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センサーを搭載した次世代ルアー|ITで進化を遂げる釣り関連アイテムをレポート(第1回)

モリゾーです。定年を数年後にひかえたシニア予備軍です。

この雑記帳では、釣りやキャンプの話題からちょっと離れて日々の気になる話題などやブログ作成の舞台裏などを気軽に書いていきます。

今回は、先日開催された釣りフェスティバル2020横浜に出展されていた「ぎょぎょウオッチ」がとても気になったので、他にもITによる先進的な釣り関連アイテムがないか調べてみました。

もちろんITを利用した釣り関連アイテムとしては、魚群探知機とかありますけど、そういった従来からあるものは除外して、今回は「センサーを搭載した次世代ルアー」のテーマに絞り製品をレポートしてみました。


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目次

IoTルアー「スマートルアーα」

出典:株式会社スマートルアー

まず最初は、株式会社スマートルアー社が開発している、IoTルアー「スマートルアーα」です。

スマートルアーは、ラッキークラフトの「SKTマグナム110MR」を参考にしているということもあり、外見はプラグそのものですが内部に小型のセンサーが格納されています。

このセンサーによって、水温や水の濁り、ルアーの動きや魚が針にかかったタイミングなどを記録して、分析アプリに取り込んで色んな角度から分析して釣果アップに役立てるというコンセプトの製品です。

外見も使い方もルアーそのまんまですが、これこそ次世代のルアーという感じです。

現在は市販に向けて開発中で2020年に販売開始を予定しているそうです。

出典:株式会社スマートルアー

このスマートルアーは、ルアー自身が魚が好むベイトに似せた動きをするわけではなく、あくまでもデータを収集するセンサーでしかありません。

使い方としては、スマートルアーで収集したデータをスマホのアプリに取り込み、自分自身の過去の釣行記録を振り返ったり、釣果に結び付いた釣り方のデータを見て、どのような釣り方が有効であるのか分析したり、次回釣行の戦略を練るための情報源として活用するという使い方がメインだと思います。

しかし、スマートルアーの利用者が増えることにより、釣り場の環境、水中の状況、地理的情報、ルアーの動きや水深などのリアルな情報がビッグデータとして蓄積されていきます。

そして将来的には、実際に釣果に結び付いた情報を教師データとした機械学習やディープラーニングなどのAI技術で学習することにより、釣り人が直面している釣り場の環境に応じて、ルアーの形、色、重さ、ルアーを引くタナ、速さなど確実に釣果をあげるために最適なアドバイスを受けることが可能となるかもしれません。

そういった意味でこの製品には、従来の釣りの概念をまったく変える可能性というか夢を感じます。

ただ、それなりの値段になると思うので根がかりとかでロストしちゃうことが心配で投げられないなとか、 使われないことにはデータが取得できないけど本当に釣れるのか、とかいろいろと心配事が湧いて来ます。

素人の私が考えただけでもこれだけの課題があるので、きっと実現するには課題は山積みなんだろうと思います。

また、現在発表されているのはプロトタイプ版ですが、ルアーのサイズは結構大きいようです。

今のところターゲットはバスということなんでしょうか?

まずは、販売されるのが楽しみということと、将来的にはトラウトを狙えるようなもう少し小型のルアーになることを期待しています。

出典:株式会社スマートルアー

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ウェアラブルスマート魚群探知機「ぎょぎょウォッチ」

ウェアラブルスマート魚群探知機「ぎょぎょウォッチ」

続いてこちら「ぎょぎょウオッチ」です。

先日開催された釣りフェスティバル2020横浜でも出展されていました。

センサー搭載ルアーというか、魚群探知機の小型版、ウエラブル版ですね。

釣りをしていて釣れない状況が続くと誰しも、「ほんとにここに魚がいるのか?」という疑念を抱くのではないでしょうか。

そんな疑念を持ちながら釣りをしていると、やがてモチベーションも下がってしまう。

という経験がありませんか?

この「ぎょぎょウオッチ」を使えば、そんな釣れない状況で抱く疑念に対して白黒をはっきりとつけてくれます。

また、魚はかけ上がり(水中の斜面)に沿って回遊しているとか、かけ上がりに魚が着いているのでかけ上がりがポイントです。

ということをよく聞きます。

ですが、初めて来た釣り場ではどこにかけ上がりがあるのかなんて分かるはずはありません。

そんな時にも「ぎょぎょウォッチ」を使えばどこにかけ上がりがあるかを確認することができます。

特に海と違って波がなく穏やかな湖でのトラウトルアーフィッシングにはもってこいの装置だと思います。

魚群探知機というと、海での船釣り、湖でのボート釣りをする人が利用するものというイメージがありますが、この「ぎょぎょウォッチ」は、ボート釣りだけでなく陸っぱりでも使えるのが魅力です。

値段もそんなに驚くほど高くはないので、ちょっと試してみたいかなという気がしています。

ウェアラブルスマート魚群探知機「ぎょぎょウォッチ」
ウェアラブルスマート魚群探知機「ぎょぎょウォッチ」

以上でITで進化を遂げる釣り関連アイテムのレポートは終わりですが、皆さんいかがでしたでしょうか?

今回取り上げた製品以外にも、まだまだITを活用した釣り関連アイテムはたくさんあると思いますので、また第2回でレポートしたいと思います。

それではまた別の記事でお会いしましょう。


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