私が小学生の頃、
映画「男はつらいよ」の寅さんが苦手でした。
周囲の人たちに迷惑をかける傍若無人なふるまいや、
それを甘やかす人たちにも感情移入できなかったからです。
それから、ウン十年時を経て、
社会にもまれ、経験値もあがり、
私も成長できたのでしょうか・・・。
ここ数年
「男はつらいよ」49作品、
何度も鑑賞する大ファンになりました。
時は昭和30年代後半、高度経済成長期の日本。
東京葛飾区柴又を舞台に日本全国を旅する寅さんと
その旅先々での人とのふれあいや人と人との関わり合いを見るうち
「困った人や弱い立場の人をほっておけない寛容な社会」
が実存していたことに気付いた時、
寅さんを理解できたのです。💡
人は誰も一人では生きていけず
人との関わりの中、社会を築いて生きていきます。
価値観の違う、立場の違う他者を許し気持ちを汲みとり関りあう社会において誰もが閉塞せず生きていけるものです。
最今かえりみれば、自分と異なる他者を切り捨て
排除差別する社会に触れる機会もあります。
寛容でありたいなーと思いますし、
コロナ禍の厳しい状況も
人と関わって皆で乗り切れたらいいなと思います。
と、いうことで
寅さんのいる社会でありたいです。
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