実践記事:相手を見てどうするか、導入はじめました

2020/01/26

チーム活動

t f B! P L


2020年に入り、年間計画に沿った具体的な活動に入ります。
現在は、以下のような計画です。(詳細はこちら
これらを実現できるようなメニューや声がけに注意していきます。

個人技術
比較的プレッシャーの少ない中で、基本的な止める・運ぶ・蹴る時のボールタッチ(ボールのどこを、足のどこで)ができ、それを習慣にする
1vs1で相手がミスをするまで、ねばる守備をする。
個人戦術
オフザボールで近くの相手選手を見て動ける(攻撃=相手を外す、守備=インナーライン・距離)
オンザボールでは、相手選手を引き出すなど、駆け引きが楽しめるようになる(特に同学年や同レベル同士ではできるように)






①ボールタッチ

練習メニュー

基本的なボールタッチとして、以下を実施
ルックアップできるよう、二人で向かいあって、顔を確認しあったり、じゃんけんをしながら実施。

タップ
トゥタップ
ボールウォーク
プルプッシュ∨
プルプッシュ・ビハインド
プルプッシュ・ステップオーバー など 

主な声がけ

「じゃんけんで勝負が決まっても、そのままボールタッチして、2回目のじゃんけんするよー」

「ボールが動いちゃうと、じゃんけんしづらいね。優しくボールに触ろう」

「これできると、試合中〇〇ができるよー」

KPT

KEEP:よかったので継続

じゃんけんで、楽しくルックアップする練習ができたこと

PROBLEM:わるかったので改善

プルプッシュなど、多少広めのスペースが必要だったが、開始前にスペースを取らせなかったこと

TRY:次に取り組むこと

タップの練習から、広がっておくこと

子どもたちへ

思ったより、じゃんけんできていてビックリ
とっても楽しそうでした
できるだけその場でできるよう、いっぱいやっていこう






②ドリブル&コーディネーション

練習メニュー

2チームで競争しながら、ドリブル練習。

取り入れているのは、以下のような要素

  • ディフェンスに必要なパワーポジションでのバックステップ
  • そこからのダッシュ
  • 動きながら(ダッシュから)のボールコントロール
  • ドリブルしながらのルックアップ

動きながらボールコントロール



主な声がけ

「ダッシュからドリブルに入れるかな」

「ナイスタッチ!」

「(ターンするコーンを見失った子に)遠回りだよ〜」


KPT

KEEP:よかったので継続

ボールタッチなどいろいろな技術要素を入れられる

PROBLEM:わるかったので改善

(恥ずかしながら)オーガナイズを忘れていたこと(ボールを置く場所を亡失)

TRY:次に取り組むこと

オーガナイズを頭に入れてから練習に望む

子どもたちへ

パワーポジションできるようになってきたね。試合でも活かせるように、いろいろな場面で使っていこう!






②2vs1

練習メニュー

相手をみて、ドリブルorパスの判断ができるよう、シンプルながらも駆け引きが楽しめるメニューを準備。詳細は以下を参照。

主な声がけ

「ドリブルとパス、片方に決めないよ。相手をみて選ぼう」

「後ろに隠れていると、パスをもらえないよ」

「ドリブル仕掛けて、駆け引きしよう」

KPT

KEEP:よかったので継続

複数箇所で練習できるので、ボールに関われる時間を確保できたこと

PROBLEM:わるかったので改善

組合せの変更時のメンバ入替えのルールを決めていなかったので、時間がかかってしまったこと
ボール保持者と守備との距離が近く、仕掛ける前にボールを失うシーンが多かったこと

TRY:次に取り組むこと

スピードでの突破だけなく、横に動かすことで、パス・ドリブルが使いやすくなる例を繰り返し示す

子どもたちへ

ボールを持っていない時にどうするか、相手を見て何をするか、いっぱい練習しよう。



その他

継続している上に蹴り上げる練習。最近はウェッジコントロールするようにしています。



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自己紹介

1975年生まれ。2014年からサッカーコーチ活動を開始。ボランティアでスポーツ少年団にて活動中。
息子3人サッカー選手。それぞれ、スポーツ少年団、部活、クラブチーム、サッカースクールで活動。サッカー選手の保護者の目、サッカーコーチの目で子どもたちや息子の成長を見ています。

指導者D 級ライセンス
審判4級ライセンス
スポーツ少年団認定員

関係ないけど
経済産業大臣登録 中小企業診断士
ネットワークスペシャリスト
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