのでしょうか?
そんなことはありません。

素材で選ぶ

安いオメガネックレスにもそれ本来のメリットがあります。
素材の持つ性質を知って上手に購入しましょう。

素材の特徴を知る

真鍮製の特徴

✔ しなやかさがなく、固い。
✔ 形が崩れない。

真鍮製の丸オメガ

このしなやかさを求めるか求めないかは大事なところです。
すべての人がしなやかで柔らかいオメガネックレスを求めているかといえば、そうとも限りません。
現に真鍮製のオメガネックレスチェーンは最も売れている種類になります。

首元のラインの形を崩れずにきれいな円を描いているのがこの真鍮製のメリットです。
重みのあるペンダントをしても形が崩れません。

しかし、柔軟性がないため、ある程度の力が加わると修正不可能な感じで曲がったり折れたりしてしまうのが欠点です。

シルバー製の特徴

✔ しなやかさも強さも表現できる
✔ 高額になりやすい

シルバー製のラウンドオメガ

まったく同じようなタイプのオメガネックレスチェーンで一番悩むのが、真鍮製にするかシルバー製にするかです。

固くしなやかさがない真鍮製にくらべ、柔軟でしんなりとしたものが多いのがシルバー製のオメガネックレス特徴です。
筒状の丸オメガの2mm以上の太さではさすがにしんなりとはいきませんが、平べったいタイプ (オーバルタイプ) なら4mmでも6mmでもしなやかさがあり、身体の凹凸に少し馴染んでくれます。

真鍮製かシルバー製かで悩んだら

✔ 固めで円状が崩れにくいものを求めるなら真鍮製。
✔ やわらかくしなやかなものを選ぶならシルバー製。

形状記憶加工のシルバーなどは一部しなやかさがないものが多いですが、真鍮ほどではありません。

ゴールド製 (金)

✔ しなやかさも強さも表現できる
✔ 高額になりやすい

ゴールドもその柔らかさがジュエリーとして人気のある素材です。
シルバーと同じように、しなやかさを表現できる素材です。

ゴールドのオメガネックレスチェーンのデメリットはその高額さ。
グラムで値段があがるため、金の含有量が多ければ多いほど高額になります。

プラチナ製

✔ 素材の重みがある
✔ 変質しにくい
✔ しなやかさと強度を兼ね備える

どんな状況下でも色褪せしにくい素材のプラチナは、その自然な白を楽しみたい方には最適の素材です。

柔軟性や強度にも優れていて、オメガネックレスにもよく使用されています。

ゴールド製かプラチナ製かで悩んだら

✔ 金色や輝きのある白を求めるならゴールド製
✔ 自然なホワイトの輝きと変色しにくい性質を求めるならプラチナ製

ゴールド色やホワイトゴールドのような強い輝きを求めなければ、この自然な輝きを持つプラチナはおすすめです。

タイプ・デザインで選ぶ

ジュエリーは本当はこれが一番初めにくるべきなのですが、やはり似たものが多い分野なので3番目に書きます。
オメガネックレスは単純そうに見えて意外とデザインの多いものです。

丸オメガタイプ

筒状のオメガで、接写してみるとワイヤーのように素材の板をくるくる巻いた構造が多いものです。丸オメガとかラウンドオメガと言われています。

ラウンドオメガ

丸オメガのメリット

一般的なネックレスチェーンと同じような見た目なので、ペンダントと合わせやすく、はじめてオメガネックレスを買うならこちらのタイプがおすすめです。
真鍮以外では1mmの太さは非常にしなやかです。

太さ1mm丸オメガの注意

そのしなやかさゆえ、1mmのものは若干部分的にゆがみが必ずと言ってよいほど生じています。着用すればなんら問題のないこのゆがみは、不良品ではなく新品でも多くみられる仕様のようなものです。

太さ2mm以上の丸オメガの注意

太さが太くなると丸オメガはその構造上、しなやかさを失います。
逆に言えばシルバーなどでもきれいな円形を保つものが多いです。

オーバルタイプ

オメガネックレス中級者?になると、オーバルタイプが人気になります。
オーバルとは卵型、楕円形を意味するもので、正円がべちゃっとつぶれたような形です。
基本構造は変わりませんが、平たん部分が多いため、よりしなやかさが増します。

オーバルオメガ

オーバルタイプのメリット

幅があっても素材の使用量を抑えるので、値段よりも見た目が高価に見えます。
オメガネックレスの存在を示し、高級感をかんじさせます。

デザインタイプ

ワイヤーオメガなど、基本的に芯をワイヤーなどで固定すれば繊細なデザインやカットなどに工夫を凝らしたオメガネックレスも可能です。
こうして生まれているのが数えきれないほどのデザインオメガネックレスです。

デザインワイヤーオメガ

デザインタイプのメリット

そのまま装着しても様になるデザインや、存在感よりも繊細さを表すものなど、バリエーションが豊かです。

デザインタイプのデメリット

デザイン重視のため機能性が劣ることがあります。
例えばしなやかさがなくなったり、曲がりやすかったりするなど。

アジャスター付きタイプ

上記3つとはくくりが違いますが、長さの調節ができるアジャスター付きタイプも多いです。

オメガネックレスのアジャスター

アジャスターは見た目の悪さやわずらわしさを感じるという人もいれば、機能面で気に入っている人も多いです。

これはそれぞれの好みがありますのでお任せします。

しなやかさで選ぶ

今までにも何度か出てきました柔軟性。
実は各素材ごとにも柔軟性は変わってきます。

インターネットではなかなか伝わりづらいため、実際に手に取って確かめるか、手元に届いたあとに返品交換を求めるかなど、利用できるサービスはうまく利用しましょう。

丸オメガは太さによってしなやかさが変わる

上でご紹介したように、丸オメガの注意として「太くなれば固くなることが多い。」というのが挙げられます。

オーバルタイプはしなやかなものとそうでないものがある

オーバルタイプは平たんなので、しなやかに作れるものですが、機能上・デザイン上しなやかにできないものもあります。ただ、丸オメガとの違いは、幅 (太さ) はあまり関係ないこと。

オーバルタイプは実際に手に取ってみないとしなやかさがわからないことが多いため、インターネットで注文するときはしなやかさが書いてあるものなどを参考にしてみてください。

形状記憶のものはやや固め

オーバルでよくみかけるのが形状記憶加工のオメガネックレス。
多少の力に耐え、元に戻ろうとするもので、長く使いたい人にはおすすめです。

しかし、形状記憶加工のオメガネックレスは全体的に固めなものが多い印象です。

 

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