宅建合格に役立つ話 不動産

不動産 宅建試験 あなたが落ちる理由 3/3 本は破るもの

父にもあなたにも、本は1ページ目から読むという

ちょっとやそっとじゃぬきがたい習慣があります。
      
父も普段、本は1ページ目からよんでますよ(笑)

 

でもこれが、テキストや問題集となるとどうなりますか。

 

表紙のキャッチコピーを読んで、帯を読んで、まえがき読んで、

本書の使い方とか読んでやっと1問目。

 

たいていのテキストや過去問には

最初の100ページくらいは民法がずら~と並んでいます。

 

民法って、宅建を初めて勉強する人にとって、

もっとも難解な分野です。

 

初めて勉強する人だけじゃなく、

宅建全体を通してみても最も奥の深い分野ですね。

いうなれば、スーパーマリオのボスキャラ・クッパが、

1-1のクリボー的に続出するんです。

 

父もかつて通勤電車で、

一問目「善意の第三者がむにゃむにゃ」と出てきた時点で、

強烈な眠気が襲ってきたのを鮮明に覚えています。

 

そこで、たいていの人は、一度本を閉じてしまいます。よね?

 

民法の次の分野の問題に突入できるのは、だいぶ先。
ゆけどもゆけども民法ですからね。

 

しばらくして、また本を開く気になったら、

またまえがき読んで、本書の使い方読んで、って(笑)

 

身に覚えありませんか?

日本史で一番読みこんだのは石器時代、みたいな。

近現代史よりも、石器時代のページを読んだ回数のほうが多いと思います。

 

それは何故か?

 

近現代史よりも石器時代に興味があったから

 

なわけないですよ。

 

石器時代が教科書の最初に載ってただけです。

 

父には鮮やかにイメージできます。
 
大多数の人が

「宅建勉強するぞ!」と意気込みながら、

いきなりクッパである民法にやられて意気消沈しているのを。

 

解決策はただ1つ、民法以外のところから取り組みましょうよ(笑)

 

1ページ目から取り組まなければいけない、という固定観念を捨てましょう。

 

いや、私はチャレンジャーなんですという方は

どうぞ民法を制圧して下さい。

というか、当ブログがお役に立てることはなさそうですけど。

 

1ページ目からやらない。

好きなところからやる、という自由を、是非活用してください。

 

ちなみに父は

表紙カバーやまえがきや本書の使い方のページは破って捨てます

 

点数に繋がらない文章を何度も読む時間が

心底もったいないと思いますから。

 

それを見た妻は、

「私、本を破ったことないわ~」と呟いたけれど。

 

あなたには是非、本を破ることもオススメします!

目的は最短で試験に合格することであって

問題集やテキストをきれいに使うことでは断じてありません。

 

ではまた。

 

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