中国離れが加速するか?英国の本気度?
英首相、必需品調達で中国依存やめる計画の立案を指示=英紙。
「ジョンソン英首相は、新型コロナウイルス危機の観点から必要不可欠な医療用品などの調達について、中国への依存をやめる計画を立てるよう政府内に指示した。英紙タイムズが22日伝えた。同紙によると、コードネームで「Project Defend」と呼ばれるこの計画はラーブ外相が主導。国家安全保障上の新たなアプローチの一環として、敵対する可能性のある外国政府に対して英国経済のどこが脆弱かを特定するという。 」
出典:ロイター 

 
英、5Gでの中国メーカー採用撤回か。
「英紙デーリー・テレグラフ電子版は23日までに、ジョンソン英首相が第5世代(5G)移動通信システムに華為技術(ファーウェイ)など中国メーカーの機器を限定採用するのを認める方針を転換し、活用を取りやめることを検討していると報じた。報道によると、2023年までに英国内の5G通信網などにおける中国メーカーの関与をなくす計画を立案するよう、関係部局に指示した。与党保守党の内部からも中国製品の活用には反発が上がっていたもようだ。」出典:SankeiBiz https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200523/mcb2005232205003-n1.htm

英独仏も、世界に広がる中国への賠償請求の動き。
「イギリスでは4月上旬、保守党のボリス・ジョンソン首相にも近い大手研究機関の「ヘンリー・ジャクソン協会」が、コロナウイルス感染に関して中国政府の責任を指摘し、被害の重大なイギリスは中国に補償金の請求を求めるべきだという政策提案を発表した。同協会は、中国にその補償金を支払わせる方法として、中国政府や国有企業が保有するイギリス政府の各種債券やイギリス側の対中債務から取り立てることなど提示していた。」
出典:Yahooニュース 
 
ジョンソン首相は本気だ。
英国政府は本気で中国と距離を置く様ですね。ロンドン市場では、人民元取引も急拡大し、ロンドンが“テムズの香港”になると言われていましたが、流石にコロナ禍でジョンソン英首相はこのままではまずい?と思ったのでしょう。中国としては、EU離脱の英国はいいカモで、今年3月には英鉄鋼2位のブリティッシュ・スチールが中国企業に買収されました。
金の力で英国を支配下にするチャンスでしたが、コロナ禍で状況が一変しそうです。
 
今後の中国は鎖国か?分裂か?
いつもの文化人放送局を見ていると、国内の不満や国際社会との障壁により今後、中国は鎖国するのでは?という専門家の見方もある様です。
中国は一国二制度を廃止する方向で、国際社会を敵に廻す状況ですが、見方を変えれば、それだけ中国は追い込まれている様です。また、外に拡張しようと思っても内側に引き籠る傾向があり、近い将来中国は完全な鎖国の可能性がある、との見解も?
 
 
香港問題も抱える中国から早く国内回帰を。
日本政府はサプライチェーンの日本回帰に補助金2200億円を予算として組み込んでいますが、完全に鎖国されたら、企業はもう日本へ帰れなくなります。一刻も早く国内回帰を。
また、共産党が崩壊して7つ位に分散する可能性もある様です。
分裂すれば、頂点に立ちたい輩が暗躍し、内戦が起きるかもしれませんね。
14億人は今後どういう方向へ進むのでしょうか?日本へ難民として移住するのはお断りです。
参考動画:86後半末期状態のS・K・P 鎖国状態を希望します【渡邉哲也show】
https://youtu.be/Y5mBaonu8IY
 
米国を筆頭に世界は中国と距離を置き、制裁する方向ですが、日本では菅義偉官房長官が22日の記者会見で、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の国賓としての来日について再調整する意向で、「日中間で意思疎通をこれから図っていきたい」と述べました。
個人的には国賓での習近平主席来日は中止すべきだと思います。