ナースの日記

こんにちは

今日は９３歳の女性について書きますね。

この方は前回診察時に足がむくんでいるということで来れれました。

レントゲンを撮ると胸に水が溜まっている心不全じゃないかなと思われましたが先生は癌性のものかもしれないということでＣＴと心臓のエコーをしました。

ＣＴでは甲状腺がんがありましたがそれより、エコーで大動脈弁狭窄症が見つかりました。

最近岸辺一徳さんがＣＭしているあの弁膜症です。

弁膜症は息苦しい、胸が苦しいなどの症状がでてきます。

弁がうまく動いていないため心臓に水が溜まり心不全状態になります。

この女性もこの弁膜症で足に水が溜まったり、胸に水が溜まっていたんだとわかりました。

でも、この女性は今日は家族長男と嫁が一緒に来ていていました。

先生から治療は手術しかありません。

手術はどうしますかと言われましたが高齢で認知症もあるので本人が苦しくないようにしてあげたいです。

と言われて対処方法の利尿剤の処方にのみになりました。

かかりつけの開業医にお返事を書くのでお薬がなくなるまでに先生のところに行って何かあればまた来て下さいということになりました。

高齢で手術はかなりのリスクもあり手術することで寿命を縮める恐れもあるのでいい判断だと思います。

弁膜症は高齢になると軽度はほとんどの方がなっている病気であり軽度、中等度、重症度とあり程度により手術という形になります。

岸辺一徳さんが言っているように息苦しい、胸が苦しいと症状があれば早めに病院で診てもらうことをおススメします。

今日もこんな感じで仕事が終わりました。




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