今につながる日本史+α

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読売新聞編集委員  丸山淳一

『麒麟がくる』8月再開!高橋英樹さん 大河と信長を語る

 新型コロナの影響で放送休止中だった大河ドラマ麒麟がくる』が8月30日から再開される。これまで大河ドラマ9作に出演した高橋英樹さんのロングインタビューを2回に分けて読売新聞オンラインに掲載した。

 高橋さんと言えば『国盗り物語』で演じた織田信長(1534〜82)が有名だが、前編では信長以外の出演作についてじっくりと語ってくれた。他では読めないインタビューだと思う。

 

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インタビューに答える高橋さん

 大河ドラマの秘蔵写真も多数ご提供いただいたが、権利許諾の関係でここでは公開できない。読売新聞オンラインwebコラム「今につながる日本史」でご覧いただきたい。

読売新聞オンラインwebコラム本文

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大河9作に加え『坂の上の雲』も

 前編では大河ドラマのほかに、スペシャルドラマ『坂の上の雲』についてもたっぷりお話が聞けた。視聴していて涙腺が崩壊した「そこから旅順港が見えるか―っ」「見えまーす!丸見えでありまーす」というシーンを思い出すが、あのシーン、実は…という話も。

【前編に登場する高橋さんが演じた人物】

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 本能寺の変の黒幕、高橋説は…

 後編では、高橋さんが一番好きだという織田信長について、高橋さんならではの人物評価や、本能寺の変の原因、さらには『麒麟がくる』の染谷将太さんの信長像に対する評価についても聞いた。

 私は本能寺の変には黒幕は存在しないと思っているが、高橋さんが「謀反をそそのかした人物がいたのでは」という。その人物は『麒麟がくる』にも今度、登場する。これまでの戦国大河ではほとんど登場していなかったから、ひょっとすると……。

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演じる立場から史を見る

 高橋さんは来る役は拒まず、演じる前にはゆかりの地を訪れたり、本を読んだりして猛勉強するという。私は『国盗り物語』を見た後に山岡荘八の『織田信長』を読んで、「『国盗り物語』のあのシーン、司馬遼太郎の原作よりこっちに近いな」と思ったことが何度かあった。インタビューでその種明かしをされ、なるほど、そういうことだったのか、と納得した。

 高橋さんは日本刀を鑑る目も相当なものだ。さまざまな役で使ってきただけに、知識量も半端ではない。

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刀を見る目はもはやプロ。高橋さんの知識のすごさがわかる。今後もご活躍いただきたい。なお、高橋さんから直筆サインをいただいた。8月21日まで読者プレゼントの応募を受け付けている。

高橋英樹 #織田信長 #染谷将太

*後編公開にあわせ、7月22日に一部記述を書き足しました。

 

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