【シャルトリューと過ごす】猫のいる生活(ウインドウベッドで日向ぼっこスペースを作ってみた)

猫のいる生活
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屋外に興味を示し始めた愛猫のために、日向ぼっこスペースを作ってみた

日向ぼっこスペースを作ろうと思った経緯

2019年9月に我が家の家族の一員となったシャルトリューのグリさん。

我が家にやって来て以降、テーブルやキッチンカウンターに飛び乗ったりキャットタワーに登ったりと、猫らしく高い場所に興味を示す事が多くなっていましたが、それと同時に屋外の様子にも興味を示す様に。

換気でベランダ側の窓を開けていると、網戸によじ登って屋外の様子を見ようとしたり、ベランダにやって来た生き物に興味を示す事が多くなって来たので、窓際で屋外の様子を見て過ごせるスペースを用意してあげる事にしました。
四季を通して窓際で日向ぼっこする事が多いので、日向ぼっこスペースとしても良さそうです!

日向ぼっこスペースの作り方

窓際に日向ぼっこスペースを作るにあたり、実際に猫を飼われている方がどう言った手段を取っているかを調べてみたところ、大きく二つに分かれる事が分かりました。

  • 余っている家具や棚などを設置する
    家庭で余らせている家具やDIYで作った棚などを窓際に設置して、日向ぼっこスペースを作る方法です。
    本格的にDIYされている飼い主さんだと、最近DIYで流行りつつあるツーバイフォー材を活用して窓際にキャットウォークを設置している事例もありました!
    愛猫の事を考えると真似したいと感じましたが、設置する場所の広さに余裕が無い事がネックになり、この方法は採用出来ませんでした。
  • 窓に取り付け可能な猫用グッズを設置する
    吸盤などを使って猫用のハンモックやベッドを窓に取り付ける方法です。
    この方法だと設置コストが必要なものの、家具や棚を設置する方法と違って設置スペースを気にする必要が無いので、今回はこちらの方法を選択しました。

 

日向ぼっこスペース用グッズの種類

今回、日向ぼっこスペース用グッズに求める条件としては愛猫が怪我しないために「成猫が飛び乗っても脱落せず、かつ寛ぐスペースの安定性が確保出来る」事が必須となりますが、この条件に合致するグッズとしてはウインドウベッド一択である事が分かりました。

ハンモックを選択しなかった理由

猫用ハンモックとして販売されている物は吸盤を吊り橋の様にワイヤーで固定するタイプが多く、吸盤が外れた場合、猫用ベッドと比べて安定性が損なわれると判断しました。
愛猫の様子を観察していると、安全だと認識している場所では意外と無警戒な事が多いので、不意打ちで不安定な状態になった場合、怪我してしまうリスクに繋がりそうです。

ウインドウベッドは様々なメーカーから販売されていますが、比較検討した結果、耐荷重に余裕があり一番安定性が高いと判断したK&H Pet Products社の物を購入しました。

今回購入した日向ぼっこスペース用グッズ

今回購入した「K&H Pet Products イージマウントウィンドウベッド」

飛び乗る事も考え、平均的なシャルトリューの成猫の体重(5Kg程度)に対して2倍以上の耐荷重がある事を前提に比較検討しましたが、このウインドウベッドは体重の4倍の最大耐荷重(20Kg)があった事、色が5色(オリーブ、ブラウン、レッド、グレー、デニム)から選択可能だった事が決め手になりました。

使い始めに関しては、個体差があるかも知れませんが、我が家が購入した物はグリさんが近付こうとしないレベルで薬品臭が酷かったのが少々残念に感じた点でした。
人の嗅覚でも気になる程度に匂いがしたため、水洗いしたうえで数日天日干しを行いました。

水洗いに関しては、本体とクッションは樹脂製(ポリエステル・EVA)だったので、全く問題ありませんでした。

 

取り付けに関しては、以下の手順で女性でも簡単に行えました。

  • 予め取り付け面となる窓ガラスの表面を綺麗に水拭き
  • ウインドウベッド本体の左右にある吸盤のダイヤルを反時計回りに回して緩めておく
  • 取り付け面に平行となる様に位置を調整した上で、吸盤のダイヤルを時計回りにしっかり回して固定する(ダイヤルが樹脂製なので回し過ぎには注意が必要です!!)
  • 本体の底にある吸盤を取り付け面に軽く押さえつけて固定する
  • 固定したウインドウベッドを両手で掴み上下左右に動かしてみて、吸盤が外れない事を確認

 

定期的な設置状況チェックを!

 

今まで突然本体ごと外れてしまったなど、グリさんが危険な目に遭う様な事故は起きていませんが、約10ヶ月の使用期間中、飛び乗った瞬間に片側の吸盤が外れてしまう事が3回発生しました。(1個当たりの耐荷重が高い事もあり、幸いグリさんは何事も無かった様にウインドウベッドで寛いでました)

 

飛び乗ったりと荷重が掛かる使われ方をする事もあり、設置後時間の経過と共に吸着力の低下が避けられない様なので、定期的に吸盤が外れない事を確認する様にしています。

愛猫が使いたがる様にするためには工夫が必要です

取り付け後、初めのうちは突然未知の物体が窓際に現れた事もあって、かなり警戒している様子が見受けられたので、歩いて入れる高さに取り付けし直したり、お気に入りの玩具を置いたりして、ウインドウベッドに慣れて貰う事から始めました。

 

そのうち警戒心が解けて来た様子が感じられたので徐々に取り付ける高さを上げて行きましたが、今度は余り関心を示さなくなってしまいました。

そこで関心を持って貰おうと、自ら飛び乗る様になるまで毎日の様に設置する高さに抱っこして外の景色を見せる事を繰り返した結果・・・

「ウインドウベッドに飛び乗ったらいつでも外の景色が見れる」事を理解した様で、時間を要したもののグリさん自ら頻繁にウインドウベッドに飛び乗って過ごす様になりました!

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今では心地良い陽気な日に日向ぼっこしつつウトウトしたり、2本足で立って外の景色やベランダにやって来た鳥を眺めたりして楽しそうに過ごしています。

ウインドウベッドで過ごす愛猫の可愛い様子

暑さが増すにつれ、日差しが強い日中に過ごす事は少なくなりましたが、朝晩は季節を問わずに過ごしているので、グリさん的にはお気に入りの場所になった様です。

ウインドウベッドを購入してみての感想

窓際で屋外の様子を見て過ごせるスペースを作ってあげようと、購入してみたウインドウベッド。

愛猫がお気に入りの場所としてくれるためには、ウインドウベッドへの警戒心を解いてあげたり、この場所から見える景色を教えてあげたりと、根気よく愛猫と接してあげる事が求められますが、それさえクリア出来れば部屋のスペースを犠牲にする事無く、愛猫が窓際で寛ぐスペースを作ってあげる事が出来るので、我が家の様に設置する部屋のスペースに制約がある方にはとてもお勧め出来るグッズです。