ケンのブログ

日々の雑感や日記

マスクは一人一個です

2020年02月15日 | 日記
100円ショップのレジに並んだ。僕の前に並んでいたおばちゃんは自分の順番が来るとレジに30個入りのマスクの箱を2つおいた。

レジのかかりの人は「マスクはおひとり一個にさせていただいております」と言った。僕もそれはそうやろう今はコロナウイルスでマスクは一人ひとつ。そのルールは守らなと思った。

「うん、二人。もう一人いる」と言っておばちゃんはレジの前にあるお菓子の陳列棚の方を指さした。

その陳列棚の横におばちゃんのご亭主が立っていた。それは雰囲気でそのおばちゃんのご亭主となんとなくわかる。

いやあ、ここは大阪やなと僕は思った。一昔前なら笑い話のような光景だけれど今は機械化の時代でレジを誰が打ったか機械に記録される。

そこには何をどれだけ売ったかも記録され商品の補充にはそういう記録が使われることが多い。機械の記録を見てあのレジの担当はマスク2つ売ってるやん。一人ひとつということ忘れとったんかということになったらレジの方が気の毒だなと思う。

まあ防犯カメラを見たらマスクを2つ買うおばちゃんの姿も記録されているだろうけれど。本当にそんな時代になったなと思う。

そのうちスマートメーターで、人工知能が電気代の記録をとるようになると、検針をする人の仕事がなくなるだろうし、どの部屋でいつどのくらい電気を使ったか機械の記録に残るので電気を使う人はいつどこで寝ているかまでわかってしまうという。

営業車にドライブレコーダーがついたらその気になれば誰がいつどこでサボっているかもわかるだろうし、、、。本当にそういう意味ではつらい時代になったなと思う。


本屋の学習参考書のコーナーに言ったらおばちゃんが店員さんに「くもんの問題集よりz会のほうがいいですか」、「くもんの問題集が終わったら次は自由自在ですか」「英語はやっぱり日記帳ですか」などど、どういう観点での質問なのかまるでわからないようなアットランダムな質問を店員さんに繰り返していた。

そして店員さんが「苦手か得意かにもよりますし」というような逆取材の問いを発するとしれっと何もこたえずにまた次の質問を店員にあびせかける。これまたすごいおばちゃんだなと思った。

おばちゃんといっても子供がまだ小学校高学年だから僕よりはるかに若いのだけれどもうこういうことするようになったらりっぱなおばちゃんと映ってしまう。

勉強の計画ってコンセプトを持って立てなくてはいけないのに、こういう計画の立て方をしたら成績が伸びないというお手本のような例に遭遇してしまった。

あんなに店員さんに噛み付くような調子で子供にガミガミ言ったら子供は勉強を逆にしなくなってしまう。なんのために本屋に問題集を見に来ているのかわからない。

まあ、勉強ができなくても親にいろいろ言われて免疫ができて強い子になってくれることを望むしかない。

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