こんにちは！！
いかがお過ごしでしょうか？
私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
今回紹介するのは、
「ちいさな木」
角野栄子さん作
佐竹美保さん絵
です。
ちいさな木が、一本生えていました。
もう何年も、そこに生えていました。
でも、その木はずっと小さなままでした。
ある日の明け方、一匹の犬が走ってきて言いました。
「ぼく、ゴッチ。つなを 食いちぎってね、家出したんだよ。これから じぶんの すきなところに いくんだ」
「いいな わたしも いきたーい」
「じゃ、いっしょに くる？」
「でも むりよ。わたしは ゴッチみたいに うごけないもの」
「やってみなくちゃ わかんないよ」
木は、ゴッチの助けでその場を離れて歩くことができました。
木は、自分をキッコと名乗りました。
どんどん歩いてだいぶ遠くまで行った頃、岩に出会いました。
岩は、二人を羨ましがりました。
犬のゴッチが素敵なことを言います。
「やってみなくちゃ わかんないよ」
「やりたいことは、やればいい」
この絵本を読んでいると、普通は動けないはずの木や岩が動けるのだから私にもできるかもしれない、という気持ちになります。
やる前からあきらめるのは、しない方がいいですね。
だって、やってみなくちゃ分からないのですから！
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