特攻神社

2020.2.8()



鹿児島県出水市知識町に鎮座する

特攻神社に行ってきました!!


特攻基地として

一般的に知られているのは、

知覧基地かと思いますが、

実は出水にも特攻基地があったのです。



特攻神社は、

昭和18(1943)に開隊された

出水海軍航空隊の守護神として

建立されました。


当初は教育航空隊でしたが、

戦争に敗北の色が濃くなるにつれ、

特別特攻隊の基地として、

使用されるようになり、

特攻隊員の全員が使命の成功と、

国家の安泰を祈願して、

出撃したと伝えられています。

 


その後、大東亜戦争終結により、

航空隊は解隊し神社も撤去され、

年月とともに忘れ去られていましたが、

平成2年の宅地造成により、

特攻神社の台座が発見されました。


それを知った箱崎八幡神社の宮司が、

当地を買い取って、

特攻隊員として、

戦場に散った各位の御霊を祠ると共に、

祭神の神徳を広めるため、

特攻神社が建立されたそうです。





御祭神


元海軍中佐

関行男命

(せきゆきおのみこと)


元海軍大尉

金指勲命

(かなざしいさおのみこと)


全国特別攻撃隊散華の命達

 





旧出水第二海軍航空隊

正門 門柱


そして奥には、

英霊の碑



特攻隊員像

「南方のかなたへ」



特攻隊員が見ていた空は、
どんなだったんだろう。


そして、すぐ近くにある
特攻碑公園へ


出水飛行基地の敷地内だった場所が、

今は特攻碑公園となり、

多くの人が訪れるようになりました。



春には桜の名所として、
花見客で賑わうそうです桜


地下壕屋上での宴会禁止!
 
花見で賑わうのは、
英霊さまも喜ばれるだろうけど、
ちょっと我慢も必要ですねウインク
















防空壕があります。


入ってみた!








怖いとかじゃないんだけど、
ずっと見られているような気がしてキョロキョロ


尊い命を、
国のため、
大切な人のために、

捧げた若き命が祀られていました。



もう2度と、

戦争という過ちを、

繰り返してはならないのです。



今を生きる我々が、

決して忘れてはならぬこと、

子や孫や次の世代に伝えるべきこと。


平和と幸せを心から願い、

南方のかなたへと、

飛び立っていった若者たちの魂は、

英霊となられ、


ずっとこの出水の地から、

平和な時代と、

人々の幸せを、

見守って下さっていると感じます。



今の平和な日々に、

あらためて感謝して、

冥福を祈りたいと思います。



参拝させていただき感謝お願い


ご覧いただきありがとうございます音符