2020年2月25日の225予想
おはようございます。今朝のおめざめはいかがでしょうか。
昨日は2月とは思えないぽかぽか陽気で、近所の川津桜が良い具合に咲いていました。
さて、この週末の225は思わぬ下落に遭遇しており、2月25日7時半の時点で22207、先物ミニで22190相当、21日金曜日デイセッション引け値との比較だと1150円、イブニング比960円ほどの下落となっています。
おそらく原因は米国PMI悪化と思われ、追加緩和の催促的な売りではないかと推測します。
米30年債利回りが過去最低を更新 1.89%、PMI悪化で https://t.co/5YRowajwSb
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2020年2月21日
ちょうど土曜日に225の長期予測記事を書いた後で、ほぼ予想ストーリーの通りに進んでいいました。残念なのは悪いストーリーであったことだけです。
さて、これらを踏まえて本日のチャートチェックです。
まずは日足から。現在07:40です。
日足では22日の引けから390円の大きなギャップを空けて寄りついています。そして24、48日線を割り込み、長期の目安である96日線まで割り込んでおり、完全に下向きトレンドに入り込みました。これはしばらく続くと思われますが、現在の値は少し下にオーバーシュートであるため、本日はいったん下を見に行くものの若干の戻りが期待できます。だいたい22400~22750あたりでしょうか。
乖離チャートでも同様に下へのオーバーシュートで陰転サイクルを推移中ですから、次は陽転サイクルに向かうことでしょう。ただし日数がすこし必要かもしれません。
そして戻せたとしても、また再度売られる可能性が高いため、新たに買いポジションを取る場合はくれぐれも慎重にして、決して安いから等の安易な理由で入らない方が良いです。
次に60分足を見てみましょう。
20日23:15につけた23804を高値に切り返し、ずるずると売られ続けています。このときに24、48本線を割り込んで売りの形に。そして24日にギャップを空けて寄りつき、後は激しく売られています。乖離チャートでも同様に、ボラティリティが急激に広がり陰転サイクルを延長しつつ売られています。
この後の動きですが、ここまで激しく一方向に動くとチャートからは手がかりが不足して読み取ることができません。
では15分足を見てみます。
25日の米国時間03時に22082の安値をつけ、いったんは切り返すそぶりを見せていますが、引け後に再度売られています。15分足からはそこそこの下落速度で狭いボックス描きながら売られているのが解ります。これは大口主体がポジションを調整している際の動きであると想像しています。
現在は陰転サイクルから陽転サイクルに移行しているところ、この後東京時間寄り付きはいったん売られることを示していますが、実際は上下に動くものと思われます。15分足でもここまで売られると読み取りが難しくなります。
おそらく先物の寄り付きはギャップダウンでしばらく売り買い交錯、ザラ場寄り付きで現物もギャップダウンで寄り付き、若干先物が買われ、そして9時半、10時過ぎで新しい動きが出てくると思います。
ここまで下げると、個人投資家や小規模なファンドは損切り、ヘッジに動く事でしょうから、今日の午前中から午後にかけては激しい値動きになると思われます。腕に自信のある方以外は様子見が良いと思われます。
17:25 追記
今日も一日お疲れ様でした。225の底抜けは防げたようでなによりです。では今日も反省会です。
まずは60分足です。
東京時間が始まる直前のオセアニア時間あたりからにわかに買いが入りはじめ、前場で22745まで回復です。イブニング安値が22082ですから660円近くをいっきに上げてきました。これは想定外の強さでしたが、今朝の読みで示した22400~22750でなんとか当たりました。そして後場はいつもの東京市場でボックス入りです。
乖離チャートでも陽転サイクル入りで、次は陰転サイクル。モメンタムも4時間後くらいに下を向き出しそうですから、ここからはボックスか若干売られて陰転サイクル入り、米国時間で新しいトレンドが出てくる感じでしょうか。
15分足もみてみましょう。
やはり前場の高値を取った後は頭を押さえられている感じでモメンタムも頭打ち、乖離チャートも陽転サイクルを力無く推移中でレンジが狭まりつつあります。モメンタムで下げのシグナルが出ています。この後は下方向の可能性があります。やはり米国時間まではさえない値動きとなりそうです。
ではまた明日も生き残りましょう。