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mikanmamaの図書館通い日記

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今回は、このブログの続きです↓
https://plaza.rakuten.co.jp/mikan2019blog/diary/202006250000/



銀河鉄道999は、7巻から徐々にいろんなことが分かってきます。

以下、思いっきりネタバレしているので、読みたくない方はお気を付けください。

【7巻で分かったこと】
7巻にある『時間城の海賊』というお話で、初めてメーテルの過去が少しだけ明らかになりました。

・メーテルが銀河鉄道に乗るのは今回が初めてではない
・メーテルは、夢のある若者と一緒に銀河鉄道に乗るらしい
・メーテルがいつも黒い服を着ているのは、死に別れてきた多くの若者への永遠の喪に服しているから

【8巻で分かったこと】
鉄郎がどうして機械の身体がほしいのか、実は良く分からなかったんですが(もしかしたら、私がちゃんと読み取れていないだけかもしれません💦)、ここでハッキリと鉄郎が、

「機械の体をタダでくれる星まで石にかじりついてでも、どんなことをしても行く!最高の体を手に入れて、永遠の命をもらって、殺された母さんや人間たちのために機械人間と戦ってやる!!

と叫ぶんですね。

そうだったのか……。
ここまでの旅の苦労は、全てそのためだったんですね。

【9巻で分かったこと】
9巻の『メーテルの旅』というお話では、なんと未来のメーテルに出会います。
でも、未来のメーテルの横には、鉄郎ではない少年の姿が。
そして、未来のメーテルは別れ際に、今のメーテルに「さよなら…悲しくて長い旅よ…」と伝えて涙を流します。

うーん、まだまだ何も分からないまま、とうとう最終巻へ。

【10巻で分かったこと】

最終巻の最終話『終着駅』でとうとう長い旅の謎が分かりました。

まず、鉄郎の目的地である『タダで機械の身体をくれる星』は、『機械化母性惑星大アンドロメダ』という機械の惑星でした。

その惑星には、『女王プロメシューム』という惑星の全てを司る機会化人間(ただし、あるのは、でかい生首のみ)がいて、それが、なんとメーテルの母親でした。

そして、メーテルの旅の目的は、『惑星の部品となる立派な若者を連れて帰ってくること』で、ちなみに、惑星の部品になると、部品として惑星を支えながら命を吸い取られていくそうです。

……ひどい( ;∀;)

メーテルは、その部品にするために、若者をこの惑星まで連れてくるという役割を担っていたようです。

でも、それは真の目的ではなく、反機械化世界を目指したメーテルの父親と共に、惑星ごと母を永遠の眠りにつかせることが、真の目的でした。

まとめると、

メーテル母:機会化世界を推進

メーテル父:機械化世界に反対

メーテル:母に従っているふりをして、父と協力。


メーテル母は、メーテルに若者を連れてこさせて部品に変えて、機械の惑星を維持していたが、メーテル自身は母に反対していて、メーテル父と協力して母を止めようとしていた。

そのために、母の意思に従っているように見せかけて、銀河鉄道で若者を連れてきたが、その若者たちは、同志でありメーテルが連れてきた若者の部品は、わざとゆるい結合で壊れやすくなっていた。

そんで、鉄郎が銃で打ったことで、大アンドロメダ星とメーテル母は、光さえ外に出ることのない暗黒の墓場へ。(ちなみに父も、母の話相手になるために一緒に、暗黒の墓場へ行く)

なるほど。
こういう事情があったので、メーテルはあんなにも苦しそうで悲しそうだったんですね。

ハッキリとは書かれていなかったんですが、鉄郎は今までメーテルが連れてきた若者とは、どこか違っていて、メーテルにとって特別な存在だったようです。

そんな訳で、鉄郎は機械の身体をもらわず、人間のまま地球に戻ることになります。
でも、帰りの銀河鉄道999には、メーテルの姿はなく、鉄郎、一人だけ。

――旅はまだつづくのだ。(完)

というわけで、完結してるんですが、続編があるんですよね……。
それも読まないことには、銀河鉄道は語れないんでしょうね、きっと。

この何とも言えない読後感が、なんか青春っぽいなと思ってしまいました。

苦いような、甘酸っぱいような。

おわり








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最終更新日  2020.07.06 09:14:55



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