大河ドラマは歴史が長いし、名作ぞろいだから、「名場面スペシャル」はすごく面白いものになる。テーマとか、特定の人物を演じた役者の共演は見どころ十分で興味深かった。
しかし、改めてみると戦国時代だけでもこんなに何度もやってたんだな、と思う。それはそれでいいのかも知れない。桶狭間を、川中島を、本能寺を、関ヶ原を、手を変え品を変え、何度も何度も演じていくというのは、ありなのかも知れない。毎年必ず「生まれて初めて大河ドラマを見る人」というのが必ずいるわけだし。
しかし、一般の人には知られていないけど日本史上で重要な役割を果たした人というのは、もっと大勢いるのではないか。そういう人に光を当てていくのも、大河ドラマの重要な役割ではないのか、とも思うのだ。
来年は渋沢栄一、再来年は北条義時だそうだから、そのあたりはわかっているのかも知れないが。
(2020/1/18 記)