超お得!ココイチのニコニコエール弁当!
35歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
最近ブログの冒頭がいつも同じになっている気がする。
大体「このコロナコロナの世の中・・・」から始まっている。
ちなみに今日もそうなる。
本当は他に書きたい事があるが、それはまた別日に書かせていただくのでまた目を通していただけるとありがたい。
拙い文章で内容もスカスカだが・・・。
と、まあ新型コロナウイルスでどこ行ってもコロナ、ニュースもコロナ、SNSもコロナ関連が多い。
様々な事業が経済危機に陥っており、閉店を決意した事業者も多いだろう。
そんな打撃をウケている事業の中で、大々的にダメージを受けている外食業界関連のニュースを書かせていただく。
と、格好つけて書いてみたが、端的に言うとお得な食事にありつけるというただセコイ内容の話になる。
アルコール類の提供も時間制限を要請され、テイクアウトでしのぐ居酒屋や焼肉屋等々。
そんな流れもあり、アルコール提供がメインではないお店もテイクアウト企画に乗り出しているお店も多々ある。
そのテイクアウトの中で、大手カレーチェーン店CoCo壱番屋(以後ココイチ)の企画に目を向けてみようと思う。
先日各お店のグルメ企画を覗いていて、ココイチのページを見た時の事。
「ニコニコエール弁当300円」
この文字の羅列が僕の目に留まった。
さ、さんびゃくえん!?
一瞬目を疑った。
ココイチのカレーが300円て。
ファミリーマートの具なしカレーを同じ金額ではないか。
しかもこの300円カレーにはトッピングも付いているらしい。
オイオイ。
概要を読んでみた。
当社は、2020年4月9日(木)より販売しておりました「エール弁当」の内容を一部変更し、名称を 「ニコニコエール弁当」と改め、本日5月7日(木)より発売いたします。 「エール弁当」は、大変多くの方からご好評をいただいておりますが、緊急事態宣言の解除時期が延期され たことから、商品内容を一部見直し、もっと笑顔を広げたいという思いを込めて、引き続き小学生以下のお子 様がいらっしゃるご家庭に向けて、「ニコニコエール弁当」を全国の店舗で発売いたします。 これまで「エール弁当」をご利用いただいたお客様には新たなトッピングもお楽しみいただき、初めての お客様も、ぜひご家庭の献立の一つとして、お求めやすい価格の「ニコニコエール弁当」をご利用ください。
ふむふむ。
要するに子供が学校に行けなくて食事を作るのが大変な家庭に向けての応援キャンペーンという事。
という事は子供同伴で買い物に行かないと行けないのか?
画面をスクロールするとその件についても記述されていた。
ご購入に際して、お子さまのご来店、ご同伴は必須ではございません。
ほう。
そこはお客様の良心に任せますよという事なのだろう。
もちろん店員も1人で購入に来た客に向かって、
「お子様はいらっしゃいますか?」
なんて失礼な事を聞けるはずもない。
さすがは優良企業。
ココイチは接客がいい事でも有名なお店だし、その辺りの配慮も素晴らしい。
興味が沸いてしまったので、僕は良心を殺して試しにお店に足を運んだ。
WEBで告知しているので当たり前だが、本当にあった。
白々しく通常メニューに目を通した後、
「これお願いできますか?」
と、ニコニコエール弁当を指さした。
「はい」
即答だった。
おお!
テイクアウト、自宅に到着。
すげえ。
イメージ写真の通り。
味も安定のココイチカレーだった。
僕が偉そうにここで語るのもおかしいし、ココイチの意図とはズレるが、コロナの影響で経済危機に陥っている人も活用させていただいてもいいのではないだろうかと思った。
ここでまたしょうもない考えの人が出現するかもしれない。
なぜこんな事をやっているんだ?
偽善行為ではないだろうか?
名目上こんな企画をしてイメージアップ戦略ではないか?
別に偽善でもいいじゃないか。
最近ある著名人のコメントで、強く共感できた内容がある。
前澤友作氏の「前澤ひとり親応援基金」について、売名批判を行うネット上の人々に対してのサッカー選手の本田圭佑氏と長友佑都氏のコメントだった。
ブラジル1部の古豪ボタフォゴのMF本田圭佑が13日、盟友のガラタサライDF長友佑都のつぶやきを引用し、寄付への持論をツイートした。
長友が「寄付とか公表すると、売名だとか偽善者だとか言う人いるけど、批判ばかりして何もしない人より、行動できる偽善者の方がよっぽど世の中に影響与えるし、かっこいいと思う」(一部抜粋)などとツイート。これに賛同する形で「売名でいいやん。偽善でいいやん。その寄付で困ってる誰かが救われるって事実は変わらんよ。ちゃいまっかー?」と述べた。
おっしゃる通り。
やはりどんな事でも第一線で活躍している人は器の大きさが違うと思わされたコメントだった。
相変わらずのここからまた話を繋げる事ができないので無理矢理戻すが、苦境に立たされている中の寄り添う企業のカッコ良さを感じる事ができたココイチの企画だった。
そして僕にはもうこのニコニコエール弁当は買えないと思った。
それはこんな僕でも本当に僅かだが、良心が残っていると信じたいからなのかもしれない。
いや、残っている。