受験先を決める上での考え方
これから公務員試験を受けられる方は、まさに今、どこを受けようか悩んでいる時だと思います。
どこにしたりいのかわからないし難しいですよね。
当たり前ですが、公務員試験は無限には受けられません。試験は同じ日にいろいろな試験があり、日程がかぶることが多くあるからです。
その中から受験第一希望を決めるという最初の選択が発生します。
どの試験を受けようかと選択に直面する時です。
そこで受験先を選択することになるのですが、それぞれ様々な理由で受験先を選んでいきます。
受験先を選ぶ際の基準
選ぶ時の考えとして、例えば、家から近い地元の自治体を選んで早く帰れるような環境で働きたい、といった考え方や、国などの大きな組織に入って大きな仕事をしたいなど、選ぶ理由は人それぞれかと思います。
そこで決断するのは難しいことですが、いつかは決断しないといけません。
決断する時は当然自分で決めることになりますが、他の人の意見も聞きたくなる時があるかと思います。
そこで、自分にとって有益な情報かどうか見極めるのはなかなか難しいと思います。
特に学生の場合は、周りの大人が必ずしも正しい意見を言ってくれるのかというとそうではないかと思います。
あまりいい話ではないですが、例えば公務員専門の専門学校や大学ですと、生徒の就職先は学校の評判にもつながります。
やはり宣伝効果を狙うのであれば、学校は生徒に対して国家公務員などのなるべく大きな組織を進めると思います。
その時、学生が本当に自分にとって有益な情報なのかを見定めるのはなかなか難しいと思います。
私もそのような経験があります。
数ある選択肢から選ぶことについて
私も、国家公務員か地方自治体に行くかで悩んでいた時がありました。
最終的に周りの声や大きな組織で働いていればネームバリューもあるし友達に自慢できるという浅はかな考えで国家公務員を選んだのですが、結果として後悔してしまいました。
もう少し、仕事内容や仕事条件を確認した上で決めるべきだったと。
- 働きやすい環境か
- 働きがいがある職場か
今の時代ネットである程度情報が得られます。
例えば、こっちよりこっちの方が残業が多い、こっちの方がやりがいはある、など。
自分はそういった知識を得ようとしませんでしたし、そのような知識がある方と話す機会もありませんでした。
もしも、その時に同じような境遇で悩んだことがある現役の公務員の方にでも話が聞ければ、自分なりにしっかりと考えた上で就職ができたのではないかと思っていました。
ですので、今から公務員を目指していてどこを受けたらいいのか、どこに行ったらいいのか情報がなくてわからないと思っている方のために、ぜひとも私がそういった方の参考になりたいと思っています。
公務員の人から話を聞く
今はどの自治体でも、就職したばかりの方から仕事内容について説明を受けられる説明会が開催されています。
そこで、自治体の雰囲気はどうか聞くことができます。
職場環境は仕事のやりがいとともにとても大切なことなので、聞いていただくととても参考になると思います。
受験先の決め方
続いては受験先の決め方についてです。
受験先を決める上で大まかな考え方としては二つあるかと思います。
- 滑り止めとして合格しやすいところを受ける
- 自分の本当に行きたいところを受ける
やはりどこも受からないというのは避けたいところかと思いますので、ある程度倍率が低いところを受けるのも一つの方法だと思います。
そこで滑り止めが合格できたら、思い切って第一志望を受けることができますので。
滑り止めを受ける上での注意点
滑り止め候補を決める時はバランス感覚が重要です!
例えば、警察官や刑務官など体力的な仕事は向いていないという人が、倍率が低いからそのような場所を受けるということ。
これ、実際に私もやったのですが、行く気がないところを受けるのであれば、倍率が高くても、一可能性があるところだけを受けるべきです。
これは私の実体験からなのですが、行く気がないところを受けて、実際にそこしか途中段階では受かっていなかったのですが、もしもそこしか受からなかったら、もう一年浪人して受験し直そうと考えていました。
最初はそのような考えではなく、受かったらどこでも行こうという気持ちだったのですが、いざそういった状況になると、行くのをやめようと考えていました。本当に行きたくないところは人間って行かないんだなと考えさせられました。
なので、みなさんも合格率を気にするのはいいですが、選択肢として入れるのは、合格したとしたらいってもいいところだけに絞った方がいいと思います。
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