ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年2月27日の225予想

おはようございます。今日は気持ち良く晴れましたね。週末はまた寒くなるらしいので体調を崩さないように気をつけましょう。

 

さて、昨晩の夜間取引から米国時間ですが、18時に底値をつけてから反転し米国時間寄りからしばらくは強さを保っていましたが、01:00前から突然崩れだし、現在は昨晩の安値付近まで戻しています。

 

ではチャートチェックです。ただいま07:40です。

 

まずは日足から。本日からチャート構成を少し変えています。

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日足ではやはり24日の長大陰線のおかげで一気にトレンドとモメンタムが下向きを強め、そのまま継続した状態です。これでは市場のセンチメントも相当悪化しているでしょうから、よほどの材料が無い限りは切り返せないように思えます。

 

乖離チャートでもバンドが広がっており、また陰転サイクルから抜け出すのにはそれなりに時間が必要そうです。

 

60分足をみてみます。

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昨晩18:00の上下ひげ陽線でなんとか切り返せそうな形に持って行きましたが、やはり00:00から崩されていることが解ります。ただし、ざっとチャートを見た限りでは、昨晩の動きもボックスであることが解ります。乖離チャートからも同様にボックスの動きが読み取れます。

 

この後の東京時間はいつものように前場で上下に小動き。200円幅程度はでるかもしれませんが、ボックスの範疇でしょう。そして後場はさらに狭いボックスです。どこでトレンドがでるのか予想もつきません。

 

次に15分足です。

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こちらも60分足と同様です。若干モメンタムが下向き方向を示しています。60分足、15分足でどちらも下向きのシグナルが出た後ですので、もう少し下のトレンドが続く可能性があります。

 

ただし乖離チャートでは陰転サイクルに入ってそれなりの時間が経過していることから、いったんは小規模な反発が見込めます。おそらく東京時間の寄りは買いが入るでしょう。その後は良く読めませんが、最近のパターンから売り崩しが入ってくる可能性を考慮した方が良いと思います。

 

スーパーチューズデーである3月3日あたりまで、売り買いどちらも仕掛けが入る可能性がありますので、短期スキャルで取れる兵以外は手出し無用かもしれません。おそらくストップを入れても狩られるだけだと思います。

 

それでは本日も生き残りましょう。

 

16:55 追記

今日も一日おつかれさまでした。恒例の反省会です。

 

連日厳しい値動きが続きます。やはり今日も売り崩されてしまい、22000を割ってしまいました。

 

60分足からみてみましょう。

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寄り付きは米国時間の引けとほぼおなじ水準で、寄り付き後に少し売りが出たものの、すぐに切り返す動きでした。本日は08:30からトランプ大統領による新型コロナウイルス感染拡大に関する会見が開かれましたので、これを受けての動きかと思われます。

 

雰囲気が変わったのが寄りつき09:00から。22270まで戻した後、連続的な売りが入ってきました。買い支えも入っていたのですが売り圧力が弱まらず徐々に値を崩し、14:00前には21835まで売られてしまいます。引けにかけで若干もどしたものの力強さはありません。

 

モメンタムチャートでは60分足でトレンド延長の形になってますので、雰囲気はかなり悪くなったと言えるでしょう。乖離チャートはこれから陽転サイクルに向かいますがそれほどの力強さはありません。16:55の時点で22060あたりまで回復していますが、この後はダラダラ下げると予想します。

 

15分足もみてみます。

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こちらも米国時間の00:00時から続く売りを引き継ぐ格好で東京時間も売られたことがわかります。今朝のの予測では東京時間に多少の反発があるだろう事を予想していましたが、売り圧力が勝った形になります。モメンタムは引けまで下向き、現在は若干戻していますが、乖離チャートで陽転サイクルを推移中ですので、この後は下げると予想します。

 

そして問題はこれから始まる欧州、米国時間です。この弱さを引き継いで欧州も荒れる展開が予想されます。やはりしばらくは様子見が良いでしょう。

 

ではまた明日も生き残りましょう。