今回は保谷四軒寺に数えられる寺院、西東京市にある如意輪寺(にょいりんじ)です
山号は光明山で宗派は真言宗智山派、御本尊は金剛界大日如来です
如意輪寺が建立されたのは西暦1500年頃と推定されていますが、1892年にあった火災によって本来の御本尊であった不動明王と共に寺伝の書物などが燃えてしまったために正確には不明となっています
この火事では本堂や庫裏など多くのものが燃えてしまいましたが、幸い観音堂は焼失を免れたそうです
お寺の墓地にある中興の第7世恵定法印の五輪塔には正保4年(西暦1647年)と切られている事から、それ以前の時代の1500年頃に創建されたと推定されており、この旧上保谷村が成立したのと同時期に創建されたのではないかと思われます
この辺りでは有名なお寺で、歴史ある古刹として大切にされているようです
朱塗りの山門がかなり目を引きます
観音寺は現在80周年を迎えた武蔵野観音霊場の4番札所で、多摩88ヵ所霊場の35番札所でもあります
武蔵野観音霊場は自分の住居の一帯で、現在札所巡りをしている最中です
せっかくなのでしばらくはこの武蔵野観音霊場の紹介をメインにして行こうかなと思っています
今年中に巡れるかが気になりますが、頑張ります！
⚫︎寺号標
それでは御朱印です
◎武蔵野5番札所 多聞寺
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