ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年3月30日の225予想

おはようございます。昨日の東京方面は思わぬ雪模様に見舞われ、真冬に逆戻りしたかのような寒い一日でした。季節の変わり目なのでしょう。今週はきっと暖かい日が帰ってくるものと思われます。

 

 

さて、先週末のNYダウは$-915の$21636とまた$1000近い幅で下落しています。コロナウイルスの感染拡大に対する懸念と指数の悪化により下げたとの報道ですが、チャートを見たところ引けにかけて高値を取った後に売り込まれてますので、思惑による下げか、どこか大口のファンドが飛んだのではないか等と考えています。

 

では今日もチャートをチェックしてみましょう。ただいま08:05。まずは日足から。

f:id:hebitsukai2283:20200330080554p:plain

先のNYダウの下げに合わせて225も下げていますが、下げ幅はそれほどでもなく300ほどで18770あたりでした。しかし今朝のオセアニア時間オープンでGD寄り付き18360まで下げています。

 

金曜日夜の予想では若干の下げとしていましたが、あいかわらずボラティリティの大きい日々が続きます。日足ではこれでも平和な値動きに見えますから、慣れというのは恐ろしいものです。

daniel-jp.hatenablog.com

 

チャート上ではいまだにモメンタムの上を、乖離チャートでは陽転サイクル推移中ですが、どちらもそろそろ垂れて来そうな気配を感じます。いったん上げすぎたので調整の範囲内でしょう。おそらく17700あたりまでの下げは想定しておくべきでしょう。

 

さすがに値幅の大きい下落なだけにそう簡単には収束しそうにありません。おそらくは夏頃まで引きずると思われます。

 

次に60分足です。

f:id:hebitsukai2283:20200330081431p:plain

モメンタム、乖離チャートどちらも、いずれにせよ下げるしか無いといった形でしたが、今朝のGDによりまた形が悪くなっています。特に乖離チャートでシグナルとMAの差が広がっています。これが収束するには数時間は必要でしょう。

 

変化点は12時過ぎ。ここに向けてチャートを作っていくはずです。いったんここから反発して18600あたりまで戻しそうに見えますが、その後は冴えない値動きになりそうです。とはいえ、東京市場公的資金による介入があるのと、年度末による買い思惑も入ってきますから、一気に19000あたりまで買い上げられる可能性もあります。ただし大きく戻しても、また売られていく結果になると予想しています。

 

15分足です。

f:id:hebitsukai2283:20200330081928p:plain

15分足ではGDの影響によりチャートが崩れてしまいました。それでも無理矢理読み取るなら、10:00頃に変化点が見えますので、ちょうどモメンタムが切り替わってるあたりに向けて収束の動き、15:00あたりで次の方向性が見えてくるはずです。

 

乖離チャートでは下へのオーバーシュート気味ですから、この後はいったん戻り。とはいってもそれほどの値幅は出ないと思います。

 

ここからは、ちょっと可能性が低いのですが、もし今日中に19000を越えるほどの介入があれば、いったんトレンドは上を向き出しますが、それはそれでチャートが崩れて不自然です。どちらかといえば18300~18700あたりのボックスを予想しますが、ちょっと読み取り辛いです。

 

あいかわらず厳しい値動きの日々ですが今週も生き残りましょう。

 

18:20 反省会

本日もお疲れ様でした。今日もなかなか激しい値動きとなりました。

f:id:hebitsukai2283:20200330181834p:plain

終わってみれば安値18380~19020となかなか広い値幅です。動きの方向性はだいたい今朝の見立てどおりだったのではないでしょうか。ただ来ないだろうと思っていた上値の予想も当たっていて、なんとも複雑な心境です。14:00頃から、おそらく公的資金と配当金による再投資の買いなどが入ってきたものと思われ、チャートを見てもわかるとおり買いが停まるとすぐに売り崩されており、チャートが崩れるほどの影響にはなりませんでした。

 

さてここからの動きですが17:30頃に変化点を通過します。ここで切り返せば少し値が軽くなり18800あたりを狙える動きになるでしょう。現時点では上の可能性が高いと思います。そして今晩の米国市場に繋がるのですが、やはりコロナウイルス感染拡大の影響が大きく、始まってみないと分からないといった感想です。おそらくですが、いったん上を目指した動きがでるものの、引けにかけて売られる展開なのではないでしょうか。

 

さて、また今週も厳しい日々が続くことでしょう。いっそう気を引き締めてトレードに臨みましょう。