脳内出血で右片麻痺が残ったボクの 人生の蹉跌。焦らず、諦めず、楽しむ日々をシェアーするブログです。

脳内出血で右片麻痺が残ったボクの 人生の蹉跌。焦らず、諦めず、楽しむ日々をシェアーするブログです。

ごく普通のサラリーマンだったボクは2018年12月、帰宅途中の駅構内で突然右半身に力が入らなくなり、救急搬送。幸い命は取り止めたものの、右半身麻痺に。急性期病院、回復期リハビリテーションを終え自宅療養中。始まったばかりの片麻痺生活やリハビリの進捗をつづります。

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きょうは晴天。

風が冷たいですが、Lunar New Year初の神社参りに行こうと

家から恵方をチェック。正確に北北西ではありませんが北には違いない。 ということで伊弉諾神社へGo.

 

リハビリを兼ねて起伏があるけどトライしてみました。

途中陸橋の横断もあり、距離は1.2キロくらいですがバテました。

セニアカーを利用しては行き来した道とほぼ同じコース(陸橋は除く)ですが、歩くのは初めて。 

途中、段差の高い石段や、長い登り坂もあり、行きはなかなかハードル高かった。

 

 

特に長い登りでは、膝を曲げてついても体重が乗ったところで、ガクっと反張膝になります。 別に膝が痛いわけではないですが、スムーズさ
はゼロ。 途中何度も休みながら登る状態です。体力絶対落ちてる。

 

これまで週末は平たんな道中心のお散歩でしたが、起伏ありのコースも大事だなと実感しました。

途中、通り沿いの家が何軒んも新築さてれていたり、道がきれいになったり、2年も来ないと随分変わりますね。

 

時間にして45分。 伊弉諾神社に到着です。 健常な頃は20分もあればついていたはず。 ちょっと汗ばむくらいで気持ち良かった。

お参りに来ている人もなく、静かな境内でゆっくりできました。

 

帰りは逆に長い下り坂。

麻痺足をスピードを殺してリズムよく前に出すのができない、

膝を曲げて太ももで衝撃を吸収する感じで、支える力が足りてないです。

 

下り坂で麻痺足をついたときに反張膝になるのは、恐怖ですね。

勢いを吸収できず落下する感じで、着地した健常足でも支えるのが大変です。これは注意が要ります。

モンキーウォークと言われようと、膝を曲げて着地しないとだめですね。

 

この2年在宅勤務中心で明らかな運動不足。

筋力、特に太ももが弱くなっています。

これ以上弱らせないためにも坂道でトレーニングします。

新年に当たって、目標を追加ですね。

 

きょうは色々発見がありました。

疲れたせいか帰宅後、1時間爆睡しました。

 

ボクは発症4年目にはいります。

皆さんは脳卒中で中途障害者となり、想定外の人生大転換にどう

向き合って来られましたか?

 

不自由になった上下肢を生活できるくらいまで戻す戦いとか。

ことばがスムーズに出てこない、とか。

職場復帰はしたものの、与えられた業務と報酬に愕然、とか。

社会生活での理不尽な障碍者扱いとか。

挙げたらきりがない不満、不安、憤り、怒り。

 

周囲に向けられるそういった感情は、自分にもむけられ、

取返しのつかない事への後悔とか

困難に無力な自分へのふがいなさとか、

迷惑をかけた人たちへの想いとか、

将来への不安や、言いようのない喪失感とか。

 

自分ではどうにもできないことを、それでも自分で何とかしなきゃ

ともがいてきました。

完全に行きずまっていました。

麻痺の体と付き合うだけでも大変なのに、将来に希望を持つなんて

夢のまた夢。 そう思っていました。

 

ところが、最近考えに変化がありました。 というか徐々に変わってきました。

何がかというと、

一人でもがいていても解決策は出てこないし、前にも後ろにも行けない。 ➡ 多くの当事者の人と交わろう、話を聞こう。

 

②過去の自分に決別。 生まれ変わった自分。 別人ではなく新しい自分を認める。 ➡ 健常の頃にできていたことを目指さない。 最低でもずらして考える。

と今までにない考え方・行動に変わってきました。

 

障害受容は100%できることはないと思います。

でも、多くの人に心をひらいて交わって行くことで、

今後どう生きてゆくのか、何を目指すのかが

見えてくるのではないかという気がします。

 

最近とあるセミナーに参加した際のことです。

障害者としては先輩であり、みんなから先生と呼ばれるような方でさえ、過去のつらかった時やその頃にお世話になった人に思いをよせたとき、講義の途中涙が止まらなくなってしまうことがありました。  

経験・実績などを考えればすでに障害を受容し、お手本のように前向きに生きて、人々の役に立つ仕事をされている方でさえもです。

障害受容とは、ボクら障害者にとっては実に苛烈なのですね。

 

辛い時期を乗り越えて今があるんだな、と思うわけです。

皆さんもそうだと思います。

中にはもう乗り越えられた方もいるでしょう。

ボクはまだまだですが、何とかします。

きっと。

どうか応援よろしくお願いします。

 

 

デコボコ道で歩行練習 いい天気!

 

 

 

 

障害年金の請求に使う書類がもう着いた。

当初言われた2週間はかかっていないじゃん。

意外と仕事早いです、この病院。

 

初診日を証明してもらう書類を出しに行って、

きょうその証明書が届きまた。

改めて医師の客観的な文章を読むと、結構迫るものがありますね。

 

傷病名: 左被殻出血

初診から終診までの経過:

.....右不全麻痺と失語症が後遺したため回復期リハビリテーション病院へ転院

そうだったよな。

これが新たな人生のスタートになったわけです。

 

転院の時は介護タクシーで半分寝たままの移動だったですから、

将来に希望があったのかなあ、あの時。

3年前の今日はリハビリ病院の2日目が終わったところか。

 

でもまあ、良くやってきた方なのでしょう。

これからも前を向いて、しっかりやらなきゃ!

ということで、取り敢えず障害年金の請求に集中。

 

 

2022年は恵方から外れるけど。