蒲生邸事件 (文春文庫)
宮部 みゆき
文藝春秋
2000-10-06

SFミステリー?ミステリーSF?でした。時間を移動できる能力者に巻き込まれた受験生が主人公です。主人公は私と同年代と言ってよく、また親の学歴が中卒で学歴にコンプレックスがあることなども同じで親近感が持てました。この作品は日本SF大賞を受賞しているようです。よくできたお話だったと思います。
我が家の猫たちの食事を無制限な状態から決まった量を決まった時間に食べさせる制限給餌に切り替えようと努力していますがなかなかうまく行きません。11歳の老猫ツブと子猫のテラとでは与える食事が違っています。これを交差させないために食事中は私が見張っている必要があり、それにとられる時間が掛かりすぎていて非常に重い負担となっています。私は出社する時は7時前には会社に到着する電車で出掛けます。そこから逆算して猫たちの食事に立ち会う時間をとれるようにすると、朝は5時には起き出していなければなりません。夜も帰宅後ほとんどの時間を猫たちのために費やしています。これでは生活のリズムが崩れる懸念があります。私の場合、睡眠を十分にとれないと鬱々としてきてしまうので危険です。自分の体調を整えつつ猫達の食事の管理も行うのは無理があるのかもしれません。
また、猫たちの食事量にも問題があります。限られた時間内では食べられる量が少なくなってしまうのです。ツブはメタボ体型なのでこの際ダイエットになってよいかもしれませんが、成長期にあるテラには十分な食事を食べさせなくてはなりません。ですが、テラはキャットフードメーカーの推奨量を食べてくれません。スマートな体型を維持できるのはよいことかもしれませんが、発育に影響が出るのではないかと心配です。私がいない間はテラだけ別の部屋に隔離して、食事を無制限給与にすることもできなくはないのですがツブとテラの交流を邪魔するようで実施したくはありません。テラの体重は毎日量っていて確実に成長していることは確認できてはいます。でも標準的な体重とされる4か月齢で約2kgには届きそうにありません。そんなこんなで、まあ、ぐだぐだになってしまうかもしれませんが、猫たちの健やかな成長と健康の維持には必須ですので制限給餌は今後も続けます。少々の不具合には目をつぶることにして。



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